たれとは? わかりやすく解説

たれ


タレ

タレント2」の略。多く複合語の形で用いられる。「外—(=外国人タレント)」


たれ【垂れ】

読み方:たれ

たれること。また、たれているもの。

更紗の—を下げた、どす暗い料理場で」〈三重吉・小鳥の巣

垂れ駕籠(かご)のむしろ戸

帯やひもの端の結び下がり。

剣道防具で、胴の下に垂らして腰部保護するもの。

料理用いる、液状合わせ調味料。主に鍋物や、焼き鳥照り焼き蒲焼(かばやき)などの焼き物に使う。

垂れ味噌(みそ)」の略。

能に用い仮髪(かはつ)の一。両鬢(びん)の所から肩の少し下まで垂らす黒垂(くろたれ)と白垂とがある。

漢字構成部位の一。上から左下垂れている部分字形によって「厂(がんだれ)」「广(まだれ)」などとよぶ。

接尾語的に用いて)その性質や状態をはっきり示すものをののしる意を表す。「ばか—」「しみっ—」「はな—」


たれ【誰】

読み方:たれ

[代]不定称人代名詞近世からしだいに「だれ」が一般的となり、現代では文語脈の中に残る。

「これにて見苦しとは—も得言わじ」〈鴎外舞姫

嬢子(をとめ)ども—をし(ま)かむ」〈記・中・歌謡〉


足れ

読み方:たれ

ラ行五段活用動詞「足る」の命令形


垂れ

読み方:たれ

ラ行四段活用動詞垂る」の命令形


垂れ

読み方:たれ、しだれ

ラ行下一段活用動詞「垂れる」の連用形、あるいは連用形名詞化したもの

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タレ(たれ)

※「ラーメン用語辞典」の内容は、2013年時点の情報となっております。

たれ

大阪弁 訳語 解説
たれ -- 垂れ。人をののしる意。しょんべんたれ、貧乏たれ、あかんたれ、など。


たれ

  1. 処有ノ金品盗取ラレシ事ヲ覚知シ騒キ出スコトヲ云フ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・東京府
  2. 盗難届-盗難被害者ノ喧噪スルヲ云フ。〔第四類 言語動作
  3. 盗難被害者。〔第二類 人物風俗
  4. 掏摸其他盗難被害事件。〔第三類 犯罪行為
  5. 盗難被害事件をいふ。又其の被害者のことも云ふ。或は被害気付きあわてて盗難の届をすることも云ふ。
  6. 被害ノコト。
  7. 被害者届出。〔掏摸

分類 掏摸東京府


たれ


たれ

  1. 収益利徳。〔第四類 言語動作
  2. 利得を云ふ。

たれ

  1. 肴。〔第六類 器具食物
  2. 肴を云ふ。

読み方:たれ

  1. 前垂のこと。或は洋服着た人物婦女陰門の事等を云ふ。
  2. 和服の袂。垂れ下つているところから。〔盗〕 ②被害届。「たれ込む」ところから。〔盗〕
  3. 〔芸〕①盗難被害事件をいう。またその被害者のこと。「たれ助」ともいう。或いは被害をしって盗難被害届出をすること。②肴のこと。③利得をいう。④前乗のこと、或いは洋服着た人物。⑤女。女に関すること一切

分類 盗/犯罪芸能界落語界


読み方:たれ

  1. をんな、陰門義太夫語の隠語。「-義太」。
  2. 女陰異名
  3. 女の陰部のことをいふ。又は女のことを「たれ」ともいふ。〔役者語〕
  4. 〔的・楽〕女のこと。「ゲン」「ナオ」「ナオン」「ナゴ」「ズベ」等にやや同じ。情婦を「ナゴ」、婦人妻君を「シヤリマ」、淫奔女を「ラリコ」と云ふが、女の総称が「タレ」である。「シヤダレ」は芸妓のこと、「バアダレ」は老婆のこと。
  5. 女の陰部のことをいふ。又は女のことを「たれ」ともいふ。
  6. 〔隠〕女の陰部のこと。又は女のことをもいふ。
  7. 女子、又は女子陰部を云ふ。
  8. 女子生殖器又は女。前橋
  9. 女の陰部のこと、又女のことをもいう。蒲焼などに味をつける「たれ」から出たもので、人生に味をつけるものの意。
  10. 女の陰部のこと、又は女のこと。〔芸能俳優)〕
  11. 女陰の陰語。情事関係では女のことに云われ「シャダレ」(芸者)「マダレ」(年増女)「バアダレ」(老婆)「タレギダ」(女義太夫)「タレカク」(強淫)など用いられる。〔風流
  12. 女。女に関すること一さい。タレをかくといえば、女を姦すること。誰某かいていタレといえば色女ということ。従って、タレ義太女義太夫。〔芸能寄席落語)〕
  13. 隠語〕女、女に関すること一さい。たれをかくと云えば、女を姦する事、誰それかいてる女だと云えば、色女という事
  14. 女・女の陰門
  15. 女。

分類 俳優寄席寄席落語役者役者語、東京義太夫演劇、的/楽、芸能

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垂れ

(たれ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/31 04:42 UTC 版)

垂れ(たれ)



たれ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/22 05:09 UTC 版)

かつめし」の記事における「たれ」の解説

それぞれの店ごとに秘伝のたれがあるが、ある程度レベルものなら家庭でも簡単に作れる。基本形は、ウスターソーストマトケチャップコンソメスープの素を適宜混合しと酒(日本酒ワイン)を加えて煮詰め少量片栗粉溶け良いまた、加古川市内の食品会社オタフクソースなどから、かつめしのたれが市販されている。

※この「たれ」の解説は、「かつめし」の解説の一部です。
「たれ」を含む「かつめし」の記事については、「かつめし」の概要を参照ください。

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たれ

出典:『Wiktionary』 (2021/10/10 09:25 UTC 版)

名詞

たれ垂れ

  1. 垂れること。垂れているもの。
  2. 焼き物などに用いる調味の汁。
  3. 日本料理一つで、醤油味の「たれ(上記の「垂れ」)」に漬け干した鯨肉千葉県特産品
  4. 垂れ駕籠むしろ戸
  5. 剣道銃剣道短剣道なぎなたで、腰部保護する防具
  6. 垂れ味噌
  7. 用いる仮髪一つ
  8. 帯などの端の結び下がり。
  9. 漢字部位一つ。广など。
  10. 塗装失敗一つで、重力により塗料になること。
  11. 性質特徴強調して罵る

関連語

派生語

動詞

たれ

  1. たれる」の未然形
  2. 「たれる」の連用形

代名詞

たれ

  1. 人称代名詞不定称人物尋ね場合用い代名詞

発音

二拍名詞一類(?)

類義語

関連語

日本語指示詞
  近称(こ-) 中称(そ-) 遠称(あ-) 不定称(ど-)
指示代名詞 これ [複数: これら] それ [複数: それら] あれ [複数: あれら] どれ
指示代名詞 こいつ
こちらさま
そいつ
そちらさま
あいつ
あちらさま
どいつ
どちらさま
連体詞 この その あの どの
場所 ここ
こっから
そこ
そっから
あそこ
 
どこ
どっから
方向 こちらこっち そちらそっち あちらあっち どちらどっち
態様 こう
こんな
こんくらい
こんだけ
そう
そんな
そんくらい
そんだけ
ああ
あんな
あんくらい
あんだけ
どう
どんな
どんくらい
どんだけ

諸言語への影響

助動詞

たれ

  1. 「たり」の已然形
  2. 「たり」の命令形


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