biotechnologyとは? わかりやすく解説

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バイオテクノロジー【biotechnology】

読み方:ばいおてくのろじー

生物の行う化学反応、あるいはその機能工業的に利用・応用する技術遺伝子組み換え細胞融合酵素を扱う技術含まれ発酵新品育成環境浄化などに利用生命工学生物工学


バイオマス技術

英語 biotechnology

バイオマスとは、本来は生物から発生する物質のことであるが、再生可能エネルギー源(クリーンエネルギー源)のひとつの名前として使われている。すなわち、燃料として、植物動物の排池物(バイオマス)を用いエネルギー生産技術をいう。バイオマスを燃やすと化石燃料燃焼同様に二酸化炭素発生するが、燃やさなくても、やがてバクテリアによって分解され二酸化炭素放出するので、地球全体二酸化炭素増えない

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

バイオテクノロジー


バイオテクノロジー

【英】: Biotechnology
バイオテクノロジーとは「バイオロジー生物学)」と「テクノロジー科学技術)」を合成した言葉で、日本語では「生物工学」または「生命工学」などと訳される

言葉自体1980年頃から使われ新しいものである。しかし、昔から作られている、ビールワイン、酒、納豆味噌パンチーズなどの発酵食品農作物育種などの品種改良もバイオテクノロジーといえる20世紀には、発酵技術応用したクエン酸アミノ酸抗生物質なども生産されるようになった。これらは「オールドバイオ」と呼ばれる

1970年代以降になり、遺伝子組換え技術細胞融合組織細胞培養などの実用化技術急速に発展した。これらは「ニューバイオテクノロジー」と呼ばれ最近では、遺伝子治療クローン技術など、様々な分野での応用進んでいる。

アミノ酸

遺伝子組換え技術

細胞

遺伝子

クローン


バイオテクノロジー biotechnology

全体 ★★★☆ 60歳以上 ★★☆☆

凡例

生命工学

遺伝子研究など,バイオテクノロジー生命工学基礎研究から取り組み始めたのだ。

意味説明

生物機能工学的応用した研究技術

生物工学 生命技術


生物工学

(biotechnology から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/19 01:31 UTC 版)

生物工学(せいぶつこうがく、英語: biological engineering)は、生物学の知見を元にし、実社会に有用な利用法をもたらす技術の総称である。ただし定義は明確ではなく、バイオテクノロジー英語: biotechnology)やバイオニクス英語: bionics)の訳語として使われる場合が多く、この両方を含んだ学問の領域と捉えることに矛盾しない[1]。また、特に遺伝子操作をする場合には、遺伝子工学と呼ばれる場合もある。


  1. ^ 大島 1995, p. 726.
  2. ^ 「改訂第2版 年表付き バイオテクノロジーの流れ」p222 (財)バイオインダストリー協会 バイオテクノロジーの流れ編集委員会編 化学工業日報社 2002年3月25日2版第1刷発行
  3. ^ 「食料の世界地図」p42-45 エリック・ミルストーン、ティム・ラング著 中山里美・高田直也訳 大賀圭治監訳 丸善 平成17年10月30日発行
  4. ^ 「食 90億人が食べていくために」(サイエンス・パレット025)p161-162 John Krebs著 伊藤佑子・伊藤俊洋訳 丸善出版 平成27年6月25日発行
  5. ^ https://www.suntory.co.jp/sic/research/s_bluerose/story/ 「開発ストーリー」サントリー 2021年8月25日閲覧
  6. ^ 「食物科学概論 改訂版」(生活環境学ライブラリー4)p123-124 的場輝佳編著 朝倉書店 2014年3月25日改訂版第1刷発行
  7. ^ バイオレメディエーション - 環境技術解説”. 環境展望台. 国立環境研究所 (2009年). 2021年8月24日閲覧。
  8. ^ Dehlinger 2017, pp. 133–135.
  9. ^ Dehlinger 2017, pp. 73–74.
  10. ^ Dehlinger 2017, pp. 79–81.
  11. ^ Dehlinger 2017, pp. 135–137.
  12. ^ 「地球環境論 緑の地球と共に生きる」p153-154 山田悦編著 電気書院 2014年4月10日第1版第1刷発行
  13. ^ https://www.maff.go.jp/j/syouan/nouan/carta/about/ 「カルタヘナ法とは」日本国農林水産省 令和4年3月 2022年7月22日閲覧
  14. ^ 「新訂 食用作物」p5 国分牧衛 養賢堂 2010年8月10日第1版
  15. ^ Dehlinger 2017, pp. 150–151.


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