メカクシ団
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「カゲロウプロジェクト」の記事における「メカクシ団」の解説
団員ナンバー順で列記。 キド / 木戸 つぼみ(きど つぼみ)【メカクシ団団員NO.1】 声 - 甲斐田裕子 誕生日:1月2日 / 血液型:B型 / 身長:168cm / 体重:44kg 楽曲:メカクシコード / 失想ワアド 能力:目を隠す メカクシ団の団長。いつもイヤホンで音楽を聴いている。気性が強く女性でありながら一人称を「俺」と言うなど中性的な少女。しかし、個性的な団員の統制に四苦八苦する苦労人であり、また、料理上手で、リンスを変えたりこっそりフリルのスカートを買ったりと、女の子らしい一面もある。また、お化け屋敷やジェットコースターなどに怯える怖がり屋。物語の舞台は8月のため、カノとセトと同級生ではあるが16歳。 カノ、セトとは同じ孤児院出身で、共に楯山夫妻に引き取られた。元は素封家の次女だったが、愛人の子であったために浮いており、常に消えたいという願望を抱いていた。父親の会社が倒産したことで、父がヤケを起こして家に火を放ち一家心中を計ったことで死亡。その時に姉と共に「カゲロウデイズ」に接触し、自身や一定距離内のものの存在感を薄める「目を隠す」能力を手に入れた。能力中に対象者が大声を出しても気付かれることはないが、人にぶつかったり触れたりすると存在を認識されてしまう。最初はこの能力は人の視界に入らないところでしか使えなかったが、アニメの最終回では人の視界に入っていても使えるようになっていた。 以前、貴音の学校の文化祭で貴音と殺戮シューティングゲーム「ヘッドフォンアクター」で勝負した。元は一人称は「私」で女の子らしい少女だったが、アヤノが自殺した後にもっと強くならなくてはならないと思い、団長の座を継いで現在の男らしい口調に変わった。義父・ケンジロウのことは全く知らされておらず、カノに押し切られる形で楯山家を出た時もひとり残されることになる父のことを心配していた。 お調子者のカノには、よく手厳しいツッコミを入れるが、漫画のアナザーストーリーでは、黒コノハに銃殺されたカノのもとに、涙ながらに駆け寄るといった面を見せている。 イメージカラーは紫色。 セト / 瀬戸 幸助(せと こうすけ)【メカクシ団団員NO.2】 声 - 保志総一朗(少年時代:石塚さより) 誕生日:3月28日 / 血液型:O型 / 身長:178cm / 体重:72kg 楽曲:少年ブレイヴ / 空想フォレスト 能力:目を盗む 緑色のつなぎを着た青年。「〜っす」という体育会系の口調で話す。快活な性格で、放浪癖がある。森の奥で一人で暮らしていたマリーと出会い、彼女と仲良くなってから何度も会いに行っていたようで、楯山家を出た後に皆で一緒に暮らそうと彼女をメカクシ団に迎えた。普段は様々なバイトをこなしており、メカクシ団の生活費はほとんどセトのバイト代で賄っている。物語の舞台は8月のため、カノとキドと同級生ではあるが16歳。 キド、カノとは同じ孤児院出身で、共に楯山夫妻に引き取られた。両親はおらず、当時は気弱な性格で、周囲とコミュニケーションが取れなかったために虐められており、言葉がなくとも他人の気持ちが分かるようになりたいと思いながら、捨てられた子犬を唯一の友達としていた。しかし、その子犬が子供達に氾濫した川に投げ込まれてしまい、助けようとして氾濫した川に飛び込み死亡。その時に「カゲロウデイズ」に接触し、対象の情報を心も含めて読み取る「目を盗む」能力を手に入れた。しかし、この能力を周囲から忌み嫌われたため、「意思疎通もせず人目を盗むような嫌な能力」と嫌い、能力を使うことを避けている。 イメージカラーは緑色。 カノ / 鹿野 修哉(かの しゅうや)【メカクシ団団員NO.3】 声 - 立花慎之介(少年時代:甲斐田ゆき) 誕生日:5月10日 / 血液型:B型 / 身長:165cm / 体重:50kg 楽曲:夜咄ディセイブ 能力:目を欺く 大人びた外見でつり目が特徴的な青年。飄々とした性格で常に笑顔だが、他人をからかうことが好きでその態度からモモやマリーに軟派だと思われている。