アマチュア無線
金銭上の利益のためではなく、 無線技術に対する個人的興味から自己訓練、通信、技術的研究のために開設される無線局をアマチュア無線局といい、「ハム」という通称で親しまれています。
世界中に約230万局、また国内でも約56万局が開設されており、活発な無線交信が行われています。また無線科学の進歩、国際親善等にも寄与してきており、更に非常災害時には、人命救助等にも活躍するなど社会的にも大きく貢献しています。
現在アマチュア無線局に運用が許可されている周波数帯は、 1.9MHz帯から249GHz帯までの間に23バンドあり、各々の電波伝搬の特徴を生かした交信が行われています。通信手段は、モールスや音声通信が主流で、数の上では、V/UHF帯のFMによる音声通信が一番多くなっています。またそのほかに、文字通信、画像通信、コンピュータ通信などがあり、衛星や月面を利用した通信を行っている無線局もあります。
使い方によってもいろいろな楽しみ方ができ、 自宅等から電波を出して、近くの局や国内の遠くの局、海外の局と交信する固定運用、自動車等に無線機を積み込み運用するモービル(移動体)運用などがあります。
アマチュア無線を始めるにあたって
○ アマチュア無線を始めるには、無線従事者の資格と無線局の免許が必要です。 国家試験に合格するか総務大臣が認定した養成課程の講習会を修了し、無線従事者免許証を取得後、アマチュア無線局の免許申請を行い、無線局免許状を取得してください。第4級アマチュア無線技士の資格を取得するための講習会は、全国で行われており、土曜と日曜など2日間で資格を取得できるコースを設置している養成課程もあります。
○ アマチュア無線局の免許の有効期間は5年です。再免許を希望する場合には、有効期間満了前1か月以上1年を超えない期間に申請を行う必要があります。この期間内に申請を行わない場合には、再免許することができず、新たにアマチュア無線局を開設することになりますので、十分注意をしてください。
○ アマチュア無線は、業務用として使用することはできません。業務に使用する場合には、アマチュア無線以外の業務用無線局の免許を受け、使用することとなります。
アマチュア無線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/02 04:40 UTC 版)
アマチュア無線(アマチュアむせん:Amateur Radio、Ham Radio、Ham、等)とは、金銭上の利益のためではなく、専ら個人的に無線技術に興味を持ち、正当に許可された者が行う自己訓練、通信及び技術研究のための無線通信業務、である[1]。
注釈
- ^ 受験するElementの順番については定められていないため、実際は上位資格のElementから受験することは難しい。なお、上位資格のElementに合格したものの、下位資格のElementで不合格になった場合においては、上位資格のElementにおける合格は有効であり、その合格を示す合格証明書(CSCE)が発行される。
- ^ 一回分の受験料で複数のElementを受験可能。ただし、不合格の場合で、再受験を希望し、それが許可される場合は、同じ場での再試験である場合でも、追加で受験料を支払う必要がある。
- ^ 上位資格者に限定されているコールサインであれば資格の推定は可能であるが、その逆は困難である。
- ^ 現行の第二級とは異なるので旧を冠して区別する。
- ^ 1.215-1.300GHz, 2.300-2.450GHz, 3.300-3.500GHz(Reg.2)/3.300-3.900GHz(Reg.3共用), 5.650-5.850GHz, 10.000-10.500GHz
- ^ 日本語訳ではアトランティック・シティの時のものと若干の違いがあるが、原文では周波数の数字部分が異なるだけで同じ文
- ^ アメリカにおけるモールス技能不要のアマチュア資格はこれがはじめてだった
- ^ 広義にはDFCWなどもQRSSの一種であるが、単にQRSSと言った場合はon-off keyingによるものを指すことが多い。
- ^ この証拠が提出出来ないと、アワード「DXCC」でも有効にならない。過去には複数の国の領有権の争いから、他国から銃撃を受けて計画参加者が死亡する事件も起きた。[要出典]
- ^ Sun Spot Number, 太陽黒点指数
- ^ FM補完中継局の周波数帯上半分は、50MHz帯の2倍高調波に相当する。もっとも96MHz以上を使用している中継局はない
出典
- ^ a b 国際電波法規 2005, p. 29- 無線通信規則 第1章 用語及び技術特性 第1条 用語及び定義 第3節 無線業務 1.56 アマチュア業務
- ^ 無線局と無線従事者 2017, pp. 20–21.
