human resources
「human resources」の意味・「human resources」とは
「human resources」は、企業や組織の中で人材を管理、育成、配置する部門やその業務を指す言葉である。また、広義には、組織を構成する人々自体を指すこともある。この言葉は、人材が企業の重要な資源であるという考え方を反映している。「human resources」の発音・読み方
「human resources」の発音は、IPA表記では/hjuːmən rɪˈsɔːrsɪz/となる。カタカナ表記では「ヒューマン リソーシズ」と読む。日本人が発音する際のカタカナ英語の読み方は「ヒューマン リソーシズ」である。「human resources」の定義を英語で解説
「Human resources」 refers to the department or function within an organization that manages, develops, and deploys its personnel. More broadly, it can also refer to the people who make up the organization. This term reflects the idea that people are a crucial resource for a company.「human resources」の類語
「human resources」の類語としては、「personnel」、「staff」、「workforce」などがある。これらの言葉も、組織内の人材を指す言葉であるが、それぞれに微妙なニュアンスの違いが存在する。「human resources」に関連する用語・表現
「human resources」に関連する用語としては、「HRM(Human Resource Management)」、「HRD(Human Resource Development)」、「recruitment」、「training」などがある。これらはすべて、人材の管理や育成に関連する業務を指す。「human resources」の例文
1. Our human resources department is responsible for hiring new staff.(私たちの人事部は新しいスタッフの採用を担当している。)2. Human resources are the most valuable asset of a company.(人材は企業の最も価値ある資産である。)
3. She works in human resources.(彼女は人事部で働いている。)
4. The human resources manager will conduct the interview.(人事部のマネージャーが面接を行う。)
5. The human resources department is in charge of employee training.(人事部は社員の研修を担当している。)
6. He is studying human resources management at university.(彼は大学で人事管理を学んでいる。)
7. The human resources team is working on a new recruitment strategy.(人事チームは新しい採用戦略を練っている。)
8. She has a background in human resources.(彼女は人事の経験がある。)
9. The human resources department handles matters related to employee benefits.(人事部は従業員の福利厚生に関する事項を扱っている。)
10. He is the director of human resources.(彼は人事部のディレクターである。)
ヒューマン・リソース
【英】:Human Resources
日本とアメリカでは組織体制や人事システムが異なるため、両者を横並びで見ることがむずかしいが、あえて比較すると、HRは日本企業の人事部に最も近い機能やミッションを指す。
かつては日本の人事部に当たる組織はPersonnel Departmentという呼称が多かったが、今ではほとんどがHRを名乗っている。日本での人事担当役員に当たる方は、Vice President、HR あるいは、Senior Vice President、 HRという肩書が使われている。
HRは、個別機能ではなく使命で語られることも多く、「人的資源の獲得」「人的資源の動機づけ」「人的資源の育成」「人的資源の定着」の4大使命を達成するために存在しているという説明をする会社もある。
かつて、Personnel Departmentと呼ばれていた時代は、人事管理や労務管理と訳されていたPersonnel Managementが、主要な業務であった。現在HRというように呼称が変化しているのは、「管理的な部門」から「事業のサポート部門」へ、さらには事業と人をつないで、「事業を促進していく部門」としての役割に変化していくべきという考え方に基づいている。
残念ながら、日本企業の人事部は今も「管理的な部門」であるのは否めない。アメリカ企業の組織を機能ではなく、使命で研究していく必要があるだろう。そういう意味では「人事部=HR」とするには抵抗がある。日本での人事部の使命を超える部門として、人材活性部や人的資源最大活用部、風土革新部のような名称のほうが、ふさわしいかもしれない。
なお、HRは人間を単なるWork Force(労働力)という視点ではなく、会社が持つ資源であるという視点からの言葉であるが、Resource「資源」から更に進んでCapital(資本)という表現を使う会社もあり、Human Capital Managementを組織名称にしている企業も出てきている。
ヒューマン・リソース
・人間を単なるWork Force(労働力)という視点ではなく、会社が持つ資源であるという考え方に基づく呼び方。経営資源(ヒト・モノ・カネ・情報)の一翼を担う「ヒト:人的資源」にフォーカスする専門部門として位置づけられる。
・日本でいう「人事部」のようなセクションを指す場合が多いが、厳密には、労務管理・給与管理ではなく、人的資源である“人材”が最大限のリターン(会社業績への貢献)を生むような人材戦略の策定(リソースの運用戦略)、人材戦略の実行(リソースの運用実施)をコアミッションとする部門のことを言う。
・かつて欧米(特に米国)では、日本の人事部に当たる組織はPersonnel Departmentという呼称が多く使われていたが、今ではほとんどがHRを名乗っている。
・HRは、個別機能ではなく使命で語られることも多く、「人的資源の獲得」「人的資源の動機づけ」「人的資源の育成」「人的資源の定着」の4大使命を達成するために存在しているという説明をする会社もある。
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