しかし、いざという時には頼れる存在。17歳。 キド、セトとは同じ孤児院出身で、共に楯山夫妻に引き取られた。情緒不安定な母親に虐待されて育ち、それでも母親を庇いたいという願望から、自分の傷を隠したがっていた。ある日、強盗に押し入れられて母親と共に刺殺され、その際に「カゲロウデイズ」に接触し、他人の目に映る自身の姿を偽る「目を欺く」能力を手に入れた。彼が常に笑顔なのはこの能力によるものだが、痛みを感じると解除される。アヤノのことを姉として慕っており、かなりのシスコン。 以前、キドと一緒に貴音の高校の文化祭に訪れ、貴音たちの作ったシューティングゲーム「ヘッドフォンアクター」で戦う貴音とキドの様子を見物していた。 アヤノの頼みで、アヤノに成りすまして彼女が通う高校に通っていたことがあり、その時にシンタロー、貴音、遥と会っている。実はアヤノの自殺の真相や「目が冴える蛇」の目的を知っていたが、義父ケンジロウの姿をした「冴える蛇」に脅されてしまいキドやセトに話すことができなかった(セトは薄々勘付いていた様子)。当然「冴える蛇」に憑りつかれた父の側にいることなどできる筈もなく、押し切るような形でキドとセトを連れて楯山家を出て行った。 またキド・セトと同級生だが、物語の舞台が8/14〜15なので1月生まれのキド、3月生まれのセトと違い、5月生まれの彼は既に誕生日を迎えていることになる。 漫画ではキドに想いをよせていたという記述がある。 イメージカラーは黒色。 マリー / 小桜 茉莉(こざくら まり)【メカクシ団団員NO.4】 声 - 花澤香菜 誕生日:7月21日 / 身長:154cm / 体重:リンゴ130個分の重さ 楽曲:空想フォレスト / 群青レイン / アウターサイエンス / マリーの架空世界 能力:目を合わせる メデューサと人間のクォーターの少女。白い肌、白い長い髪に桃色の瞳と、青と白のエプロンドレスが特徴。引っ込み思案な性格。外に出かけるときはセトから貰ったパーカー(バラの刺繍入り)と幼少期着ていた服からリメイクした桃色のリボンを着けている。目を合わせた相手の動きを止める「目を合わせる」能力を持ち、童話のヒロインのような外見とは裏腹に年齢は140歳以上である。メデューサは本来相手を石にする力を持つが、メデューサの血を1/4しか持たないマリーは、相手の動きを一定時間止めるのが限界である。非常に純粋だが臆病で引っ込み思案な性格で、よくドジを踏むためカノから度々弄られている。体力もシンタローより乏しい。そのため、小説版1巻ではシンタローに、2巻ではセトに、アニメ11話ではコノハに、12話ではセトに背負われている。反面、手芸が得意。カノ曰く「引っ込み思案の究極系」。 かつては母・シオンと共に森でひっそりと暮らしていたが、ある年の8月15日に言いつけを破り外で遊んでいたところ、人間に見つかり暴行される。シオンはマリーを助けるために人間を石にしようとするも、間に合わずにマリーは撲殺され、目を合わせる能力の反動でシオンも死亡してしまう。その際に祖母のアザミにシオンと共に「カゲロウデイズ」に引き込まれ、アザミに失った命の代わりにメデューサの力の核にして全ての蛇(能力)を統括する「目を合体(あわ)せる」蛇を与えられ、メデューサの力を手に入れて蘇った。音楽編PVでは上述の話がやや異なる経緯で描かれている。小説版では「目を合体せる」能力を手に入れた際の記憶を失い、母親は人間に襲われた際にどこかへ連れて行かれたと思い込んでいる。 「目が冴える蛇」の陰謀と、メカクシ団とずっと一緒にいたいという思いから、現実世界を「カゲロウデイズ」化させてしまっている。 好きなアニメは黒執事で、読書が趣味。苦手なものは蜂。 セトとは彼がメカクシ団に誘ってくれたことから、仲が良い。 イメージカラーはピンク。 モモ / 如月 桃(きさらぎ もも)【メカクシ団団員NO.5】 声 - 柏山奈々美 誕生日:2月14日 / 血液型:O型 / 身長:162cm / 体重:43kg 楽曲:如月アテンション / オツキミリサイタル 能力:目を奪う シンタローの妹で、高校1年生の人気アイドル。ケンジロウの生徒。エネとも顔見知りである。