『永沢君』のみの登場人物
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堀 こずえ 永沢も認めるほどの清楚な美人。 野口を「のぐちん」とあだ名で呼ぶほど仲が良い。花輪のことが好きだが修学旅行以来、藤木のことが気になっている。藤木にバレンタインにチョコを渡したK・Hの可能性がある。 平井 やすあき 第3話から登場。 リーゼントがトレードマーク。シンナーやタバコ、万引きや飲酒も平気で行い、暴走族にも入隊している。永沢には「本物の不良」として、憧れを抱かれる。 かなり短気で喧嘩っ早く、気に入らない相手に対しては理非を問わず容赦しない。腕っぷしも強く、体重86kgの小杉を数メートル殴り飛ばすほど。一方で、高齢者の手を引き横断歩道を渡るという優しい一面もある。また、藤木がラジオ番組に投稿する予定のギャグを聞いて笑い、素直に褒めた事もある。実は堀こずえが好きだが、野口に好かれている。前述通りかなりの素行不良であるが、学業成績はいい方である(少なくとも後述の4人や藤木よりもテストの点数は高い)。 別作品の『コジコジ』では一話だけ登場。アニメ版にも登場している(声 - 森訓久)。卒業後、高校進学せず飲食店に就職した。 倉田 一人前に眼鏡をかけているが、先生に眼鏡はゴミ箱に捨てろと罵倒されるほど頭が悪く暗記も苦手。また、修学旅行の班決めでは永沢、藤木、小杉に対して「4人だから、誰か一人捨てて俺たち(倉田と川口)と組めばいい」と言い放つなど性格も非常に悪く、おまけに小杉よりも何十倍も愚鈍。 川口 倉田とは仲良し。倉田に負けないほど頭と性格が悪い。 ゲヘ いつも「ゲヘゲヘ」と笑うスケベな男。 城ヶ崎のことが好きだが、彼女からは見下されて嫌われている。カツヤンとは仲良し。下品というだけで倉田や川口ほど性悪ではなく、照れ屋の一面もある。4コマ版では、永沢は彼から時々エロ本を借りており(藤木・小杉には、この件は隠している)、このためにゲヘと縁を切れない、ゲヘからの頼みを断れない、などの影響も生じている。 カツヤン ゲヘと仲が良い。成績は悪いが勘が鋭く、親切で人当りが良い。 単行本には書き下ろし作品『ゲヘとカツヤン』が掲載されていた。さくらももこは本作の特集ページ内で、「ゲヘか倉田かカツヤンの中で誰かと結婚しろと言われたら、迷うがカツヤンがいい」と語っている。 平岡くさよ 作中で存在が語られる女子生徒。 吹き出しに1コマだけ登場しており、不美人な容貌をしている。永沢は藤木にバレンタインデーチョコを送った「K・H」は彼女ではないかと確信しており、小杉もその意見に同意したため、藤木は全く羨まれなかった。 サッちゃん 第13話に登場。永沢のいとこで、同い年の女子。永沢とは別の中学校に通う。 テニス部の主将で、色黒の肌(日焼けのため)に短髪、眼鏡の姿をしている。永沢は密かに好意を持っていた様子。父親(永沢から見ると叔父)と5年ぶりに永沢家を訪ねたが、予想と全く違う容姿の変貌ぶりに、永沢親子はショックを受けた。永沢の弟の太郎曰く「男に似てる」とのこと。 木下君 第10話から登場する2枚目の男子生徒。苗字のみ4コマ版で判明。 城ヶ崎とは、恋人同士ではないが「姫」と呼ぶなど仲は良い。(永沢への)歪んだ恋愛願望を覗かせる彼女を案じている。 ヤッコ 第10話に登場。本名は不明。 城ヶ崎のクラスメイトで、整った顔立ちをした黒髪の女子生徒。漫画版『ひとりずもう』の高校編にも、同じ愛称の女子が名前だけ登場しているが、彼女と同一人物かどうか(ももこ(まる子)達と同じ高校に進学したかどうか)は不明。 天狗メラニー 「永沢君の詳細」に登場(4コマ版では名前のみ登場)。霊媒師だが、実態は高額な皿を売りつける霊感商人。 4コマ版(永沢が成長した時期)でも霊感商人として健在で、永沢の母には未だトラウマとなっている。 マイケル 「永沢君の詳細」にのみ登場。 永沢の幼少期に、永沢の母がエアメールで文通していた外国人男性。後に来日した際に偶然彼女と出会い、密会するようになる。ヒッピーになりたいという夢を抱いているが、同行を彼女に断られたため関係は終了した。
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