- ^ 無線局と無線従事者 2017, pp. 20, 142–144.
- ^ Recommendation M.1544 Minimum Qualifications For Radio Amateurs ITU
- ^ “V/U 500W免許”. 7J2YAF/JN2SIP (現JS2HZM). 2013年2月4日閲覧。[リンク切れ]
- ^ 昭和23年逓信省告示第489号 『官報』号外 第48号(1948年12月20日) 17ページ
国際電気通信条約附属無線通信規則 第42条第3項第1号
「3 (一) 素人局の機器を運用する者は、モールス字号で本文を伝送し、且つ、音響受信ができることを予め証明しなければならない。もっとも、関係主務官庁は、もっぱら、一、〇〇〇Mc/sを超える周波数を使用する局の場合には、この条件を適用しないことができる。」 (1949年1月1日発効) - ^ 昭和25年法律第131号 『官報』号外 第39号(1950年5月2日) 3ページ
電波法 第40条
「第二級アマチュア無線技士 空中線電力百ワット以下で五十メガサイクル以上又は八メガサイクル以下の周波数を使用するアマチュア無線局の無線電話の通信操作及び技術操作」 (1950年5月2日公布、1950年6月1日施行) - ^ 梶井謙一がJARL理事長という肩書きで電波時報(郵政省電波監理局編)1957年(昭和32年)3月号に書いた記事"電波法はいかに改正されるべきか - アマチュアの立場"(26~27ページ)で、RRに違反している旧二級の是正、米国ノービス級にならい電信のみの三級の新設を提案している
「素人局の機器を運用する者は、モールス字号で本文を伝送し、且つ、音響受信ができることを予め証明しなければならない・・・」と規定してあるのに、第2級アマチュア無線技士の試験には電信通信術の試験の規定がない。電波法がこの国際法を無視しているかのごとき感じを与えるのは、いかなる理由に基いてであろうか。これは一日も早く国際法に基き、第2級アマチュア無線技士にも電信通信術の試験をおこない、同時に、行うことが出来る無線設備の操作のなかへ、無線電信の通信操作及び技術操作を加えるべきである。 <中略> 28Mc帯を第2級アマチュア無線技士に解放するのが適当ではあるまいか。 <中略> 第3級アマチュア無線技士の資格を増設して、8Mc以下、50Mc以上の周波数を使用するアマチュア無線局の、無線電信の通信操作及び技術操作をなさしめることを切に要望したい。」 - ^ 日本アマチュア無線連盟編 『アマチュア無線のあゆみ 日本アマチュア無線連盟50年史』 CQ出版 1976年 361ページ
「ノビス級については、アメリカにならって電信のみでよい、国際的慣習からしてアマチュアにとってモールスは必須な知識であるとする論と、電話だけで入門する方が興味をひき易く容易である、モールスはこれからの通信方式としていささか古すぎる・・・といった論がかなり先鋭に対立しJARL内部で論議されたものであった。」 - ^ Lloyd Butler、A history of amateur operators certificate and the morse code requirement in Australia、Amateur Radio, Nov.2011, Wireless Institute of Australia
その操作範囲は「空中線電力100W以下、周波数50MHz以上」。電波監視上で判別し易いように、Zから始まる3文字サフィックスのコールサイン(VK#Z**)が指定された。 - ^ 昭和33年政令第306号 『官報』 第9561号(1958年11月4日) 37ページ
無線従事者操作範囲令 第2条
「電話級アマチュア無線技士 アマチュア無線局の空中線電力十ワット以下の無線電話で五十メガサイクル以上又は八千キロサイクル以下の周波数を使用するものの操作」 (1958年11月4日公布、1958年11月5日施行) - ^ 昭和33年法律第140号 電波法の一部を改正する法律 『官報』 第9407号(1958年5月6日) 75ページ
附則 第2項
「2 この法律の施行の際に、現に次の表の上欄の資格を有している者は、この法律の施行の日に、それぞれこの法律による改正後の電波法の規定による同表の下欄の資格の免許を受けたものとみなす。 <中略> [表上欄] 第二級アマチュア無線技士 - [表下欄] 電話級アマチュア無線技士」 (1958年5月6日公布、1958年11月5日施行) - ^ 昭和33年郵政省令第28号 『官報』号外 第87号(1958年11月5日) 35ページ
