PRESCOTTとは? わかりやすく解説

Prescott


プレスコット

(PRESCOTT から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/24 09:31 UTC 版)

プレスコット(Prescott)はイギリスアメリカ合衆国カナダ等の英語圏でみられる地名、人名()である。綴りは別途記載以外はPrescottである。

地名

カナダ
アメリカ合衆国
イギリス

人名

その他


Prescott(プレスコット)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 06:10 UTC 版)

Pentium 4」の記事における「Prescott(プレスコット)」の解説

2004年1月1日リリースされた90nmプロセス製造される第三世代Pentium 4。L1データキャッシュを16KBに増量しL2キャッシュメモリを1MBに増量しさらなるクロック化を想定してキャッシュアクセスのレイテンシパイプライン段数増加している。 パイプライン段数増加による性能低下抑えるため、間接分岐予測ユニット追加及び、トレースキャッシュBTBエントリー数の増量による分岐予測精度の向上、ストア - ロード・フォワーディングの強化、ハードウェアプリフェッチの強化などを行っている。このような改良行ったものの、パイプライン段数増加によって、1サイクルあたりの平均処理命令数は低下するため、同じ最大動作周波数Northwood比べる僅かながら性能は劣る。SSE2拡張版にあたる「ストリーミングSIMD拡張命令3 (SSE3)」の他、一部製品ではバッファオーバーラン利用した攻撃プログラムの実行防止するエグゼキュート・ディスエーブル・ビットXDビット)」や、AMD64互換64ビット拡張である「Extended Memory 64bit TechnologyEM64T、のちのIntel 64)」といった機能追加されている。初期の製品では従来Socket 478対応する製品投入されたが、発売早々に775接点LGAパッケージ採用するLGA775移行している。LGA775Socket Tとも呼ばれている。このTは次世代Pentium 4として開発していたTejas後述)に由来するTejasではより消費電力増えることから、電源供給ラインコンタクト数を増加する目的Socket T採用予定されていたが、Prescottで既に同程度消費電力になってしまったことに対す措置である。Prescottコア発生したプロセッサ消費電力発熱問題を受けインテルロードマップ大幅に変更した以降従来動作クロックそのものの向上を重視する戦略から、1サイクルあたりの性能の向上を重視する方向へと開発方針転換している。その時期を同じくして、製品名称に最高動作クロック付けることを止め代わりにプロセッサー・ナンバー導入している。 対応するインテル チップセットは、 Intel 955X Intel 945シリーズ Intel 925Xシリーズ Intel 915シリーズ Intel 875P Intel 865シリーズ である。 最高動作周波数供給クロックx内部倍数コアFSB周波数2次キャッシュメモリ容量HT対応XD-bit対応Intel 64対応TDPステッププロセス・ルール改訂番号)3.40GHz (200MHz x17) 1 800MHz 1MB ○ × × 103W(C0/D0/E0) 89W(G1) 3.20GHz (200MHz x16) ○ / ×(SL88K) × / ○(SL7QB) 103W(C0/SL7PN) 89W(D0/G1/SL88K) 3.00GHz (200MHz x15) ○ / ×(SL88J) × 89W 2.80GHz (200MHz x14) ○ 2.80GHz (133MHz x21) 533MHz × 2.66GHz (133MHz x20) 103W(C0) 89W(E0) 2.40GHz (133MHz x18) × / ○(SL7FY) 89W 2.26GHz (133MHz x17) 512KB × LGA775版 プロセッサ・ナンバ最高動作周波数供給クロックx内部倍数コアFSB周波数2次キャッシュ容量HT対応XD-bit対応Intel 64対応TDP571 3.80GHz (200MHz x19) 1 800MHz 1MB ○ ○ ○ 115W 570J × 570 × --- ○ 561 3.60GHz (200MHz x18) ○ 560J × 560 × --- ○ 551 3.40GHz (200MHz x17) ○ 84W 550J × 550 × 115W --- ○ 541 3.20GHz (200MHz x16) ○ 84W 540J × 540 × --- ○ 103W 524 3.06GHz (133MHz x23) 533MHz ○ 84W 519K × 519J × 519 × 531 3.00GHz (200MHz x15) 800MHz ○ ○ ○ 530J × 530 × 517 2.93GHz (133MHz x22) 533MHz ○ ○ 516 × 515J × 515 × 521 2.80GHz (200MHz x14) 800MHz ○ ○ ○ 520J × 520 × 511 2.80GHz (133MHz x21) 533MHz × ○ ○ 510J × 510 × 506 2.66GHz (133MHz x20) ○ ○ 505J × 505 ×

※この「Prescott(プレスコット)」の解説は、「Pentium 4」の解説の一部です。
「Prescott(プレスコット)」を含む「Pentium 4」の記事については、「Pentium 4」の概要を参照ください。

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