明るく世話好きな性格だが、メカクシ団に入る前は人一倍目立ってしまう特異体質ゆえに周囲から疎まれやすく、友達もいなかった。16歳。 幼い頃、父と海難事故に遭って溺死した際、「カゲロウデイズ」に接触したことで、自分自身や自分の作ったものが人の目を惹きつける「目を奪う」能力を身につけた。しかし制御できておらず、常に理由も理屈も関係なく目立ってしまうことから、当人はそれを疎ましく感じており、能力を抑えるために偶然出会ったメカクシ団に加わる。アニメ最終話では完全にコントロールできるようになっていた。 兄のシンタローと違い、学力は壊滅的(漫画では生物で、アニメでは歴史で2点をとっている)でセンスと味覚もどこかずれているが、絵は上手い。かつては優秀過ぎる兄に劣等感を抱いており、目立ちたいと思っていた。好物はあたりめと炭酸入りおしるこ(おしるコーラ)。 イメージカラーはオレンジ。 エネ / 榎本 貴音(えのもと たかね)【メカクシ団団員NO.6】 声 - 阿澄佳奈 血液型:AB型 / 身長:640xp / 体重:2MB (榎本貴音時の身長・体重は不明) 楽曲:人造エネミー / ヘッドフォンアクター / エネの電脳紀行 / 夕景イエスタデイ 能力:目を覚ます シンタローのパソコンに居つく電脳体の少女。青髪のツインテールとノイズのように欠けた足が特徴。天真爛漫で悪戯好き。大体の電子機器へ移動することが可能で、ハッキングが得意。シンタローを「ご主人」と呼ぶが、実際は彼に悪戯をして楽しんでおり、業を煮やしたシンタローが何度もデリートを試みるもネット上から復元され、失敗に終わっている。 元は「榎本貴音」という名の生身の人間で、シンタローとアヤノより1年先輩。19歳。電脳体になる前は両親は海外で仕事をしていたため祖母と二人暮らし。当時は突然意識を失う病気による眠気や学校のことで常に苛立っていたため、目つきが悪く性格も捻くれていた。上述の理由で養護学級に通っており、教室は理科準備室にある。遥(後のコノハ)は唯一のクラスメイトで、無自覚に好意を抱いていた。愛用しているヘッドフォンは祖母が誕生日に贈ったものである(ちなみにメカクシ団で現在唯一誕生日が判明していない)。好物はブリ大根、嫌いな物はトマト。 オンラインFPS「DEAD BULLET -1989-」のヘヴィプレイヤーであり、全国2位の腕前を持つ。ゲーム上では「閃光の舞姫・エネ」を名乗り、独自のプレイスタイルに「夢幻円舞-ホーリィナイトメア-」と名付け、「閃光の輪舞-エターナルロンド-」というグループを作っていた。 高校2年生の時、養護学級の担任であるケンジロウの実験により薬品を投与されて死亡し「カゲロウデイズ」に干渉。肉体と精神を切り離され消滅しかけるも、「目を覚ます」能力を得て不老不死の精神を身につけ、思念だけが電子化して残った(アニメ最終話では自由に電脳化できる能力になった)。それによって睡眠欲が無くなったため、常にハイテンションな性格になった。シンタローがエネをデリートしても復元するのはこの能力のおかげだが、電子機器ごと破壊されると死亡してしまう。エネとしての容姿は、学園祭の出し物として担任が作ったゲーム「ヘッドフォンアクター」のラスボス「貴音2号」がモデル。 シンタローとは文化祭の時に知り合い、当時彼とは不仲で生意気な態度を取られたり、口論が絶えなかったりと、嫌な思いをさせられていた。シンタローへの嫌がらせは、当時の仕返しによるものだが、彼を気に掛けたり精神的に支えようとしたりする様子も見られる。シンタローの元に現れた理由も「このまま放っておいたら死んじゃいそうだったから…」と語っており、本気で嫌っている訳ではない。これは、アヤノの言葉が影響していると思われる。 自分の正体は、シンタローや周りの人間には隠しているが、コノハと対面した当初は2年ぶりの再会に心を躍らせて話しかけていた。だが、コノハが遥としての記憶を失っていることを知った際は彼を「ニセモノさん」と呼んで憤慨し、勢い余って元の口調に戻っていた。 冴える蛇を倒すため、カノの助力で元の体に戻り、後に貴音としてシンタローと再会、自身の正体も打ち明けた。 イメージカラーは青色。 