無線従事者国家試験及び免許規則の全部を改定する省令 附則 第12項
「12 旧第二級アマチュア無線技士であって引き続き当該資格を有する者が、この省令の施行の日から五年以内に第二級アマチュア無線技士の資格の国家試験を受ける場合は、予備試験及び学科試験を免除する。」 (1958年11月5日公布、同日施行)
言い換えると、旧二級者に限り電気通信術(欧文45字/分の送受5分間)のみの受験で済んだ。この経過措置は、「電信級アマチュア無線技士」が「第3級アマチュア無線技士」になった際にも適用され、旧電話級保持者は3年以内に電気通信術試験のみに合格すれば第3級を取得する事が出来た。 - ^ 昭和33年政令第306号 『官報』 第9561号(1958年11月4日) 37ページ
無線従事者捜査範囲令 附則 第2項
「2 改正法附則第二項の規定により電話級アマチュア無線技士の資格を受けたものとみなされた者の行うことができる無線設備の操作の範囲は、この政令の規定にかかわらず、この政令の施行の日から起算して五年間は、なお従前の例による。」 (1958年11月4日公布、1958年11月5日施行) - ^ 昭和36年逓信省告示第304号 『官報』号外 特第1号(1961年5月1日) 79ページ
国際電気通信条約に附属する無線通信規則 第41条第3項第1号
「3 (一) アマチュア局の機器を運用する者は、モールス字号による本文の正確な手送り送信及び音響受信ができることをあらかじめ証明しなければならない。もっとも、関係主管庁は、もっぱら、一四四Mc/sをこえる周波数を使用する局の場合には、この条件を適用しないことができる。」 (1961年5月1日発効) - ^ 昭和36年政令第55号 『官報』 第10281号(1961年3月30日) 733ページ
無線従事者操作範囲令の一部を改正する政令
「電話級アマチュア無線技士の項中「五十メガサイクル以上又は八千キロサイクル以下」を「二十一メガサイクル以上又は八メガサイクル以下」に改める。」 (1961年3月30日公布、1961年4月10日施行) - ^ 昭和55年郵政省告示第915号 『官報』号外 第88号(1980年12月26日) 96ページ
国際電気通信条約に付属する無線通信規則 第32条第3項第1号
「3 (一) アマチュア局の機器を操作するための許可を得ようとする者は、モールス符号の信号によって文を正確に手送り送信し、及び聴覚受信することを証明しなければならない。ただし、関係主管庁は、専らもっぱら30MHzを超える周波数を使用する局については、この要件を課すことを要しない。」 (1982年1月1日発効)
1979年のジュネーヴWARC-79での決議による - ^ 'Morse Code Requirement For Ham Radio Is Lifted', The New York Times, February 14, 1991
- ^ 平成16年総務省告示第975号 『官報』号外 第281号(2004年12月20日) 33ページ
国際電気通信連合憲章に規定する無線通信規則 第25条第3項第1号
「3 (一) 主管庁は、アマチュア局を運用するための免許を得ようとする者にモールス信号によって文を送信及び受信する能力を実証すべきかどうか判断する。」 (2005年1月1日発効) - ^ 平成5年郵政省告示第326号 電波法施行規則第34条の8及び第34条の9の規定に基づく外国において電波法第40条第1項第5号に掲げる資格に相当する資格、当該資格を有する者が行うことのできる無線設備の操作の範囲及び当該資格によりアマチュア局の無線設備の操作を行おうとする場合の条件総務省電波関係法令集(総務省電波利用ホームページ)
- ^ EA5HVK Jose Alberto Nieto Rosが考案した狭帯域デジタル通信方式、およびこれを実装するソフトウェア。[1]、2014年5月5日閲覧。
- ^ “WSJT Home Page”. physics.princeton.edu. 2020年3月10日閲覧。
- ^ “JTDX - Home”. www.jtdx.tech. 2020年3月10日閲覧。
- ^ CQ出版社編 『DXハンドブック』 CQ出版社 昭和43年
- ^ 道路交通法第71条第5号の5
- ^ CQ出版社編 『ダイナミック・ハムシリーズ3 モービルハム ハンドブック』 CQ出版 昭和55年
