アムロ・レイ 劇中での活躍

アムロ・レイ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/11 06:53 UTC 版)

劇中での活躍

ガンダムシリーズには多数の派生作品があり、いくつかの諸説や異同があるが、ここでは特に断りのない限りテレビアニメ『機動戦士ガンダム』『機動戦士Ζガンダム』、アニメーション映画機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』及びOVA『機動戦士ガンダムUC』における事蹟を基準に記す。

一年戦争後期

ガンダムとの出会い
15〜16歳。サイド7内の高校に通い、毎日のように自室で下着姿でパソコンやメカ弄りをしていた。
宇宙世紀0079年9月18日、地球連邦軍の新造艦ホワイトベースを追ってジオン公国軍ムサイ級巡洋艦「ファルメル」が周辺空域に侵入、ザクIIによるコロニー内への強襲に遭遇する。彼は、避難の最中に「V作戦」の極秘ファイル(ガンダムの操縦マニュアル)を偶然入手し、アイドリング状態だったガンダムに乗り込み起動。強襲を仕掛けてきたザクIIを初陣にして2機撃破する[27]。なお、この戦闘が歴史上初の実戦におけるモビルスーツ (MS) 同士の対戦であった。父のテムはこの戦闘で宇宙空間に放り出され行方不明となる。
その後は民間人でありつつもホワイトベース (WB) の乗組員としてガンダムに搭乗し、WBの地球降下を阻止すべく執拗につけまわす公国軍のエース・パイロットにして、以後宿命のライバルとして戦い続けることとなるシャア・アズナブルの追撃を払いのける日々が始まる。この頃はまともにガンダムを操れたのはアムロのみであることから、いつしか地球連邦軍の正規パイロットのように扱われるようになる。地球降下前まではアムロ本人もまんざらではなく、嬉々としてガンダムの凄さをクルーに語ったりもしている(テレビアニメ版では、まだ当時のロボットアニメ主流の熱血主人公の片鱗が見え隠れしていた[注 7])。
戦場からの逃亡
しかし地球降下以後、「生き残る」という以外に戦う意義を見出せぬまま、アムロの精神はやがて疲弊していく。ガルマの執拗な追撃をなんとか退けるものの、自分を戦争の駒のように扱う2代目WB艦長のブライト・ノアとはたびたび衝突し、唯一のアイデンティティとなっていた「ガンダムのパイロット」の地位さえ、ブライトの「リュウに任せよう」という発言から脅かされることとなる。これを偶然聞いてしまったアムロは脱走を決意し、ガンダムに乗って砂漠の大地に消えていく。
脱走中、砂漠の町のレストランに立ち寄ったところ、偶然ジオン公国の軍人ランバ・ラルと出会う。ラルの愛人であるクラウレ・ハモンとともに大変気に入られるが、敵同士であるがゆえに戦場で再会、対峙することになる。ラルの駆るグフを退けるものの、勝てたのは腕ではなくモビルスーツの性能のおかげだと指摘され、初めて「あの人に勝ちたい」と、パイロットとして「生き残る」以外の意味を見いだす。
その後、アムロの目の前で軍人として殉じたランバ・ラルの姿は、敵ながらにして越えねばならぬ父親のような存在としてそびえ立ち、大きな影響を与えることとなる。そして、ラルの仇を討つためにホワイトベースに特攻を仕掛けたハモンと、彼女の攻撃を身を挺して防いだリュウの死が、アムロの中に生きる意味を問いかけることとなる。
ニュータイプへの覚醒
ラルや黒い三連星など、数々のジオンの戦士との死闘を経て、ホワイトベースの物資を補給する連邦士官マチルダ・アジャンから「エスパーかも」とも評されたアムロは、いつしかニュータイプとしての覚醒を見せ始め、ジャブローではジャブローの攻防でふたたびびあいまみえたシャアと互角以上の戦いを演じる。ふたたび宇宙に上がってからも、ドレン大尉率いるキャメル・パトロール艦隊のムサイ3隻を撃沈し、コンスコン機動艦隊との交戦では、敵艦隊擁する12機のリック・ドムのうち9機を3分で撃破するうえに、コンスコンの乗る旗艦チベまでも撃沈して見せる。それ以降もアムロのニュータイプ能力は拡大し続け、ソロモン攻略戦など、幾多の戦闘で大きな戦果を挙げる。公国軍からは、“赤い彗星”シャアと対比して連邦の白いヤツバンダイゲーム作品では白い悪魔、書籍『機動戦士ガンダム 戦略戦術大図鑑』やバンプレストのゲーム作品では白き流星)と恐れられるようになる。
アムロの成長にともない、その超人的な反応速度に対応しきれなくなったガンダムは、マグネット・コーティングを施される。このとき、技術者モスク・ハンの「生き延びて、いいデータを持ち帰ってくれ」という自分勝手な応援の言葉を「これだから人の本音は聞きたくない」と苦笑しながら受け流しており、人間としての成長が窺える。その頃にはシャアのゲルググを、通常のパイロットではありえない距離(ララァさえも、実験の際にはかなりの苦痛を伴った距離)から正確に狙撃する鬼神のごとき働きを見せる。
ララァとの出会いと別れ
中立コロニーで偶然にめぐりあった不可思議な印象を伴った少女 ララァ・スンに惹かれたアムロは、戦場での敵同士としての再会の中でニュータイプ同士としての精神の交感を体験する。しかし、その最中に襲い掛かるシャアに反撃した際、シャアを庇ったララァを戦死させてしまう。
シャアとの決戦と仲間たちのもとへの生還
最終決戦となったア・バオア・クー攻略戦でシャアの駆るジオングと交戦、両者は相打ち(ジオングは撃破、ガンダムはAパーツの頭部と両腕、Bパーツの右脚を失う大破)となり、ガンダムは破壊されるものの最終的にホワイトベースの仲間たちとの交感と再会を経て、一年戦争を生き抜く。
スマートフォンゲームアプリ『機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE[注 8]のイベント「アムロシャアモード」では、WBのクルーを乗せたランチがSOSを発信し続けるなか、アムロがブルーム隊のサラミス級巡洋艦を見つけ収容される。サラミス級は味方の救助を続けるが、アムロはひと足先にシャトルでルナツーへ向かい治療や検査を受けたあと、ジャブローに降下し、高官たちと会談する。これは表向きは「英雄」としての丁重な扱いとしているが、実際にはアムロを危険視する高官たちによる指示であった。なお、ルナツー到着前の階級は「少尉」と呼ばれるが、その後は「大尉」と呼ばれている。

一年戦争終結後

軟禁された英雄
一年戦争後は英雄的扱いを受け、彼に注目した多くのジャーナリストから「ニュータイプとは何か?」と取材を受けることになるが、彼の発言は大衆にとって抽象的で難解なものとして理解されなかったといわれる。やがて北アメリカシャイアン基地に勤務。しかし、地球連邦政府のニュータイプを危険視する思惑から事実上の軟禁状態に置かれ、彼もララァを死に至らしめたことの後悔を引きずって鬱屈した生活を送る。
「アムロシャアモード」では、0081年に日本の鳥居がある海岸でムラサメ研究所の所員が見守るなか、当時の最新技術であるムーバブル・フレームおよび全天周囲モニター・リニアシートを備えたMS(外観はジム・コマンド)に搭乗し、模擬戦をおこない勝利する。ナミカー・コーネルら所員は、現役を退いても高い能力を示すアムロを危険と判断。北米のシャイアン基地への転属が決定する。また、『Ζ』でエマ・シーンが語っていた邂逅が詳細に描かれた。その後、シャアがクワトロ・バジーナとしてエゥーゴに参画し、強襲巡洋艦アーガマのクルーとして行動し始めたことや、ガンダムMk-IIの強奪により宇宙に動きがあったことを察知している。
『THE ORIGIN』では機密保持やニュータイプ研究のため隔離状態にあったが、0082年には監視兼護衛付きではあるものの行動の自由が許されている。出雲の旅行でハヤトからフラウとの結婚を打ち明けられたあと、自分たちにとってすべての始まりの場所であるサイド7復興に加わる意志を示す。