シンタロー / 如月 伸太郎(きさらぎ しんたろう)【メカクシ団団員NO.7】 声 - 寺島拓篤 誕生日:4月30日 / 血液型:A型 / 身長:172cm / 体重:58kg 楽曲:人造エネミー / 透明アンサー / ロスタイムメモリー 能力:目に焼き付ける 本作の主人公。パソコンに入り浸っている引きこもりの18歳の青年。 所有しているパソコンに来た謎のメールの添付データから侵入した謎のソフト・エネに手を焼いているが、ネット依存症ゆえに電源を消すこともできずにいる。ある日、エネの悪戯のせいでパソコンが使えなくなり、買物のため2年ぶりに外出したところ、強盗事件に巻き込まれ、そこでメカクシ団と接触を持ち、エネに脅されて半ば無理矢理入団することになった。 常識的だが、小心者でメカクシ団のメンバーに翻弄されている。反面、コノハのことで元気がなかったエネを充電が少ないせいだと勘違いしたり、ドアが開いていたからとモモの部屋を勝手に覗いたりと、少々デリカシーに欠けている。引きこもる前は、生意気で冷めた性格だった。IQは168で、テストは常に満点の成績を修めていたが、体力は無く、運動も苦手。親友・アヤノの自殺により高校を中退した。 シンタローが中学3年の頃に、アヤノと共に訪れていた貴音の高校文化祭で貴音と出会う。「ヘッドフォンアクター」という殺戮シューティングゲームで対戦を行い本気で挑んでいた貴音にパーフェクトで勝利した。エネ(貴音)のことは、鬱陶しく思っていたが、彼女の手放しの明るさに救われていた部分もあった。 遠い昔の「カゲロウデイズ」で、同じ悲劇は絶対に起こさないことをマリーと誓い、見た物を全て記憶する「目に焼き付ける能力」を得た。 イメージカラーは赤色。 ヒビヤ / 雨宮 響也(あまみや ひびや)【メカクシ団団員NO.8】 声 - 富樫美鈴 誕生日:11月4日 / 血液型:AB型 / 身長:140cm / 体重:36kg 楽曲:カゲロウデイズ / コノハの世界事情 / オツキミリサイタル 能力:目を凝らす(漫画編では「目が冴える能力」を得ている) ごく平凡な田舎に住む少年。クラスメイトのヒヨリに恋心を寄せており、彼女のコアなファンである一流の「アサヒナー」となっている。頭は良いが、子供ひとりでテレビすら見せてもらえないほどの厳しい家で育ったため、流行などに疎くやや世間知らずになってしまっている。年齢は11歳。小学6年生。 ある偶然からヒヨリに「荷物係」を任命されることとなり、親を何とか説得し彼女と共に都会の街を訪れ、その時に出会ったコノハに激しい嫉妬心を抱く。街を歩いていたところ、ヒヨリを助けようとして共にトラックに轢かれて死亡し、「カゲロウデイズ」に接触した。この一連の事件は「目が冴える蛇」の陰謀である。その後一人だけ助かってコノハと共に現実世界に戻り、遠方の事象や内容を俯瞰的に認識する「目を凝らす」能力を手に入れ、その能力でヒヨリを捜し始める。 良く言えば大人びた、悪く言えば生意気な性格で、モモを「おばさん」と呼び、彼女とは口論が絶えなかったが、「オツキミリサイタル」で和解した。 イメージカラーは水色。 コノハ / 九ノ瀬 遥(ここのせ はるか)【メカクシ団団員NO.9】 声 - 宮野真守 誕生日:12月24日 / 血液型:O型 / 身長:182cm / 体重:64kg 楽曲:コノハの世界事情 / アウターサイエンス / 夕景イエスタデイ / サマータイムレコード 能力:目を醒ます 白髪の青年の姿をした記憶喪失の人造人間。無表情だが、マイペースで好奇心旺盛。人並み外れた体力を持っている。19歳。 エネと同じく人造人間となる前は「九ノ瀬遥」という名の生身の人間で、貴音と同級生だが、発作で命に関わるほどの非常に重い病気を患っていたため、貴音(後のエネ)と同じ養護学級に在籍していた。細身で病弱な割に、大食漢。当時の性格は、温厚でおっとりしていた。成績優秀で絵も上手いが、病気のために欠席も多かった。 先天的な病気の発作で死亡し、「カゲロウデイズ」に干渉したことで「自身の理想とする肉体」に作り替える「目を醒ます」能力を手に入れ、かつて遥が作ったゲームのアバター「コノハ」の姿になる。しかし、遥の精神が貧弱だったために、彼の精神はカゲロウデイズに取り残されてしまい、空っぽの肉体だけが現実世界に戻って行った。