- ^ 西本陸雄著 『フォックスハンティング入門』 山海堂 昭和49年 8-10ページ
- ^ 『電波伝播ハンドブック』Realize SE, 1999, ISBN 489808012X, p.384
- ^ 事業法等の施行に伴う自由化の拡大 昭和60年版通信白書第1章第1節5.自営電気通信(2)(総務省情報通信データベース)
- ^ JARLからの要望に対する郵政省電気通信局の回答「郵電移第12号アマチュア局と公衆網との接続について」
- ^ アパマン・ハム・ハンドブック(CQ出版)など
- ^ a b c d 非常通信 日本アマチュア無線連盟 「非常災害時にも大活躍してきたアマチュア無線」 東京都総務局災害対策本部防災計画課編 『災害に備える東京:くらしの中の防災』 1992年 東京都総務局災害対策本部防災計画課 18-19ページ
- ^ a b 中山間地の孤立対策へのアマチュア無線の活用 (PDF) 上野勝利・森 篤史・中野 晋・吉田 敦也(第30回土木学会地震工学研究発表会論文集)
- ^ 藤井史郎, 渡辺尚 「阪神・淡路大震災における非常通信の機能:JARL兵庫県支部の活動記録より」 『電子情報通信学会総合大会講演論文集』 2004(2) 電子情報通信学会 289-290ページ
- ^ 非常通信に備えるアマチュア無線月刊FBNews2014年4月号、三木哲也・電通大特任教授
- ^ 「専門誌に聞け」櫻田洋一・CQ Ham Radio編集長朝日新聞2021年8月25日
- ^ ブルース・ポッター『802.11セキュリティ』O'Reilly Japan, 2003, ISBN 4873111285 p.25
- ^ 電磁波障害の実際 野島俊雄 医科器械学 vol.69, No.2, pp.61-66,1999(日本医療機器学会)
- ^ 無線局運用規則第258条
- ^ 「電波ばく露による生物学的影響に関する評価試験及び調査」平成18年度 海外基準・規制動向調査報告書 (PDF) 電波の安全性に関する調査及び評価技術(総務省電波利用ホームページ)
- ^ 平成10年郵政省令第78号による改正時に追加
- ^ 三浦正悦『電磁界の健康影響 工学的・科学的アプローチの必要性』東京電機大学出版局、2004, ISBN 4501324007 p.236
アマチュア無線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 19:40 UTC 版)
社団局 JA1ZGPがある。 電通大コンテストを主催するとともに、数々のコンテストに参加している。“電通大生ならモールス符号の送受信はできて当たり前”という眼で見られることも多いが、21世紀に入ってからは技能者は少ないという。
※この「アマチュア無線」の解説は、「電気通信大学」の解説の一部です。
「アマチュア無線」を含む「電気通信大学」の記事については、「電気通信大学」の概要を参照ください。
アマチュア無線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/11 03:41 UTC 版)
アマチュア業務に国際電気通信連合 (ITU) の無線通信規則 (RR) によりISMバンドや他の業務と共用するものを含めて分配された周波数を下表に示す。各国でアマチュア無線にこの表の周波数がすべて割り当てられているという意味ではない。 バンド第1地域アフリカ・ヨーロッパ第2地域北アメリカ・南アメリカ・ハワイ第3地域アジア・オセアニア(ハワイは除く)70cm 430 - 440MHz 420 - 450MHz 33cm 902 - 928MHz 23cm 1.24 - 1.3GHz 13cm 2.3 - 2.45GHz ■は分配なし。 日本での割当てはアマチュア無線の周波数帯を参照。
※この「アマチュア無線」の解説は、「極超短波」の解説の一部です。
「アマチュア無線」を含む「極超短波」の記事については、「極超短波」の概要を参照ください。
アマチュア無線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/17 08:05 UTC 版)
