『永遠のこどもたち』(2007)
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「フアン・アントニオ・バヨナ」の記事における「『永遠のこどもたち』(2007)」の解説
2004年には短編映画『7337』のセルヒオ・G・サンチェス(英語版)に会い、バヨナ初の長編映画となる『永遠のこどもたち』の脚本を依頼した。この作品を製作するためには大きな予算を獲得する必要があったが、ギレルモ・デル・トロが共同製作(デル・トロが製作総指揮)を申し出てバヨナを支援した。『永遠のこどもたち』は2007年5月20日のカンヌ国際映画祭でプレミア上映され、観客の拍手は10分間も続いた。スペインでは2007年10月11日に350スクリーンで劇場公開され、公開開始から4日間で830万ドルもの興行収入を得た。公開週の興行収入としてはスペイン歴代2位となり、『パンズ・ラビリンス』をしのいで2007年最高の興行収入を記録した。2008年(2007年度)のゴヤ賞では新人監督賞と作品賞にノミネートされ、新人監督賞を受賞した。2008年度のヨーロッパ映画賞では作品賞を含む4部門にノミネートされている。アメリカ映画『エクリプス/トワイライト・サーガ』の監督候補にも挙げられたが、バヨナ自身はこの作品に興味を持たず、結局イギリス人のデヴィッド・スレイドが監督している。
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