「みなとみらい号」
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「みなとみらい号」の記事における「「みなとみらい号」」の解説
2004年8月22日の運転分より「横浜みらい号」から「みなとみらい号」に改称するとともに、ヘッドマークのデザインをそのままにして文字を「横浜みらい号」から「みなとみらい号」に変更した。また停車駅も変更され、東横線・みなとみらい線内が急行運転となった。 さらに同年12月23日からは都営三田線高島平から、同月25日には埼玉高速鉄道線浦和美園からの直通運転がそれぞれ開始されるが、特筆されるのは、この2線からの乗り入れ車両が横浜高速鉄道の本来の相互直通先ではない車両(前者:都営6300形、後者〈当時〉:埼玉高速2000系)を使用していることである。両列車ともに吸盤取り付け式のヘッドマークが用意され、高島平発着のものと浦和美園発着のものでは図柄が異なる。なお、以前にも2003年7月20日に埼玉高速鉄道線浦和美園から東急東横線桜木町まで「横浜みなと祭花火号」を運転していたことがある。使用車両は東急3000系。この時は桜木町行のプレートを掲出した。 2005年(平成17年)以降は、おおむね1 - 3か月に一度の割合で各線より運転され、特にみなとみらい線開業月の2月を筆頭に春の大型連休、夏休み、クリスマス期間に運転される機会が多い。なお、同年7月17日には横浜みなと祭国際花火大会の開催に併せて初の試みとして北千住・高島平・浦和美園から3種同時に(東横線・みなとみらい線内は15分間隔で)「みなとみらい号」が運転された(2006年・2008年にも実施)。なお、同催事が雨天などで運転日に実施できない場合は東京湾大華火祭直通臨時列車( - 2006年)と同様に予備日には運転されないことになっているが、東急東横線内の臨時ダイヤは実施される。ただし、これは片道(往路)のみの運転で、復路は回送列車として運行された。また、この日より北千住発着列車のヘッドマークが前後で異なる新様式となった(2007年は開催日の7月15日が台風4号の接近に伴い中止となり、予備日だった翌16日も運休)。また、2006年(平成18年)2月4日にも2回目の3種同時運転が行われたが、これは横浜高速鉄道みなとみらい線の2周年記念イベントの一環である。なお、この運転より北千住発の「みなとみらい号」のヘッドマークが再度変更され、横長の小型のものになった。 2007年(平成19年)は後述するイベントの関連で通常のヘッドマークと異なり、2月 - 3月上旬運転分は『ドラえもん』、4月中旬 - 5月上旬運転分は『アンパンマン』の特製ヘッドマークを掲出した。また、後者で初めてみなとみらい線内を各駅停車で運転したことで、通常急行が停車しない新高島駅(横浜アンパンマンこどもミュージアム下車駅)にも停車した。同年7月 - 8月運転分以降も同駅に停車している。なお、2007年7月から浦和美園発の列車の車種が埼玉高速2000系から東急5080系に変更された(ただし7月15日分は運転中止)。また高島平・浦和美園両発着列車のヘッドマークが新しくなり、前者は吸盤取り付けから外付け(使用車両の都営6300形も写っている)に、後者は車種変更によりステッカーから吸盤取り付けにそれぞれ改められている。また、同年10月にもイベント関連で運転されていたが、この回では通常のヘッドマークが装着されていた。 2008年(平成20年)6月22日に目黒線武蔵小杉 - 日吉間が延長されたことで運行規模が若干縮小され、同年7月運行分からは上り列車の設定がなくなって3方向からの下り列車のみとなった。高島平発と浦和美園発は通常急行が停車しない元住吉駅に停車して特急を待避するように設定されたため、目黒線の日吉駅延長後も田園調布駅での転線が継続された。東横線・みなとみらい線内は約30分間隔で運行される。12月23日の運転では横浜での夜景観賞をターゲットとして、3方向同日運行ながら運行時間帯が午後にシフトされている。 2009年(平成21年)7月25日の運行分よりヘッドマークのデザインが変更され、それまで各社局で違っていたものが行先部分を除き統一された。12月23日の運転では前年に引き続いて午後に運行、東横線・みなとみらい線内は約60分間隔で運行された。 2011年(平成23年)12月24日の運行を最後に、翌年以降は臨時列車が設定されていない。
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