アマチュア業務に国際電気通信連合の無線通信規則 (RR) により他の業務と共用するものを含めて分配された周波数および分配された以外で他の業務に影響を与えない範囲で各国の主管庁が割り当てた周波数を下表に示す。各国でアマチュア無線にこの表の周波数がすべて割り当てられているという意味ではない。 バンド第1地域アフリカ・ヨーロッパ第2地域北アメリカ・南アメリカ・ハワイ第3地域アジア・オセアニア(ハワイは除く)6m 50 - 52MHz 50 - 54MHz 4m 70 - 70.5MHz 2m 144 - 146MHz 144 - 148MHz 1.25m 222 - 225MHz ■はRRによる分配なし。■はRRによる分配によらない。 日本での割当てはアマチュア無線の周波数帯を参照。
※この「アマチュア無線」の解説は、「超短波」の解説の一部です。
「アマチュア無線」を含む「超短波」の記事については、「超短波」の概要を参照ください。
アマチュア無線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/19 03:22 UTC 版)
無指向性アンテナの一種であるグランドプレーンアンテナの垂直エレメントの材料として空き缶を使ったものである。 1990年代に日本のアマチュア無線家によって紹介されたもので、VHF以下ではエレメントが太くなりすぎ、SHF以上は利用者が少なく無指向性アンテナを使用する理由がとぼしい。その為、もっぱら製作例はUHFに限られ、430MHz帯で寸法・形状的にほぼ最適解とされる2リットルビール缶を使用したものが多数を占める。他には1200MHz帯で430MHz帯用を縮小した形状のものをコーヒー缶などを使用した製作例が散見される。
※この「アマチュア無線」の解説は、「カンテナ」の解説の一部です。
「アマチュア無線」を含む「カンテナ」の記事については、「カンテナ」の概要を参照ください。
アマチュア無線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/26 10:19 UTC 版)
アマチュア業務に国際電気通信連合(ITU)の無線通信規則(RR)によりISMバンドや他の業務と共用するものを含めて分配された周波数及びこれ以外で他の業務に影響を与えない範囲で各国の主管庁が割り当てた周波数を下表に示す。各国でアマチュア無線にこの表の周波数がすべて割り当てられているという意味ではない。 バンド第1地域アフリカ・ヨーロッパ第2地域北アメリカ・南アメリカ・ハワイ第3地域アジア・オセアニア(ハワイは除く)6mm 47 - 47.2GHz 4mm 75.5 - 81.5GHz 76 - 81.5GHz 2.5mm 122.25 - 123GHz 2mm 134 - 141GHz 1mm 241 - 250GHz ■75.5-76GHzはRRによる分配によらない。 日本での割当てはアマチュア無線の周波数帯を参照。
※この「アマチュア無線」の解説は、「ミリ波」の解説の一部です。
「アマチュア無線」を含む「ミリ波」の記事については、「ミリ波」の概要を参照ください。
アマチュア無線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 19:02 UTC 版)
詳細は「:en:Amateur radio call signs」を参照 アマチュア無線のコールサインは、国際シリーズに属し、通常、1文字または2文字のプレフィックス(所属国を表す)、数字(地域(コールエリア)を表すほか、免許のクラスや旅行者のための臨時免許を示すために使用される場合がある)、1-4文字のサフィックスからなる。例えば、オーストラリアでは、コールサインは2文字のプレフィックス、数字(地域を表す)、2文字から4文字のサフィックスで構成されている。ジブチ(J2)などのいくつかの国のプレフィックスの2文字目は数字である。この場合、例えばジブチのコールサインJ29DBAでは、プレフィックスはJ2、数字は9、サフィックスはDBAである。また、1文字目が数字の場合もある。例えば、ジャマイカのコールサインは6Yで始まる。移動運用時には、サフィックスの後に、/n(nは1ケタの数字で、移動先のコールエリアを表す)、/P(ポータブル)、/M(陸上移動)、/AM(航空移動)、/MM(海上移動)などの追加のサフィックスを付ける場合もある。 外国政府の管轄下で相互協定を使用して無線局を運用する場合、コールサインの前に運用している国・地域のプレフィックスとコールエリアをつける。例えば、W4/G3ABCは、英国で免許を受けたG3ABCというアマチュア局が米国の第4地区で運用しているということを意味する。これには例外があり、米国とカナダの相互運用の場合は、国・地域のプレフィックスとコールエリアを後ろにつける。