グリプス戦役

エゥーゴへの参加と地球への残留
宇宙世紀0087年、23歳。かつてのガールフレンドでありハヤトの妻になっていたフラウと再会し、カツ・コバヤシに説得され共に監視を抜け出す。空港で輸送機を奪ってエゥーゴの支援組織カラバに合流し、シャア(クワトロ)と7年振りの再会を果たす[注 9]。シャアからは宇宙に上がり共闘することを薦められたが、無重力の感覚への恐怖を理由に固辞している。その際、「ララァと再び会うのが怖いのか」と胸中を看破され、一年戦争時代に負ったトラウマを克服できていない自身の精神的な脆さを否定できず、ハヤトらと共に地上に留まる。また、自分より若いカミーユにガンダムMk-IIを使わせていることや、それを容認する周囲の人間たちに「不甲斐ない自分への当てつけ」といった感情を少なからず感じていたようである[注 10]
しかし、昔の自分を思い出させるカミーユ・ビダンや、ベルトーチカ・イルマに刺激され、再びMSで戦うことを決意すると、7年のブランクを感じさせない卓越した操縦技術でエゥーゴを援助。宇宙に上がったアポリー・ベイ中尉が残したリック・ディアスでカミーユを指導しながらアッシマーを撃墜したのを皮切りに、その後はリック・ディアスを改修したディジェを駆って、キリマンジャロ攻略戦[注 11]ダカールでの戦いニューギニア基地攻略などで活躍した。この時は対峙する敵が同じということもあり、シャアと共闘関係となり、内心思う所はあるにしろ、シャアとアムロの人間関係は良好で、ニュータイプ同士であることもあり、それなりに信頼関係も構築されていた。
なお、一年戦争時には一人称が「僕」であったが、この頃から「俺」に変化している。ブライトに対しても一年戦争時は上官として従う立場であったが、これ以降は対等な立場として接している。
設定上での諸説
雑誌企画『ガンダム・センチネル』の設定では、グリプス戦役終盤にアウドムラの第18飛行部隊の隊長として、パーソナルカラーに塗装されたΖプラスに搭乗したといわれている。また、アトラクション『ガンダム新体験 グリーンダイバーズ』や3DCGアニメ『GUNDAM EVOLVE../9 MSZ-006 Ζ-GUNDAM』では、戦争終結前後に確認されたΖガンダム3号機のテストパイロットの1人で、「ホワイト・ユニコーン」のコードネームで呼ばれる人物とする説も存在する(漫画『機動戦士Ζガンダム デイアフタートゥモロー ―カイ・シデンのレポートより―』ではアムロがΖガンダム3号機に搭乗する様子が描かれた)。

第一次ネオ・ジオン抗争

第一次ネオ・ジオン抗争を描いた『機動戦士ガンダムΖΖ』においてはまったく姿を見せていないが、アーガマが地上に降りた際のブライトとハヤト・コバヤシとの会話から、この時すでに宇宙に上がっていたことが語られる[30]

「アムロシャアモード」では、ジュドー・アーシタらがアクシズに潜入した頃に、ハヤトとの会話の中で宇宙に戻る考えがあることを述べている。その後、ネオ・ジオンによるコロニー落としからジュドーとハマーン・カーン最終決戦前の間の時期にシャトルで宇宙に上がり、ロンド・ベル隊の一員としてラー・ザイムに乗艦。用意されていたリック・ディジェに搭乗し、ジムIIを率いた小隊でレジスタンスザクIII 2機を殲滅する。なお、小説版『逆襲のシャア』や後述の『ムーンガンダム』と異なり、0092年のシャアのスウィートウォーター占拠までジェダではなくリック・ディジェ(「」でもない)に乗り続けている。

第二次ネオ・ジオン抗争以前

アムロは外郭新興部隊「ロンド・ベル」の組織作りに奔走する[31]。ロンド・ベル設立後はそのMS部隊隊長の任に就いて、シャアの動向を探るため地球圏各所の調査を行っている[32]

この時期のアムロを取り扱った作品は複数あるが、それぞれで描写が異なる。

漫画『機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス
ロンド・ベルの設立を含めた地球圏での活動は自身の影武者に任せ、アムロ本人は宇宙世紀0091年には、片道2年の歳月をかけて木星へ部下と共にと訪れている。木星に居住していたジュドー・アーシタと共にメガゼータに乗り込み、巨大人型ロボット「伝説巨神」の調査を行う中、同じく調査のため木星を訪れていたシャア、そして巨神を目覚めさせるキーとして連れられてきたミネバ・ザビと出会う。
漫画『機動戦士ムーンガンダム

第二次ネオ・ジオン抗争

ネオ・ジオンとの戦い
29歳。地球連邦軍大尉。アムロとて一部のエリートが地球から宇宙のスペースノイドを支配・管理している独善を決してよしとしているわけではなかったが、彼には内部改革の夢があり人類の叡智も信じてもいた。それが、アムロを地球連邦軍に留まらせている理由だった[33]。ときに宇宙世紀0093年、アムロはロンド・ベルのMS隊隊長として、リ・ガズィνガンダムを駆り、ブライトらと共に、シャア率いるネオ・ジオンとの最後の戦いを挑む。
第二次ネオ・ジオン抗争が勃発した宇宙世紀0093年3月4日、地球連邦軍本部があるチベットラサに向け小惑星5thルナの落下を目論むネオ・ジオンを阻止するためにリ・ガズィに搭乗して戦闘に参加。ヤクト・ドーガを駆るギュネイ・ガスを退けるのには成功したものの、サザビーで出撃してきたシャアには圧倒された上に、落下阻止限界点を越えてしまい、5thルナを巡る攻防は惨敗に終わる。その後、いまだフォン・ブラウン市の工場で開発中であったνガンダムを半ば強引に受領し、シャアとの決戦に備える。
その後、サイド1のロンデニオンハサウェイ・ノア、クェスと共にドライブをしている時に、乗馬していたシャアと遭遇。シャアに掴みかかり取っ組み合いになった後、銃で狙撃しようとするも、クェスに邪魔をされギュネイがホビー・ハイザックで救援に来たために逃げられる。
シャアとの最終決戦
アクシズ落としを目論むシャアの動きを看破したアムロたちロンド・ベル隊は、アクシズへ急行する。宇宙世紀0093年3月12日、アクシズの防衛ラインを単機で突破し、シャアとの決戦では、サザビーとのMS戦だけではなく生身での白兵戦や舌戦も交えた激戦を繰り広げ、再びMSに搭乗して全ての武装を使い果たした後もガンダムの格闘攻撃でサザビーを圧倒し、これによってサザビーからシャアの乗る脱出ポッドが放出される。その時、ブライトたちが行った落下阻止のためのアクシズ分断作戦が裏目に出て、片割れがそのまま地球への落下を開始する。アムロはシャアを逃がすまいと脱出ポッドを捕まえるが、シャアにブライトたちが行った作戦のおかげでアクシズ落下という目的を果たせると、高々と勝利宣告をされる。
これに怒ったアムロは、地球へ落下していくアクシズの片割れを、シャアの脱出ポッドを保持したまま単機で「たかが石ころ一つ、ガンダムで押し返してやる。νガンダム(の能力)は伊達じゃない」と抵抗する。
シャアと共に生死不明
「地球の重力に魂を縛られた人々」に絶望し、大罪を犯してまで人類を次のステージ、いわゆるニュータイプに上げようとしたシャアに対し、アムロは愚直なまでに人類の可能性を信じた。そしてアムロの行動を見た他のMSのパイロットも、連邦、ネオ・ジオンを問わず加勢し、小惑星・アクシズの軌道を逸らすことを試みる。空力加熱でオーバーロードを起こして爆散する機体も出る中、アムロの叫びと共にサイコフレームによって増幅された光に包まれ、生き残ったMS群はアクシズから乖離し、ついにアクシズの軌道は地球への落下コースから逸れていく。しかし、同時にアムロとνガンダム、そしてシャアは閃光に包まれ、行方不明となる。その後、MIA(消息不明、連邦の公式記録には実質的に死亡扱い)となる[注 12]

その後

ラプラス事変

宇宙世紀0096には、ネオ・ジオングのコックピットに現れたシャアの像に対して、アムロ、ララァのものとおぼしき像が迎えにいくかのような描写が存在している[注 13]

