大洪水とは? わかりやすく解説

だいこうずい【大洪水】

読み方:だいこうずい

原題、(フランス)Le Délugeル=クレジオ長編小説1966年刊。万物の死の予感から逃れようとしてさまよう青年13日間を描く。


だい‐こうずい【大洪水】

読み方:だいこうずい

大規模で、被害大き洪水

[補説] 書名別項。→大洪水


大洪水

作者マッシモ・ボンテンペルリ

収載図書わが夢の女―ボンテンペルリ短篇集
出版社筑摩書房
刊行年月1988.12
シリーズ名ちくま文庫


大洪水

作者中上健次

収載図書中上健次全集 13
出版社集英社
刊行年月1996.6


大洪水

作者星新一

収載図書星新一ショートショートセレクション 10 重要な任務
出版社理論社
刊行年月2003.3


大洪水

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/07 15:48 UTC 版)

大洪水(だいこうずい)とはしばしば、天誅として文明を破壊するために神々によって起こされたとする神話伝説上の洪水を指す。洪水説話洪水神話と呼ばれる。


注釈

  1. ^ ニコラオスの著書は一部の哲学書のアラビア語翻訳以外現存せず、大半は他の人による引用からしかわかっていない。この第96巻はアテナイオスという人物と後述のフラウィウス・ヨセフスによって引用が残されている。
    E・シューラー『イエス・キリスト時代のユダヤ民族史 I』、小河陽 訳、株式会社教文館、2012年、ISBN 978-4-7642-7351-1、P57-63。
  2. ^ なお、この話を引用して残したヨセフスは「ノアの箱舟」のギリシャ語訳である「キボートス(Κιβωτός)」ではなく「ラルナックス」という「ギリシャ神話のデウカリオーンの洪水の話に出てくる方舟」の呼び名を使用している。
    『七十人訳ギリシャ語聖書 モーセ五書』 秦剛平 訳、講談社、2017年。ISBN 978-4-06-292465-8、P779注31
  3. ^ これらのアステカの翻訳は論議を呼んでいる。多くは確かな出典がなく、信頼性を証明できない。いくつかは Coxcox の絵文字で書かれた物語をベースにしているが、この絵文字を翻訳した他の文献は洪水には何も言及していない。もっとも問題なのは、これらの神話が地元の人々から聞き取られたときには、すでに宣教師が相当に定着した後なのである[要出典]
  4. ^ この物語は完全にキリスト教の流儀に影響されており、聖書のノアの物語の知識がしっかりと根付いている。真のハワイ神話とはいえそうもない[要出典]

出典

  1. ^ Royal Tombs of UR - Woolley and the Great Flood”. McClung Museum. Frank H. McClung Museum. 1999年10月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年12月19日閲覧。
  2. ^ フラウィウス・ヨセフス 著、秦剛平 訳『ユダヤ古代誌1』株式会社筑摩書房、1999年、ISBN 4-480-08531-9、P51。
  3. ^ Gaster, Theodor H. Myth, Legend, and Custom in the Old Testament, Harper & Row, New York, 1969. [1]
  4. ^ Canada's Fist Nations - Native Creation Myths”. The Applied History Research Group. 2002年5月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年12月19日閲覧。
  5. ^  司馬遷. 史記/卷001. - ウィキソース. 
  6. ^  山海経. 山海經/海內經. - ウィキソース. 
  7. ^ 吉田 2007、pp. 113-114。
  8. ^ 吉田 2007、pp. 115-117。
  9. ^ M.E.L.Mallowan, "Noah's Flood Reconsidered", Iraq, 26 (1964), pp. 62-82.
  10. ^ K. S.「灼熱の氷惑星 地球との接触でノア大洪水が再襲来, 高橋実著, 原書房, (1975)(〈シリーズ〉海洋文学のすゝめ)」『咸臨 : 日本船舶海洋工学会誌』第33号、公益社団法人日本船舶海洋工学会、2010年11月10日、53頁、doi:10.14856/kanrin.33.0_53NAID 110008095388 
  11. ^ #10 驚くべき発見!「恐竜、ノアの箱船」 / ロス・パターソン”. サンライズミニストリー (2012年11月26日). 2017年10月25日閲覧。6:15以降



大洪水

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/15 00:48 UTC 版)

ピュラー」の記事における「大洪水」の解説

青銅時代」の人間驕慢であったため、ゼウスはこれらの人々を滅ぼすことを考え、大洪水を起こすことを決めたティーターン一族でもあったプロメーテウスはこれを知り、甥のデウカリオーン忠告与えた。こうしてデウカリオーン箱船建造し必要な物品を積み込んで、妻ピュラーと共に乗り込んだ。 やがて車輪のように天より地上降り、またゼウス依頼に応じてポセイドーンは泉を溢れさせたため、河川氾濫し田畑家屋城壁も社も何もかも水の底に沈んだ。人も家畜溺れ死に、あるいは餓死した。しかしデウカリオーンピュラー乗った箱船水の上浮かび九日九夜のあいだ水の上漂った後、ポーキス州とボイオーティア州の境界近くパルナッソス山二つの峰の場所で止まった

※この「大洪水」の解説は、「ピュラー」の解説の一部です。
「大洪水」を含む「ピュラー」の記事については、「ピュラー」の概要を参照ください。


大洪水

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/16 02:40 UTC 版)

デウカリオーン」の記事における「大洪水」の解説

ゼウスはこれらのことで人間嫌気がさし、絶滅させてしまおうと、地上に大洪水を起こした南風とともに豪雨起こり恐ろしい速さで海の水かさ増した沿岸平野にあるすべての都市流され世界わずかな山の頂以外は水浸しとなった。しかし、デウカリオーンは父プロメーテウスから警告受けていたので、いち早く方舟作って食料積み込み、妻ピュラーとともに乗り込んでいた。 9日間水上を漂い、ようやく水が引くと、方舟パルナッソス山漂着した。これにはエトナ山アトス山オトリュス山という説もある。デウカリオーンゼウス生贄捧げると、ピュラーとともにケーピーソス河のほとりにあるテミス神殿祈り捧げたゼウスはこれに応えてヘルメース遣わしデウカリオーン願い聞き届けるよう命じた一説にはテミス自身が姿を現したともいう。デウカリオーン人間新しくらせ給えと願うと、「おまえたちの顔を布で包み母親の骨を後ろ投げるがよい」とお告げがあった。ピュラーはこの言葉対し、そんな親不孝なことは出来ない嘆いた。しかし、デウカリオーンは「母親」とは大地母神のことで「骨」とは河岸の石のことだと解釈し二人は石を拾って背後投げたデウカリオーン投げた石から人間の男が誕生しピュラー投げた石からは人間の女が誕生した。こうして再び地上には人間があふれるようになった

※この「大洪水」の解説は、「デウカリオーン」の解説の一部です。
「大洪水」を含む「デウカリオーン」の記事については、「デウカリオーン」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「大洪水」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「大洪水」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「大洪水」の関連用語

大洪水のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



大洪水のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの大洪水 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのピュラー (改訂履歴)、デウカリオーン (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS