主な批判対象
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 02:15 UTC 版)
冷戦時代から左寄り(左翼)に分類される国や団体等が中心である。 中華人民共和国(中国) 朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮) 日本共産党 全日本教職員組合(全教) 日本教職員組合(日教組)
※この「主な批判対象」の解説は、「日本皇民党」の解説の一部です。
「主な批判対象」を含む「日本皇民党」の記事については、「日本皇民党」の概要を参照ください。
主な批判対象
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/12 07:50 UTC 版)
赤松啓介 朝倉喬司 網野善彦 フィリップ・アリエス『子供の誕生』 井口時男 上野千鶴子 内田樹 大塚英志 - 柳田國男に依拠して私小説を批判。その批判の内容について「大塚の文章は非論理的で、下手というより平然と論理をすり替える詭弁と、直感だけで書いていて、それを実証的に検証しようという姿勢がない」、「既に遠い昔、『少女民俗学』(1989年)を上梓した際に、大塚の議論の恣意性と杜撰さは浅羽通明から徹底批判されているが、その後も直っていない」、大塚の文章には「裏づけのない記述が多く、とてもまじめにつきあう気になれない」、「こういう文章を書いて「文藝評論家」のように振舞えること自体が問題だろう」 と小谷野から批判されている。 大橋洋一 - 酒飲みであると同時に嫌煙家であるため「大橋洋一はアル中である。アル中が東大教授をやっていられるのも、日本が先進国ではないからだろう」「この禁煙ファシズムに気づかないでよく批評理論なんかやってられるな」 と小谷野から揶揄されている。また、ネットカフェ難民への同情を表明した際には「ネットカフェにいるような「遠い」やつには同情できても、足元にいる職のない博士号取得者とかには無関心というのは、社会運動家みたいな連中によくあるパターンだ」 と小谷野から批判された。 沖浦和光 川村湊 - 小谷野によると、小谷野と中込重明が2002年に法政大学国際文化学部教授の公募に申し込んで落とされたのは学部長の川村によって仕組まれた出来レースの「偽公募」のためであり、島田雅彦を採用することは予め決定されていたという。その後中込が脳腫瘍で早世したことを引き合いに出し、小谷野は「中込氏の怨霊になりかわって、私は法政大と島田と川村湊に嫌味を言い続けたい」 と述べた。さらに小谷野は川村を「極悪人」と呼んだこともあるが、川村が『新刊展望』2008年11月号で西村賢太と小谷野を並べて「新私小説派」と呼んだ時には、掌を返したように「川村先生、極悪人なんて言ってすみません」と謝罪した。 ドナルド・キーン 黒古一夫 小林秀雄 小森陽一 佐伯順子 - 「私は若いころから、佐伯順子さんに追いつくことを目標に生きてきた」と語るほどの傾倒ぶりを見せる一方で、佐伯の著書『遊女の文化史』における近世遊女観等に対しては『江戸幻想批判』の中で批判的見解を明らかにしている。「佐伯順子さんは、『太陽』『宝島30』その他、四つくらい連載を持っていた。『日本の美学』などという商業学術誌にまで連載していた。そういう雑誌の発売日が来ると、短大の授業で疲れて帰ってきた夕刻、駅の最寄りの書店へ行って立ち読みし、憧れと嫉妬でぎりぎり脂汗を流した。のちに私は佐伯さんの仕事を厳しく批判することになるが、その根底にこの時の嫉妬と怨念があることは、否定できない」(『評論家入門』p.148)とも発言している。 