マフティー動乱

宇宙世紀0105年において、地球連邦政府の粛正を掲げる秘密結社マフティー所有の機動兵器Ξガンダムにはアムロ・レイが最後に使用したガンダムであるνを引き継ぐ意図で “ξ”(Ξ) の文字が冠されている。また、そのパイロットである秘密結社の主導者マフティー・ナビーユ・エリンことハサウェイ・ノアは初めてΞガンダムに乗り込んだ後、機体や武装ごと格納しているカーゴ・ピサがペーネロペーの狙撃を受けた際に「身構えている時には、死神は来ないものだ。ハサウェイ」と語るアムロの声が突然聞こえたことに対し、息を呑む一幕が存在する。


注釈

  1. ^ 英文表記の初出は、サウンドトラック機動戦士ガンダムIII アムロよ…』の販促用ポスター[3]
  2. ^ 経緯の詳細は機動戦士ガンダム#企画の経緯を参照。
  3. ^ 飯塚は「ドニファンの弟」と述べているが誤り。
  4. ^ なお、テレビ放送と並行して『冒険王』で連載されたコミカライズ版では、ギレン・ザビの演説を放送していたテレビを殴り壊すなど、従来型の勇ましい熱血ヒーローのごとき言動を見せている。
  5. ^ 番外編「アムロ0082」ではアムロが母に別れを告げた砂地が鳥取砂丘である事が示されている。
  6. ^ 地球連邦軍では士官学校を卒業していないたたき上げの場合は、どのような偉大な功績を挙げても勲章を受けられるだけで佐官将官にはなれない(「機動戦士ガンダム 戦略戦術大図鑑」)。ただし、「シャアの反乱」でシャア諸共行方不明になった以後の『機動戦士ガンダムUC』では、戦死扱いの二階級特進で中佐になっている。
  7. ^ 例えば第4話「ルナツー脱出作戦」では、軍紀を重んじるだけのルナツー司令ワッケインや監禁房でも皮肉を口にするカイ・シデンに詰め寄ろうとする血気盛んとも取れる面を覗かせる、監禁房から脱出した後はブライトと共に警備兵に不意打ちをかけて飛び蹴りの一撃で昏倒させるなどのヒーロー的な活躍を見せている。
  8. ^ デザイン担当のことぶきつかさによれば、同ゲームは "UC NEXT 0100" の一環であり、オリジナル部分の物語に関しては宇宙世紀の正史扱いとなるとしている[28]
  9. ^ 没にはなったが、企画の段階では輸送機でブラン・ブルタークの乗るアッシマーに特攻した際に死亡するという筋書きもあった。
  10. ^ なお、監督の富野は本作においてアムロをガンダムに乗せなかった理由について「アムロをガンダムに乗せてしまったら、本作の主人公であるカミーユの存在感が薄れてしまうから」とコメントしている[要出典]
  11. ^ 「アムロシャアモード」では、テレビ版とも劇場版とも異なるストーリー展開でキリマンジャロ攻略戦が描かれており[29]、クワトロがディジェに搭乗したためリック・ディアスに搭乗している。
  12. ^ 古谷は「シャアと共にララァの世界に行ったのだと思っています」と述べている[要出典]
  13. ^ アニメ版『機動戦士ガンダムUC』のストーリー担当・福井晴敏は「生き霊かもしれない」と述べている[34]

