M50スーパーシャーマンとは? わかりやすく解説

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M50スーパーシャーマン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 01:44 UTC 版)

M4中戦車」の記事における「M50スーパーシャーマン」の解説

イスラエル国防軍IDF)が改修したシャーマン世界中から第一線退いた各種シャーマン(M50に改造された物はA4が最も多い)を掻き集め砲塔フランスAMX-13と同じ高初速の75mm砲を搭載砲身長に合わせて砲塔後部カウンターウエイト延長されている。また、後期には懸架装置をHVSSに換装し、エンジンカミンズディーゼルエンジン換装している。

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M50スーパーシャーマン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 13:22 UTC 版)

スーパーシャーマン」の記事における「M50スーパーシャーマン」の解説

M1の導入並行して旧75 mm搭載車アップグレードとしてフランスAMX-13軽戦車搭載されていた75 mm 戦車砲CN-75-50の搭載検討され(同じ75 mm 砲でもこちらはパンター中戦車7.5 cm KwK 42 L/70戦車砲改良した物で威力段違いだった。なお同時に検討されAMX-13自体導入自動装填装置信頼性などから一度見送られたが、結局後に導入されている)、M50スーパーシャーマンが生み出された。砲塔オリジナル75 mm 砲塔(装填手用ハッチ付き後期型)をベース前後鋳造部品溶接して延長、砲尾と後退量の大きなCN-75-50砲を搭載するスペース確保している。装填手動式変更された。車長ハッチ両開き式の物と、後期片開き式の物が混在している。又、砲塔側面には発煙弾発射機装着されている。 ベース車体M4A4延長車体が最も多かった様だが、鋳造M4A1使用したものも多く標準長の溶接車体、M4ハイブリッド車体を使用した車輌存在している。又、M4A4A2、A3の車体ベースとした場合基本的にエンジンはM4・M4A1と同じコンチネンタルガソリンエンジン統一されている。VVSSサスペンション転輪類、デファレンシャルカバーは新旧様々なタイプ混用されているが、履帯はほぼ全てのVVSSタイプで、鋼鉄製のT54E1が使用されている。 60年代頃にはHVSSやカミンズディーゼルエンジンへの換装が行われ、増幅されフェンダー上には工具箱ジェリカン予備転輪履帯などの車外装備品搭載された。又、この時期主砲基部サーチライト装備する改造が行われた様である。また、カミンズディーゼルエンジン装備タイプ60年代70年代後期にかけ何段階かの改修おこなわれており、初期には車体下部リアパネルにM4A3のような排気管装備されていたが、70年代には排気管車体エンジンデッキ上に移されている。なお前述のM1と後述M51なども含めてM4A4延長車体以外の車体ではカミンズディーゼルエンジンわずかに納まり切らず車体後部エンジン点検ハッチ部分10 cm ほど増厚されている。資料によっては、VVSSサスペンションコンチネンタルガソリンエンジン搭載初期タイプをM50 Mk.I、HVSSサスペンションカミンズディーゼルエンジン搭載後期タイプをM50 Mk.IIとして区別している。 1956年第二次中東戦争では、エジプト軍使用したAMX-13砲塔装備したM4戦車などと交戦した。またレバノン内戦以降南レバノン軍SLA)などに供給されている。

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