自動装填装置
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/23 07:56 UTC 版)
自動装填装置(じどうそうてんそうち)は、物体を別の容器や装置に機械で自動的に装填する装置を指す。
- ^ ラマー(Rammer)とは砲弾を砲へ押しこむ装置、またはそのアーム部分を指す。前装式の銃砲のみならず、後装式の火砲でも用いられる。人力装填の時代にはただの木の棒だった。火縄銃などの前装銃では「かるか」、または槊杖と呼ばれる
- ^ Ivo Pejčoch, Oldřich Pejs - Obrněná technika 6, Střední Evropa 1919-1945 I.část, vydavateľstvo ARES, Praha 2005
- ^ Vladimír Francev, Charles K. Kliment - Československá obrněná vozidla 1918-1948, vydavateľstvo ARES, II. vydanie, Praha 2004
- ^ 斎木伸生「M4からM26へ」『PANZER』1993年2月号、54-55頁。
- ^ 古峰文三「ドキュメント 日本戦車開発構想史」『[歴史群像]太平洋戦史シリーズVol.34 帝国陸軍 戦車と砲戦車 欧米に比肩する日本の対戦車戦闘車両の全容』学研, 2002年, 110頁
- ^ 鈴木邦宏「第4章 三式、四式、五式中戦車 Chapter 4 : Type 3, 4 and 5 Medium Tanks」『ストライクアンドタクティカルマガジン2010年11号別冊2010年10月13日(水)発売・第7巻第9号(通巻48号) 日本陸軍の戦車 IMPERIAL JAPANESE ARMY TANKS 完全国産による鉄獅子、その栄光の開発史』カマド・SAT編集部, 199頁・203頁
- ^ 国本康文「TECHNICAL REPORT 日本の戦車砲・対戦車砲 PART-2 長砲身75ミリ戦車砲」『[歴史群像]太平洋戦史シリーズVol.34 帝国陸軍 戦車と砲戦車 欧米に比肩する日本の対戦車戦闘車両の全容』学研, 2002年, 134頁
- ^ なお、日本の文献ではT-64より採用されたソビエト/ロシア戦車の自動装填装置は"コルジナ"及び"カセトカ"の名称で記述されていることがあるが、これらはどれも砲弾の収納方式や装填方式からつけられた通称であり、そのような制式名称の自動装填装置が存在しているわけではない。「コルジナ(корзина)」は"籠"、「カセトカ(кассетка)は"小箱のようなもの" "個別に分けられたもの"を意味する(カセータ(кассета):の縮小辞形)ロシア語で、それぞれ「弾薬を砲塔バスケットに搭載する」「装薬カートリッジを個別に装填する」ことから生まれた通称と見られる
- ^ 防衛生産委員会特報 2014, p. 60.
- 1 自動装填装置とは
- 2 自動装填装置の概要
- 3 概要
- 4 戦車砲
- 5 要塞砲
- 6 脚注
自動装填装置
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 15:16 UTC 版)
射手の選択指示に従って、装填手に代わり自動装填装置が砲弾を弾薬庫から受け取り、主砲へ自動的に装填する。人数の減少によって人間の占有スペースが削減できるため、戦車を小型に設計でき重量軽減の面で有利。逆に人的冗長性の低下、警戒人数の減少、戦闘時以外での保守整備の面で不利。
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自動装填装置
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 10:12 UTC 版)
自動装填装置を装備し、砲塔後部バスル内にベルト式の給弾装置を配置していると見られている。また、砲塔後面には給弾用ハッチがあり、そこから自動装填装置への給弾を行う。弾薬保持機構は90式戦車が爪型だったのに対し筒型になっている。これにより装填中の砲弾の挙動をより安定させることができ、不整地走行時の装填の安定性向上や、従来より早い装填速度を達成している。。 砲弾の搭載弾数については、自動装填装置内で「現時点で14発」とする記事や、砲塔弾薬庫に14発、砲手の後方に2発、車体に6発の計22発が収納できるとする記事のほか、90式戦車とほとんど変わらないという記事があり、こちらでは90式は自動装填装置内と車体内に各18発と戦闘室内に4発の計40発が搭載可能と記述している。
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