'95秘密〜
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 02:32 UTC 版)
小沼 シュウ(こぬま しゅう) 演 - 宮沢りえ 1975年7月生まれ。五歳の時、実父誠一が炭鉱事故で死亡。或いは5歳の時に父小沼周吉は炭鉱事故でケガをし、中一の時離婚とする資料もある。兄敬はサケ・マス漁の公開中の事故により死亡。母光子は日下義雄と1989年に再婚。1991年上砂川市東中学校卒業後叔母の知り合いを頼って上京。高円寺の木村ベーカリーへ勤める。北海道に戻るが義父との折り合いが悪く、家を出て富良野のつるや金物屋に勤め始める。間違って捨ててしまった柱時計を純が返しに行ったのをきっかけで知り合い、その後純と交際するようになる。かつてアダルトビデオに出演したことがあり、そのことで一時は純と確執もあった。五郎は彼女のことをいたく気に入っていて、純に内緒で一緒に露天風呂に入ってしまったこともある。「時代」では純を父親らに紹介するが、その直後に上砂川の実家に帰されてしまい、父の経営するコンビニエンスストアーで働くこととなる。純が意地を張りシュウへの連絡を我慢したことで関係が自然消滅しかけるが、五郎が螢の結婚をシュウに相談するため上砂川を訪れ、その際に純の真意を伝える。螢の子供の事を雪子から相談された純が悶々としていたクリスマスに富良野を訪れて純と再会。プレゼントとして日記を手渡し、一夜を共にする。日記には純と逢えない間のシュウの赤裸々な寂しさが綴られていた。純が雪子の店でシュウへのお返しを選んでいたとき、五郎から草太の訃報が届く。手伝いを断った自分のせいで草太が死んだと落胆する純の気持ちを察した五郎がシュウに連絡し、「しばらく側に居てやってくれ」と伝え、父親の運転で草太の通夜に駆けつける。その席で螢とは初めて対面した。だが、螢と正吉の結婚式には純の配慮で呼ばれなかった。純と結婚目前だったが、牧場の倒産劇にシュウを巻き込むまいとした純はシュウには行き先を告げず富良野を去った。「秘密」で五郎を訪ね、その際に神戸在住の男性との結婚を報告。実は何度も富良野を訪れていながら、純の苦しい心情を察して思いとどまり、一番辛い時期に側に居てあげられなかったと泣く。五郎から純の所在を聞きだそうとしたが五郎は頑なに口を閉ざし、五郎が手紙を転送するぐらいは出来ると伝えたため純への手紙を託す。手紙には純を想い続けていたが来月結婚すると綴られており、純は涙ながらに読んだ後にストーブにくべた。 黒木夫人 演 - 大竹しのぶ 螢の不倫相手、黒木光彦の妻。螢が実習で働いていたとき蛍を担当した北部大附属病院の看護婦長(ママ)。夫と螢の所在を聞くため、五郎の元を訪れる。 黒木光彦 演 - なし 画面には登場せず。「秘密」では「43歳8か月」と螢の口から語られている。北部大病院の外科医師。快の実の父親。チェロを弾くことが趣味。人づきあいが下手で病院で孤立し評判は悪いものの手術では名人。螢と共に根室市落石で開業医として働いている。 黒木 久(くろき ひさし) 演 - 井筒森介 黒木光彦の息子。父親を探しに、友人を連れて純が住むアパートを訪ねる。 久の友人 演 - 野村祐人 小心者の久とは正反対で血の気が多く、純たちに食って掛かる。靴を履き忘れて帰っていった。
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