「能登路」用ロマンスカー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/12 01:25 UTC 版)
「ゴールデンエクスプレスアストル」の記事における「「能登路」用ロマンスカー」の解説
1980年7月、金沢鉄道管理局では、能登半島観光客の輸送増を目的として、キハ28 2049をロマンスカーに改造した。 座席は新幹線0系の普通車の廃車によって生じた転換クロスシートに取り替え、床には絨毯を敷き、客室の前後に50インチビデオスクリーンを設置し、側壁面にサイドスピーカー24個を取り付けた。定員は44名となった。外観上の変化としては客室後位寄りの窓1枚を小型化し、戸袋窓脇にシンボルマークを入れ、冷房装置を1台撤去して6台としたが、塗色については当時は規制が厳しかったため従前の気動車急行色のままとされた。 運行開始当初は「能登路」の指定席車両として使用されたが、国鉄末期にはビデオの放映が中止され、他のキハ58系と共通運用となっていた。
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