台風第4号
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/25 20:50 UTC 版)
台風第4号(たいふうだい4ごう)もしくは 台風4号(たいふう4ごう)は、その年の4番目に発生した台風の名称。
過去の主な台風4号
- フェイ台風(昭和24年台風第4号)- 1949年(昭和24年)7月11日に発生した台風。国際名は「Faye(フェイ)」。
- 昭和36年台風第4号 - 1961年(昭和36年)5月22日に発生した台風。国際名は「Betty(ベティ)」。台湾に上陸後、温帯低気圧に変わり、朝鮮半島を通過し、日本海を経て北海道を通過した。東北から北海道地方に暴風雨による被害をもたらしたほかフェーン現象を招き、青森県八戸市、岩手県新里村などで大規模な火災が発生している[1]。
- 昭和41年台風第4号 - 1966年(昭和41年)6月23日に発生した台風。国際名は「Kit(キット)」。
- 平成5年台風第4号 - 1993年(平成5年)7月20日に発生した台風。国際名は「Nathan(ネイサン)」。
- 平成10年台風第4号 - 1998年(平成10年)8月25日に発生した台風。国際名は「Rex(レックス)」。
- 平成15年台風第4号 - 2003年(平成15年)5月26日に発生した台風。アジア名は「Linfa(リンファ)」。
- 平成16年台風第4号 - 2004年(平成16年)6月6日に発生した台風。アジア名は「Conson(コンソン)」。
- 平成18年台風第4号 - 2006年(平成18年)7月9日に発生した台風。アジア名は「Bilis(ビリス)」。
- 平成19年台風第4号 - 2007年(平成19年)7月9日に発生した台風。アジア名は「Man-yi(マンニィ)」。
- 平成24年台風第4号 - 2012年(平成24年)6月13日に発生した台風。アジア名は「Guchol(グチョル)」。
- 平成25年台風第4号 - 2013年(平成25年)6月18日に発生した台風。アジア名は「Leepi(リーピ)」。
- 平成27年台風第4号 - 2015年(平成27年)3月28日に発生した台風。アジア名は「Maysak(メイサーク)」。
備考
1951年の統計開始以降、最も早い日時に発生した台風4号は1965年の4号(3月7日に発生)[2]、最も遅い日時に発生した4号は1998年の4号(8月25日に発生)となっている[3]。
脚注
- ^ 日外アソシエーツ編集部 編『日本災害史事典 1868-2009』日外アソシエーツ、2010年9月27日、152頁。ISBN 9784816922749。
- ^ “デジタル台風:台風リスト”. agora.ex.nii.ac.jp. 2020年7月6日閲覧。
- ^ “デジタル台風:台風リスト”. agora.ex.nii.ac.jp. 2020年7月6日閲覧。
台風4号(コンソン)
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「2004年の台風」の記事における「台風4号(コンソン)」の解説
200404・07W・フランク 詳細は「平成16年台風第4号」を参照 6月6日にフィリピン西方の南シナ海で発生し、アジア名「コンソン(Conson)」と命名された。命名国はベトナムで、歴史的な観光地の名前に由来する。また、フィリピン大気地球物理天文局はこの台風について、フィリピン名「フランク(Frank)」と命名した。台風はルソン海峡を北上し、北東方向に進み続け、石垣島から宮古島、沖縄本島と、沖縄県を縦断するコースを進んだ。そして6月11日16時頃に高知県室戸市付近に上陸。1951年の統計開始以降で5番目に、日本への上陸日時が(一年の中で)早い台風となった。台風は上陸後間もなく温帯低気圧に変わったが、土砂崩壊のほか、飛行機の欠航や列車の徐行運転など、交通機関などにも影響が及ぼされた。また、室戸市沖では39.1m/sの風速を記録した。
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