車外装備品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 15:16 UTC 版)
OVM(On Vehicle Material)とも呼ばれ、第二次世界大戦時のドイツ戦車の砲塔後部にゲペックカステン(Gepäckkasten)と呼ばれる工具や乗員の私物などを収納する雑具箱が取り付けられており、第二次世界大戦後はこのような雑具箱が広く普及した。ハンマー、ピッケル、シャベルなどの汎用工具、牽引用のシャックル・ワイアー、消火器、雨よけシート、テント、機関銃用の弾薬箱、整備・修理に用いるジャッキや履帯張度調節器、河川渡渉用の延長排気パイプなどを車体外部に付けていることが多い。ソ連/ロシア戦車では悪路脱出用の丸太と多用途の防水シートが標準装備されている。
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