佐藤優 澁谷知美 ハインリヒ・シュリーマン 笙野頼子 田中貴子 田中優子 中島岳志 中島義道 - 自著『愛という試練』(紀伊国屋書店、2003年)の中で、留学先のウィーンにて7人の女性から一度に求婚・求愛されたという若き日の体験を語ったため、小谷野から「中島義道が「生きるのが下手」(「私の嫌いな10の言葉」文庫版解説、宮崎哲弥)なんて大嘘です。まあ中島先生、男にも女にももてもてで、よろしゅうございますねえ」と皮肉られた。その後、小谷野は『新潮45』2004年9月号の『罵事討風』欄で、「八月号『明狂死酔』で中島は、世間の人は本当のことを言わない、と言い、あたかも自分は本当のことを言っているかのように言っているかのように喧伝している。だが、中島の言っていることなどというのは、せいぜい苦笑を誘う程度のものでしかない。しかも、福田和也さんのゼミで話をした、と書いている。福田に対して、右翼だか左翼だか分からない二股膏薬のインチキ野郎、などとは決して言わないのだ。『大衆評論家』の加藤諦三は批判しても、現在論壇の覇権の握っている人には決して攻撃を加えない。イラク人質三人組に関しても、朝日新聞的な意見を言っているだけである。こんな姑息な処世術を駆使しながら、『ぐれる』なんて、ちゃんちゃらおかしい」などと続けて中島をこき下ろした。中島はこの攻撃に対し、同誌2005年1月号にて「私の粗製濫造ぶりにカチンと来るようだが、私は彼がゴミのような本を山のように書いても気にならない」、「小谷野さんには感謝しなければならないことが一つある。先ほども話した『人間学アカデミー』の講師として、私の前に呼ばれたのは小谷野さんであった。毎回、講義の後で飲み会を開くが、まあ小谷野さんの評判の悪いこと悪いこと。みんなから矢継ぎ早に、『中島さんのほうがずうっとまともだ』と言われ、全然嬉しくなかったが、彼があまりにも評判が悪かったから、私の評判が相対的に高まったわけで、彼には心から感謝しなければならない。小谷野さんありがとう!」、などと揶揄した。小谷野はこれを受けて、同誌同年2月号に『中島義道に答える』という文章内で、「カント研究者中島は、カントからは程遠い卑怯者の不道徳漢であると言うほかはない」と反撃した。その後、中島は『私の嫌いな10の人びと』(新潮社、2006年)や『哲学者というならず者がいる』(新潮社、2007年)の中で、小谷野を皮肉る論述を行っている。一方、小谷野も「中島は『喧嘩したあとで仲直りするのがうまい』と自慢している。こないだ私に『後悔と自責の哲学』を送ってきたが、開かずにブックオフ行きである。なのにその前の、私の悪口が書いてある『私の嫌いな10の人びと』は送ってこなかった」、と公式ブログの記事内で中島を揶揄している。 中原昌也 野田聖子 野間易通 - 2006年から2009年頃、嫌煙権をめぐって小谷野が藤本祥和と論争していた当時は小谷野と共闘関係にあったが、2011年以降、小谷野の論敵の松沢呉一と野間の親交がきっかけで疎遠になる。その後、野間が在特会の批判を始めると、小谷野は野間の主張を「「在日特権」という語について、「在特会が許せないとしている特権はない」というのを「特権はない」にすりかえて語られているため、野間の周辺では「在日特権はある」と言うと、それがたちまち、在特会の肩をもつ、ということにされてしまう」と論難した。 原武史 ラフカディオ・ハーン 久木尚志 - 小谷野の高校時代の同級生。小谷野によると「いじめグループの親玉」。「本気で死んで欲しいと思っている」とも小谷野は発言している。小谷野はブログでその時のいじめのことを久木の実名で公表し、数回ブログで久木のこと取り上げた。すると久木からはてなダイアリーを経由して、名誉毀損のため削除せよという連絡が小谷野のもとに来たが、小谷野は名誉毀損が成り立たないことと追及をやめないことを久木にメールで連絡した。