「能登」の登場
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EF62形+14系客車時代の「能登」(1989年頃 高崎線 新町駅 - 神保原駅間) 20系「北陸」(1977年 金沢駅) 1975年3月10日:ダイヤ改正により次のように変更。「北陸」が特急列車化され、1往復になる。 上野駅 - 金沢駅間(上越線経由)で「能登」が運転開始。スハ43系客車・10系客車・スロ62形客車が主に使用され、スニ41形も併結されていた。 1978年9月30日:「北陸」は20系客車から14系客車に変更される。 1982年11月15日:上越新幹線開通によるダイヤ改正により、次のように変更(1982年11月15日国鉄ダイヤ改正)。「能登」は上越線経由から信越本線経由に変更。座席車・寝台車を混成した14系客車で運転され、マニ50形荷物車も連結。車両は金沢運転所が担当。 「越前」が廃止される。 「北陸」は上野駅 - 長岡駅の牽引機関車がEF58形からEF64形1000番台に変更。 1985年3月14日:「能登」の車両の担当を金沢運転所から尾久客車区(現在の尾久車両センター)へ移管。 1986年11月1日:小荷物輸送の全面廃止により、「能登」から荷物車の連結を終了する。 1987年4月1日:国鉄分割民営化により「能登」「北陸」が東日本旅客鉄道(JR東日本)の担当となる。以後1993年の電車化までJR東日本が車両を担当。「北陸」に「シングルデラックス」(オロネ14形700番台)や「ソロ」、シャワー室(スハネ14形)付き車両が登場。下り列車のみチェックアウトサービスを実施。 「能登」の民営化時の乗車率はJR西日本広報部によると5割程度であった。 1990年3月10日ダイヤ改正での編成北陸 ← 上野・金沢 長岡 → 号車1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 座席 B B1 A1 B1 B B1 B 車両形式スハネフ14形 スハネ14形700番台 オロネ14形700番台 スハネ14形750番台 スハネフ14形 スハネ14形750番台 オハネ14形 スハネフ14形 凡例 A1=A寝台1人用個室「シングルデラックス」 B1=B寝台1人用個室「ソロ」 B=開放式B寝台 =禁煙席 1989年3月11日:「北陸」に「シングルデラックス」(オロネ14形700番台)や「ソロ」、シャワー室(スハネ14形)を連結。下り列車のみチェックアウトサービスを実施。7月 - 1992年:「能登」が快速「のと朝市号」の名称で、観光シーズンのみ七尾線七尾駅まで、秋には輪島駅まで延長運転を行う。14系寝台車3両と14系座席車1両の編成で、牽引機はDE10形を使用。 1990年3月10日:「北陸」のソロを、2両から5両に増車。12両編成のうち半分の6両が個室車両となる。 1991年3月15日:「防犯上」などの理由で、「北陸」のチェックアウトサービスの取扱が終了する。
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「能登」の登場
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1975年3月10日:季節夜行急行「北陸1号」(客車)を寝台特急に格上げし定期化、寝台特急「北陸」とする。定期夜行急行「北陸2号」は名称を「能登」に変更。「能登」にはスハ43系客車・10系客車・スロ62形客車をおもに使用し、スニ41形も併結。 1982年11月15日:上越新幹線開通によるダイヤ改正(1982年11月15日国鉄ダイヤ改正)により、上越線経由から信越本線経由に変更(実質的には、前述の信越本線経由で上野駅 - 福井駅間を運行していた「越前」の「能登」への改称および運行区間が金沢駅までの短縮化)。座席車・寝台車を混成した14系客車で運転され、マニ50形荷物車も連結。車両は金沢運転所が担当。 1985年3月14日 :車両の担当を金沢運転所から尾久客車区(現在の尾久車両センター)へ移管。 1986年11月1日:小荷物輸送の全面廃止により、荷物車の連結を終了する。 1987年3月31日: 国鉄最後の日に金沢発定期列車の続行で489系による救済臨時列車が運転された。 1987年4月1日:国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道(JR東日本)の担当となる。以後1993年の電車化までJR東日本が車両を担当。「能登」の民営化時の乗車率はJR西日本広報部によると5割程度であった。 1989年7月 - 1992年:「能登」が快速「のと朝市号」の名称で、観光シーズンのみ七尾線七尾駅まで、秋には輪島駅(1991年のと鉄道七尾線に移管後、2001年廃止)まで延長運転を行う。14系寝台車3両と14系座席車1両の編成で、牽引機はDE10形ディーゼル機関車を使用。
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