Prescott
プレスコット
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/24 09:31 UTC 版)
プレスコット(Prescott)はイギリス、アメリカ合衆国、カナダ等の英語圏でみられる地名、人名(姓)である。綴りは別途記載以外はPrescottである。
地名
- カナダ
- アメリカ合衆国
- アリゾナ州プレスコット
- アーカンソー州プレスコット
- アイオワ州プレスコット
- カンザス州プレスコット
- マサチューセッツ州プレスコット
- ミシガン州プレスコット
- オレゴン州プレスコット
- ワシントン州プレスコット
- ウィスコンシン州プレスコット
- ミネソタ州プレスコット
- イギリス
人名
- ウィリアム・H・プレスコット:アメリカ合衆国の歴史学者
- エドワード・プレスコット:アメリカ合衆国の経済学者
- ジョン・プレスコット:イギリスの政治家
- ダック・プレスコット:アメリカ合衆国のアメリカンフットボール選手
- マーク・プレスコット:カナダの劇作家
- ジェームズ・プレスコット・ジュール:イギリスの物理学者
- プレスコット・ブッシュ:アメリカ合衆国の政治家、銀行家
その他
Prescott(プレスコット)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 06:10 UTC 版)
「Pentium 4」の記事における「Prescott(プレスコット)」の解説
2004年1月1日にリリースされた90nmプロセスで製造される第三世代のPentium 4。L1データキャッシュを16KBに増量し、L2キャッシュメモリを1MBに増量し、さらなる高クロック化を想定してキャッシュアクセスのレイテンシとパイプライン段数を増加している。 パイプライン段数の増加による性能低下を抑えるため、間接分岐予測ユニット追加及び、トレースキャッシュBTBエントリー数の増量による分岐予測精度の向上、ストア - ロード・フォワーディングの強化、ハードウェアプリフェッチの強化などを行っている。このような改良を行ったものの、パイプラインの段数増加によって、1サイクルあたりの平均処理命令数は低下するため、同じ最大動作周波数のNorthwoodと比べると僅かながら性能は劣る。SSE2の拡張版にあたる「ストリーミングSIMD拡張命令3 (SSE3)」の他、一部製品ではバッファオーバーランを利用した攻撃プログラムの実行を防止する「エグゼキュート・ディスエーブル・ビット(XDビット)」や、AMD64互換の64ビット拡張である「Extended Memory 64bit Technology(EM64T、のちのIntel 64)」といった機能が追加されている。初期の製品では従来のSocket 478に対応する製品も投入されたが、発売早々に775接点のLGAパッケージを採用するLGA775に移行している。LGA775はSocket Tとも呼ばれている。このTは次世代Pentium 4として開発していたTejas(後述)に由来する。Tejasではより消費電力が増えることから、電源供給ラインのコンタクト数を増加する目的でSocket Tの採用が予定されていたが、Prescottで既に同程度の消費電力になってしまったことに対する措置である。Prescottコアで発生したプロセッサの消費電力と発熱の問題を受けインテルはロードマップを大幅に変更した。以降、従来の動作クロックそのものの向上を重視する戦略から、1サイクルあたりの性能の向上を重視する方向へと開発方針を転換している。その時期を同じくして、製品名称に最高動作クロックを付けることを止め、代わりにプロセッサー・ナンバーを導入している。 対応するインテル チップセットは、 Intel 955X Intel 945シリーズ Intel 925Xシリーズ Intel 915シリーズ Intel 875P Intel 865シリーズ である。 最高動作周波数(供給クロックx内部逓倍数)コア数FSB周波数2次キャッシュメモリ容量HT対応XD-bit対応Intel 64対応TDP (ステップ=プロセス・ルール改訂番号)3.40GHz (200MHz x17) 1 800MHz 1MB ○ × × 103W(C0/D0/E0) 89W(G1) 3.20GHz (200MHz x16) ○ / ×(SL88K) × / ○(SL7QB) 103W(C0/SL7PN) 89W(D0/G1/SL88K) 3.00GHz (200MHz x15) ○ / ×(SL88J) × 89W 2.80GHz (200MHz x14) ○ 2.80GHz (133MHz x21) 533MHz × 2.66GHz (133MHz x20) 103W(C0) 89W(E0) 2.40GHz (133MHz x18) × / ○(SL7FY) 89W 2.26GHz (133MHz x17) 512KB × LGA775版 プロセッサ・ナンバ最高動作周波数(供給クロックx内部逓倍数)コア数FSB周波数2次キャッシュ容量HT対応XD-bit対応Intel 64対応TDP571 3.80GHz (200MHz x19) 1 800MHz 1MB ○ ○ ○ 115W 570J × 570 × --- ○ 561 3.60GHz (200MHz x18) ○ 560J × 560 × --- ○ 551 3.40GHz (200MHz x17) ○ 84W 550J × 550 × 115W --- ○ 541 3.20GHz (200MHz x16) ○ 84W 540J × 540 × --- ○ 103W 524 3.06GHz (133MHz x23) 533MHz ○ 84W 519K × 519J × 519 × 531 3.00GHz (200MHz x15) 800MHz ○ ○ ○ 530J × 530 × 517 2.93GHz (133MHz x22) 533MHz ○ ○ 516 × 515J × 515 × 521 2.80GHz (200MHz x14) 800MHz ○ ○ ○ 520J × 520 × 511 2.80GHz (133MHz x21) 533MHz × ○ ○ 510J × 510 × 506 2.66GHz (133MHz x20) ○ ○ 505J × 505 ×
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