例えば、W1AW/VE4、VE3XYZ/W1のようになる。 特別な目的や一時的な使用、また政府要人に対しては、特別なコールサインが発行されることがある。例えば、VO1Sは、1901年にグリエルモ・マルコーニがイギリスのコーンウォールからカナダのセントジョンズへ世界初の大西洋横断通信を行ったことを記念して開設された無線局で、「S」はそのときに送られた最初の文字「S」にちなむものである。GB90MGYは、タイタニック沈没90周年を記念して開設された無線局で、MGYは遭難信号を送信したタイタニック号の無線局のコールサインにちなむ。ヨルダンのフセイン国王はアマチュア無線家であったが、ヨルダン政府は国王に対し、ヨルダンで発行できる一番短いコールサインである「JY1」を特別に発行した。 コールサインを声で読み上げるときは、そのままアルファベットと数字を読み上げるか、フォネティックコードが使用される。一部の国では、識別のためにフォネティックコードの使用を義務付けている。また、コールサインに含まれる数字の0(ゼロ)は、O(オー)との区別のために斜線付きゼロで表記する習慣がある。
※この「アマチュア無線」の解説は、「呼出符号」の解説の一部です。
「アマチュア無線」を含む「呼出符号」の記事については、「呼出符号」の概要を参照ください。
アマチュア無線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 05:01 UTC 版)
中国総合通信局管内のアマチュア無線のコールサインは4が付く。
※この「アマチュア無線」の解説は、「中国総合通信局」の解説の一部です。
「アマチュア無線」を含む「中国総合通信局」の記事については、「中国総合通信局」の概要を参照ください。
アマチュア無線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 05:03 UTC 版)
※この「アマチュア無線」の解説は、「近畿総合通信局」の解説の一部です。
「アマチュア無線」を含む「近畿総合通信局」の記事については、「近畿総合通信局」の概要を参照ください。
アマチュア無線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/28 07:29 UTC 版)
クレ環礁は特に離れた場所にあるので、アマチュア無線の遠距離通信の対象となっている。クレ環礁からヨーロッパに至る電波の経路は丁度北極上空を通るので、クレ環礁との遠距離通信はヨーロッパのアマチュア無線愛好家の中でも特に人気がある[要出典]。DX Century Clubでは、ハワイ州の本土との間にハワイ州に属さないミッドウェー島があることから独立のエンティティとなっている。2017年3月31日に一旦現行リストから削除済みリストに移されたが、同年5月11日に元に戻された。 クレ環礁との遠距離通信例を以下に記す。 1969年11月11日〜14日 - コールサイン:KH6NR/KH6 - 、米国海軍予備員訓練センター ホノルルのコールサインを使用し、海洋軍曹のDon Chilcote(KH6GKV、現在はVE6NN)と海軍ICFNのGene Lewis(KH6HDB、W5LE)がクレ島にて運営した。 1971–72 – コールサイン: KH6EDY - 米国海岸警備隊LORAN局クレ島のコールサイン[要出典] 1973年9月〜1974年9月 – コールサイン: KH6HDB – Gene Lewis(KH6HDB、現在はW5LE)がクレ島にて運営した。Lewisは1969年11月に1週間行われたKH6NR/KH6遠距離通信の運営者2人のうちの1人であった。その後、クレ島に1年間駐在するという目的のため海岸警備隊に入った。 1997 – イベントコールサイン: K7K - これは科学と無線の合同で運営されたもので、米国魚類野生生物局から4人の科学者、ミッドウェー-クレ遠距離通信財団の1996年ミッドウェーチームから8人が参加した。 2005 – イベントコールサイン: K7C - 運営チームには米国、カナダ、ドイツから合計12人のアマチュア無線運営者が参加した。
※この「アマチュア無線」の解説は、「クレ環礁」の解説の一部です。
「アマチュア無線」を含む「クレ環礁」の記事については、「クレ環礁」の概要を参照ください。
アマチュア無線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/11 14:18 UTC 版)