遥にはもうひとつ「友達と遊びたい」という願いがあったため、「目を醒ます」能力はその願いのため空っぽの肉体に別の人格を生み出した。それが記憶喪失の人間「コノハ」の正体であり、現実世界では遥としての記憶がないため、一般常識が欠如している。コノハが見聞きしていることはカゲロウデイズに取り残された遥の精神にも伝わっており、人格は違うが遥もコノハの身体を動かすことはできる。 「コノハ」として生まれ変わった後は、ケンジロウの下でかつて楯山家が暮らしていた家で生活していた。ある夏の日に、自分が住んでいる家に泊まりに来たケンジロウの義妹・ヒヨリと、その連れであるヒビヤと出会い、ヒヨリから一目惚れされる。その後二人が目の前で死んだ時に共に「カゲロウデイズ」に入り込み、「終わらないセカイ」で繰り返されるヒビヤとヒヨリの惨劇を見続け、「選ばれた」ヒビヤと共に現実世界に戻り、メカクシ団に加入する。そのことで遥のもうひとつの願いである「友達と遊びたい」という願いが叶いつつあるため、「目を醒ます」蛇が生み出した「コノハ」の人格が消えつつあり蛇の力も弱まっており、そこを「目が冴える」蛇に利用されてしまう。 イメージカラーは黄緑色。 アヤノ / 楯山 文乃(たてやま あやの)【メカクシ団団員NO.0】 声 - 中原麻衣 誕生日:11月22日 / 血液型:B型 / 身長:155cm / 体重:43kg 楽曲:透明アンサー / アヤノの幸福理論 / ロスタイムメモリー / アディショナルメモリー 能力:目をかける ケンジロウの娘で、シンタローとは中学からの同級生。真夏でもいつも赤いマフラーをしている。いつも笑顔で、明るく優しい少女だったが、高校1年生の時に自殺してしまった。17歳。 中学時代、変化の無い日々に飽き飽きしていたシンタローに積極的に話しかけて仲良くなる。シンタローと違い、テストの成績はかなり低かった。中学3年の頃に、ケンジロウの勤務する高校の文化祭で父の教え子の貴音と知り合い、後に入学し遥も含めて先輩と後輩の間柄になる。 メカクシ団の最初の団長。孤児として楯山夫妻に引き取られたキド、セト、カノに何かと世話を焼き、3人の姉のような存在だった。明るくも怒ると母同様かなり怖かったようで、キドは彼女を強い人だったと語っている。 母・アヤカが死んでから、父・ケンジロウの様子がおかしくなったことに気付き、父のことを調べていくうちに家族や教え子をも犠牲にする「目が冴える蛇」の計画に気付いてしまう。弟妹たちや先輩たちが殺されるのを防ぐため、自ら「カゲロウデイズ」に接触し能力のひとつを所持したまま「カゲロウデイズ」に留まり、全ての蛇を現実世界に出させなくすることでその計画を破綻させようとする。そして高校1年の夏に屋上から投身自殺し、「カゲロウデイズ」と接触し、相手に思いを伝える「目をかける」能力を得たが、実はアヤノの自殺こそが「目が冴える蛇」の本当の目的であった。アニメ編では「カゲロウデイズ」に入り込む直前に自分を見て笑う「目が冴える蛇」ことケンジロウの姿を見て、自分の行動が陰謀の一部に過ぎなかったことに気付くも、既に現実世界に帰れなくなってしまった。しかし後に全ての記憶を取り戻したシンタローによって現実世界に戻り、その目論見を阻止する。 イメージカラーは茜色。
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メカクシ団
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「カゲロウプロジェクト」の記事における「メカクシ団」の解説
アヤノがキド、セト、カノと共に設立した団体。命名はカノ。元はアヤノが楯山夫妻に引き取られたがなかなか笑顔を見せないキド、セト、カノを元気づけるために、「秘密組織」「ヒーローごっこ」に見立てて始めたものだった。アヤノが自殺した後、カノが押し切る形で三人は楯山家から出ていき、セトが以前から親交があったマリーを迎えて4人で「メカクシ団」として共同生活を送るようになった。初代団長はアヤノで、アヤノが自殺した後はキドが団長になった。
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