コンデンサとは? わかりやすく解説

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コンデンサ


コンデンサ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/17 06:21 UTC 版)

コンデンサ: Kondensator: capacitor)は、電気電荷)を蓄えたり、放出したりする電子部品である。蓄電器[1]キャパシタとも呼ばれる。


注釈

  1. ^ リード線が持っているものとみなして「リード・インダクタンス」等と呼ばれる。
  2. ^ 理想的な場合、直列抵抗はゼロ、並列抵抗は無限大である。
  3. ^ マイラ(マイラフィルム・マイラシート)はポリエチレンテレフタレートを二軸延伸加工したフィルムである。
  4. ^ 比較的古い家電ではコンデンサの品質に問題があるために膨張・破裂するケースも少なくない。詳しくは不良電解コンデンサ問題を参照。
  5. ^ 三洋電機株式会社の登録商標。

出典

  1. ^ コンデンサーとは - コトバンク
  2. ^ Henry Smith Williams (1999年3月). “A History of Science Volume II, Part VI: The Leyden Jar Discovered”. 2013年1月17日閲覧。
  3. ^ Houston, Edwin J. (1905). Electricity in Every-day Life. P. F. Collier & Son. https://books.google.co.jp/books?id=ko9BAAAAIAAJ&pg=PA71&dq=jar+%22von+Kleist%22&redir_esc=y&hl=ja 
  4. ^ Isaacson, Walter (2003). Benjamin Franklin. Simon and Schuster. p. 136. ISBN 0684807610, 9780684807614. https://books.google.co.jp/books?id=oIW915dDMBwC&lpg=PA135&dq=%22benjamin+franklin%22+leyden+jar&pg=PA136&redir_esc=y&hl=ja#v=onepage&q= 
  5. ^ Franklin, Benjamin (1749年4月29日). “Experiments & Observations on Electricity: Letter IV to Peter Collinson” (PDF). pp. (page 28). 2009年8月9日閲覧。
  6. ^ Morse, Robert A., Ph.D. (2004年9月). “Franklin and Electrostatics—Ben Franklin as my Lab Partner” (PDF). Wright Center for Science Education. Tufts University. pp. (page 23). 2009年8月10日閲覧。 “After Volta’s discovery of the electrochemical cell in 1800, the term was then applied to a group of electrochemical cells”
  7. ^ “Sketch of Alessandro Volta”. The Popular Science Monthly (New York): pp. 118–119. (May–Oct 1892). https://books.google.co.jp/books?id=eCADAAAAMBAJ&pg=PA117&source=gbs_toc_r&redir_esc=y&hl=ja#v=onepage&q&f=false 
  8. ^ http://www.ttc-cmc.net/~fme/captance.html
  9. ^ セラミックコンデンサのFAQ なぜ、セラミックコンデンサは音鳴きが発生するのでしょうか?”. 村田製作所. 2016年3月7日閲覧。
  10. ^ トランジスタ技術 2004年9月号 p108, p111 - p114
  11. ^ スーパーキャパシタートラム完成、30秒充電で5キロ走行 中車株洲電力機車”. www.afpbb.com. 2021年8月28日閲覧。
  12. ^ プレスリリース 高速デジタル回路を安定動作させる低インピーダンス線路素子の開発について”. NEC (2003年10月20日). 2015年4月20日閲覧。
  13. ^ 品番の読み方”. 村田製作所( http://www.murata.co.jp/ ). 2016年11月3日閲覧。



コンデンサ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/04 06:35 UTC 版)

直列回路と並列回路」の記事における「コンデンサ」の解説

コンデンサは異な法則に従う。コンデンサの直列回路静電容量は、個々のコンデンサの静電容量逆数総和逆数となる。 1 C t o t a l = 1 C 1 + 1 C 2 + ⋯ + 1 C n {\displaystyle {\frac {1}{C_{\mathrm {total} }}}={\frac {1}{C_{1}}}+{\frac {1}{C_{2}}}+\cdots +{\frac {1}{C_{n}}}} .

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コンデンサ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/04 06:35 UTC 版)

直列回路と並列回路」の記事における「コンデンサ」の解説

コンデンサは異な法則に従う。並列回路での全体静電容量個々のコンデンサの静電容量単純な総和である。 C t o t a l = C 1 + C 2 + ⋯ + C n {\displaystyle C_{\mathrm {total} }=C_{1}+C_{2}+\cdots +C_{n}} 並列回路での定格電圧は、個々のコンデンサのうち定格電圧が最も小さいものによって制限される

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コンデンサ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 17:03 UTC 版)

等価回路」の記事における「コンデンサ」の解説

理想的なコンデンサは静電容量 C {\displaystyle C} のみを持つ(右図(a))。 しかし、実素子としては、端子部が有する抵抗 R s {\displaystyle R_{s}} (ESR/等価直列抵抗)やインダクタンス L s {\displaystyle L_{s}} (ESL/等価直列インダクタンス)があるとみなせる(右図(b))。またさらに端子間の絶縁抵抗 R p {\displaystyle R_{p}} や静電容量 C p {\displaystyle C_{p}} を考慮することがある右図(c))。このため高周波領域では素子自体共振点を持ったり、コンデンサとしての役割失いインダクタンス成分が主となる場合がある。 例えば、右図(b)等価回路では、 ω = 2 π f = 1 L s C {\displaystyle \omega =2\pi f={\frac {1}{\sqrt {L_{s}C}}}} となる並列共振周波数 f {\displaystyle f} 付近で最もインピーダンス小さくなるが、より高い周波数領域では L s {\displaystyle L_{s}} による特性支配的になるためインピーダンス大きくなる

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コンデンサ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/05/26 13:50 UTC 版)

静電エネルギー」の記事における「コンデンサ」の解説

印加電圧 V で電荷 Q が充電されたコンデンサのもつ静電エネルギーは、二つ電極板で電荷q 1 = Q {\displaystyle q_{1}=Q} 、 q 2 = − Q {\displaystyle q_{2}=-Q} 、電位が ϕ 1 − ϕ 2 = V {\displaystyle \phi _{1}-\phi _{2}=V} であることから U = 1 2 ( q 1 ϕ 1 + q 2 ϕ 2 ) = 1 2 Q ϕ 1 − Q ϕ 2 = 1 2 Q V {\displaystyle U={\frac {1}{2}}(q_{1}\phi _{1}+q_{2}\phi _{2})={\frac {1}{2}}Q\phi _{1}-Q\phi _{2}={\frac {1}{2}}QV} U = 1 2 C V 2 = Q 2 2 C {\displaystyle U={\frac {1}{2}}CV^{2}={\frac {Q^{2}}{2C}}} となる。

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コンデンサ

出典:『Wiktionary』 (2021/08/16 07:40 UTC 版)

名詞

コンデンサこんでんさ)

  1. 理学実験装置冷却器
  2. 蒸気機関復水器
  3. 電子部品のひとつで、電荷ためることができる性質をもつ。キャパシタ

発音(?)

こんで↘んさ

語源

英語condenser (en)より。

関連語

翻訳


「コンデンサ」の例文・使い方・用例・文例

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