更新手続きをしなかったため、無線局免許を一時失効した。2009年(平成21年)8月5日付けで、コールサインJI1MFTにて再開局している。また、すがやが電子工作全般をやっていたため、コロコロコミック編集部が『ブロックくずし』を題材にした漫画を誰に描かせようか考えていた際に白羽の矢が立ち、『あらし』を描くきっかけとなった。
※この「アマチュア無線」の解説は、「すがやみつる」の解説の一部です。
「アマチュア無線」を含む「すがやみつる」の記事については、「すがやみつる」の概要を参照ください。
アマチュア無線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/14 19:33 UTC 版)
アマチュア無線 > ソフトウェア無線 アマチュア用のハードウェアは幅広く、Zeus ZS-1 や Flex Radio といった高性能なトランシーバの他に、SoftRock SDR 、Genesis SDR などの自作派向けのキットがある。受信のみを目的とした FiFi SDR(短波受信)、 Quadrus coherent multi-channel SDR receiver(短波・VU受信)なども市販されている。 Realtek RTL2832U や Elonics E4000 、Rafael Micro R820T, など低価格の地上デジタル放送受信用 DVB-T USB ドングルを広帯域 SDR 受信機として使用する試みがなされている。graves radar の信号を利用したペルセウス座流星群の観測などが行われている。 WebSDR は Pieter-Tjerk de Boer によって始まったプロジェクトで、ブラウザから世界各地に設置した短波帯域を受信できる SDR へのアクセスを提供するものである。近年、これらのシステムを使い Chirp Transmitter の信号解析を行った。
※この「アマチュア無線」の解説は、「ソフトウェア無線」の解説の一部です。
「アマチュア無線」を含む「ソフトウェア無線」の記事については、「ソフトウェア無線」の概要を参照ください。
アマチュア無線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/05 14:16 UTC 版)
CB無線やアマチュア無線では自身や他人と「無線上で呼び合う名前」を、「肩書き」や「名前」や「あだ名(ニックネーム)」の意味を持つ英語で「Handle(ハンドル)」と称していた。 しかし、無線熟練者が「ハンドルなに?(名前なに?)」と尋ねたところ、無線初心者が逆に「ハンドルなにって?ああ、ニックネームは〇〇です。」というようなやりとりや、無線熟練が逆に初心者に対して「ハンドルだけで名前の意味で通ずるのでハンドルとネームで混同しないように」などと用語を解説したつもりが、転じて「ハンドルネーム」となり広く伝わったとされる。これらのやり取りは英会話の場合も、日本語の場合も似たような場面で交わされた(ただし、あくまでインフォーマルな語法である)。 日本アマチュア無線連盟発起人で米国アマチュア衛星通信協会理事を歴任した米田治雄は、アマチュア無線専門誌『CQ ham radio』にて「ハンドルネームと言う英語はないので、ハンドルか、ネームか、どちらかで使って下さい」と語っており、ハンドルネームという語句が浸透してゆく経緯を物語っている。
※この「アマチュア無線」の解説は、「ハンドルネーム」の解説の一部です。
「アマチュア無線」を含む「ハンドルネーム」の記事については、「ハンドルネーム」の概要を参照ください。
アマチュア無線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 17:12 UTC 版)
「ハイラム・パーシー・マキシム」の記事における「アマチュア無線」の解説
マキシムはアマチュア無線を趣味としていた。1914年、アマチュア無線家同士でメッセージを中継する組織があれば良いと考え、地元のアマチュア無線クラブの会長のクラレンス・D・タスカ(英語版)とともアメリカ無線中継連盟(ARRL)を設立した。 マキシムのコールサインは、当初はSNY、1WH、1ZMで、第一次世界大戦後は1AWとなり、後にW1AW(英語版)となった。このコールサインは、マキシムの死後ARRLに移管され、ARRL本部のクラブ局のコールサインとなっている。ARRLは、21歳以下のアマチュア無線家とARRL会員を対象とした、マキシムの名を冠した賞を授与している。