出典

  1. ^ 記録全集2 1980, p. 132, 「人物対比図1」.
  2. ^ a b c d アニメージュ12付録 1980.
  3. ^ ロマンアルバム 1980, p. 170.
  4. ^ STAFF&CAST”. ガンダムさん 公式サイト. 2020年11月20日閲覧。
  5. ^ 人はめぐりあい、過ちを繰り返す 『ガンダム』で描いた正義なき世界 安彦良和のTHE ORIGIN(前編)”. 朝日新聞デジタル&M(アンド・エム). 朝日新聞社. 2020年2月21日閲覧。
  6. ^ 「アムロ・レイの演じ方〜古谷徹の演技・人物論〜」第7回(前編)”. Febri. 2022年12月19日閲覧。
  7. ^ 「アムロ・レイの演じ方〜古谷徹の演技・人物論〜」第7回(後編)”. Febri. 2022年12月21日閲覧。
  8. ^ 「サンライズ 企画室デスク(当時)飯塚正夫INTERVIEW 『機動戦士ガンダム』誕生の秘密 いかにして『ガンダム』は大地に立ったか」『ガンダム・エイジ ガンプラ世代のためのガンダム読本』洋泉社、1999年4月、63-64頁。
  9. ^ 『機動戦士ガンダム ガンダムアーカイヴ』メディアワークス、1999年6月、10頁。
  10. ^ ガンダム展が明日から東京で!アムロの初期設定に古谷徹も驚き
  11. ^ a b c 尾形英夫編「機動戦士ガンダム きみはこれを見て生きのびることができるか? ファンからのここが聞きたいガンダム67の質問」『アニメージュ 1979年12月号』徳間書店、昭和54年12月10日。雑誌 01577-12、23-24頁。
  12. ^ a b 氷川竜介藤津亮太編「第二章 TV版と音楽と ファンからのここが聞きたいガンダム67の質問(1979)」『ガンダムの現場から 富野由悠季発言集』キネマ旬報社、2000年10月16日。ISBN 4-87376-537-4、68-70頁。
  13. ^ 「ガンボーイ企画メモ」『ガンダムの現場から 富野由悠季発言集』キネマ旬報社、2000年10月、25頁。
  14. ^ 『機動戦士ガンダム 記録全集1』日本サンライズ、1979年12月、16頁。
  15. ^ Web現代「ガンダム者」取材班編集「第6章 脚本(チーフシナリオライター) 星山博之 《キャラクターの生命》」『ガンダム者 ガンダムを創った男たち』講談社、2002年、284頁。ISBN 4-06-330181-8 
  16. ^ 『機動戦士ガンダム 記録全集1』日本サンライズ、1979年12月、104頁。
  17. ^ a b 『アニメック16号 機動戦士ガンダム大事典』ラポート、1981年3月、132頁。
  18. ^ 『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙 大百科』勁文社、1982年5月、251頁。
  19. ^ いなば余談(安彦良和氏に対するインタビュー。日本海新聞 2015年11月14日(土)20面)
  20. ^ 密会(加筆) 2000, p. 203.
  21. ^ 密会(加筆) 2000, pp. 33–34.
  22. ^ ORGINガイドブック2 2010.
  23. ^ 密会(加筆) 2000, p. 37.
  24. ^ 密会(加筆) 2000, p. 35.
  25. ^ a b 月刊マガジン 2006年4月号 イチオシ倶楽部EXTRA 富野由悠季インタビュー
  26. ^ kotoba 2021年秋号 No.45. 71~73頁
  27. ^ 第1話『ガンダム大地に立つ!!』
  28. ^ ガンダムエース02 2022, p. 527, 「《ことぶきつかさ》の出来るまで」第54回.
  29. ^ U.C.ENGAGE Twitter 2023.
  30. ^ 『ΖΖ』第35話より。
  31. ^ 電撃データコレクション(7) 1998, p. 70.
  32. ^ 劇場アニメ『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』
  33. ^ 『別冊アニメディア 機動戦士ガンダム 劇場版 逆襲のシャア』
  34. ^ 『機動戦士ガンダムUC』福井晴敏インタビュー(ストーリー担当) 5年の歳月を経て完結 後編”. アニメ!アニメ!. イード (2014年8月10日). 2018年12月27日閲覧。
  35. ^ a b ガンダム辞典v1.5 2009, pp. 122–124.
  36. ^ 電撃DC(8) 1998, p. 71.
  37. ^ 『公式ガンダムサイトGUNDAM.INFO』グッズ紹介 “アムロパーソナルマークワッペン”より
  38. ^ MG 1/100 MSZ-006A1 ゼータプラス(テスト機カラータイプ)』バンダイ、2001年10月、10頁。 
  39. ^ 編集 尾形英夫『ロマンアルバム・エクストラ(53)』徳間書店、1980年7月30日、185頁。 
  40. ^ 中岡潤一郎 (2021年4月22日). “もしもガンダム世界に文藝春秋があったら——「元ホワイトベース隊のエース アムロ・レイ大尉 女遍歴の背後にうごめく思惑」”. 文藝春秋. https://bunshun.jp/articles/-/44793 2021年4月23日閲覧。 






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