また、2008年頃に久木は小谷野敦に謝罪を申し入れたが、小谷野は「馬鹿野郎。おまえなんか死ね」と謝罪を拒絶し、生きている限りいかに悪人か言い続けるとされ、小谷野にとって「悪」の代名詞とされた。小谷野の自伝的小説「ミゼラブル・ハイスクール一九七八」には「高木貴志」の名で登場。 広末保 ジークムント・フロイト 松浦寿輝 - 小谷野から「詩でも評論でも小説でもたくさん賞を貰っているが、私はひとつとして面白いと思ったことがない」「『折口信夫論』なんか何を言っているのかさっぱり分からない」と批判を受けている。小谷野は松浦を「中身なき文学機械」「何か根本的に人間としておかしい人」 と呼び、「古井由吉、ロラン・バルト、谷崎潤一郎、斎藤惇夫、何でも取り込んでよくできた作品に仕上げる。だがジュテル独自のものは、何もない」、ただし「政治力は凄い」と評している。 松沢呉一 -「売春合法化」を唱える松沢を、かつて「売春反対論」を唱えていた際に盛んに攻撃していた。 ジョン・マネー(英語版) - ジェンダー概念を証明するために、ペニスを失った男児を女の子として育てた実験について:『ブレンダと呼ばれた少年』によりその失敗が明らかになった。 三浦俊彦 - 小谷野の大学院の先輩。2001年頃、売買春の是非を巡って小谷野と争い、それ以後絶交に至った。 宮台真司 - 天皇制に関する言説とフェミニズムに関する言説の間に整合性がないことを小谷野から「天皇のことになると平然と差別主義者になるのに、ことフェミニズムになると異常な平等主義者になる」 と批判され、「天皇の正しい利用を唱えながら、私を「保守」呼ばわりして議論をしようとしない」「卑怯者」と糾弾されている。小谷野はまた「東大文学部図書室に、宮台真司が返却していない図書一覧」をブログで暴露し、「なんだ、洋書をたくさん借りこんでいるのかと思ったらこの程度か」「借りて返さないのは「窃盗」だよね」 と揶揄すると共に、他方では「二十歳年下の東大名誉教授の娘と結婚して子供まで作ったという、人生上の幸福(少なくとも他からはそう見える)において、私は宮台に負けた」 と宮台への劣等感を吐露している。ただし、2007年年頭の所感であり、同年小谷野がする超スピード結婚以前の文章であることに留意。現在でもそう考えているかは定かでない。 ヨコタ村上孝之 - 大阪大学言語文化研究科准教授(ロシア語)。比較文学者出身で『色男の研究』の著者。小谷野にとっては大学院の先輩であり、大阪大学時代の同僚でもあるが、その後犬猿の仲となった。小谷野は村上を「軽薄で、助平で、女にもてるという、徳川時代の遊冶郎そのもののような男」 と評している他、「学内セクハラをした」、「比較文学会をやめない理由にしたって、学会で出世したいからだ」、「飲酒運転の前歴がある」、平川祐弘に「あからさまなおべっかを使」っている、等の批判をおこなっている。また、ヨコタ村上によると、小谷野は「ぼくが比較文学という方法に対する否定的な考えを持っているという理由で、日本比較文学会から除名しようという工作を熱心にした」という。 渡辺秀樹 - 大阪大学言語文化研究科教授(専門は中世英語)。小谷野の阪大時代の同僚。神経症で阪大辞職に追い込まれたのは渡辺から受けた恫喝のためであると小谷野は主張し、ブログでは渡辺のパワハラ行為に繰り返し言及している。小谷野は渡辺から受けた被害を阪大総長に書面で報告すると共に、阪大言語文化研究科パワハラ対策委員会に相談したこともあるが、当の渡辺がこの委員会の委員であることも災いし、相談しても埒が明かなかったという。小説「童貞放浪記」には山口政樹の名で登場。
※この「主な批判対象」の解説は、「小谷野敦」の解説の一部です。
「主な批判対象」を含む「小谷野敦」の記事については、「小谷野敦」の概要を参照ください。
- 主な批判対象のページへのリンク