※この「アマチュア無線」の解説は、「ハイラム・パーシー・マキシム」の解説の一部です。
「アマチュア無線」を含む「ハイラム・パーシー・マキシム」の記事については、「ハイラム・パーシー・マキシム」の概要を参照ください。
アマチュア無線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/24 18:04 UTC 版)
アマチュア業務にITUの無線規則(RR)により他の業務と共用するものを含めて分配された周波数を下表に示す。各国でアマチュア無線にこの表の周波数がすべて割り当てられているという意味ではない。 バンド第1地域第2地域第3地域600m 472 - 479kHz 160m 1.81 - 1.85MHz 1.8 - 2MHz どちらも電信とデータ通信(ただし占有帯域幅200Hz以下)専用の周波数である。日本での割当てはアマチュア無線の周波数帯を参照。
※この「アマチュア無線」の解説は、「中波」の解説の一部です。
「アマチュア無線」を含む「中波」の記事については、「中波」の概要を参照ください。
アマチュア無線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/27 03:34 UTC 版)
国際電気通信連合(ITU)の無線通信規則(RR)がアマチュア業務用にISMバンドや他の業務と共用するものを含めて分配している周波数を下表に示す。各国でアマチュア無線にこの表の周波数がすべて割り当てられているという意味ではない。 バンド第1地域アフリカ・ヨーロッパ第2地域北アメリカ・南アメリカ・ハワイ第3地域アジア・オセアニア(ハワイは除く)9cm 3.4 - 3.475GHz 3.3 - 3.5GHz 5cm 5.65 - 5.85GHz 5.65 - 5.925GHz 5.65 - 5.85GHz 3cm 10 - 10.5GHz 1.2cm 24 - 24.25GHz 日本での割当てはアマチュア無線の周波数帯を参照。
※この「アマチュア無線」の解説は、「センチメートル波」の解説の一部です。
「アマチュア無線」を含む「センチメートル波」の記事については、「センチメートル波」の概要を参照ください。
アマチュア無線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/02/23 17:47 UTC 版)
「微小ループアンテナ」の記事における「アマチュア無線」の解説
特に日本では、「アパマンハム」(アパート、マンションなど集合住宅から運用するアマチュア無線家)という言葉に象徴されるような、アンテナを設置するスペースが確保できない無線愛好家が多く、微小ループアンテナなどの小型アンテナに対する需要が高い。そのため研究や試作が盛んに行われている。 エレメントとなるループの一部にマッチング回路を通して給電し、その反対側に可変コンデンサを接続した構造の物が多い。共振周波数は可変コンデンサにより調整する。周囲長が波長よりも短くなるほど、使用できる周波数範囲が狭くなる。指向性はループの面に直角な方向で最大となり、ループの面上の方向でゼロとなる。 波長に対して非常に小さなサイズのため、送信に用いる場合に給電線がアンテナの一部として動作し、給電線に高電圧が発生して危険が生ずる可能性がある。それを防ぐためフロートバランを通して給電する。また、アマチュア無線等の送信時には強い近傍磁界が生じる可能性があるため、隣家や人体から十分離して使う配慮が必要である。
※この「アマチュア無線」の解説は、「微小ループアンテナ」の解説の一部です。
「アマチュア無線」を含む「微小ループアンテナ」の記事については、「微小ループアンテナ」の概要を参照ください。
「アマチュア無線」の例文・使い方・用例・文例
- アマチュア無線家.
- 認可されたアマチュア無線家
- アマチュア無線のための無線局
- アマチュア無線を行う人
- アマチュア無線技士という資格
- アマチュア無線技士という資格を持つ人
- アマチュア無線技士
- リピーター通信というアマチュア無線通信
- QSLカードという,アマチュア無線家の交信記念カード
- アマチュア無線のための通信衛星
- アマチュア無線で相手を呼び出すための合図
- この衛星は,通信にアマチュア無線を使用するため,営利目的に使用できない。
- パイロットは地上班と連絡を取る必要があるので,まずアマチュア無線の免許を取りました。
- アマチュア無線のページへのリンク