3代目 JG50型とは? わかりやすく解説

3代目 JG50型(1990年 - 2003年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 09:49 UTC 版)

日産・プレジデント」の記事における「3代目 JG50型(1990年 - 2003年)」の解説

搭載エンジンはVH45DE型4.5L V型8気筒DOHCインフィニティQ45と同エンジンであるが、法人向けとしての性格上、特性変更されている。この型から生産工場日産栃木工場移管された。 グレード発売当初油圧アクティブサスペンション装着したベースグレードのみが用意されるモノグレードであった前年1989年11月登場した日産・インフィニティQ45G50型)」をベースホイールベース延長、ラジエーターグリルを持つ専用フロントマスクとなり、インフィニティ・Q45の上車種として設定された。前期中期後期問わずコノリーレザー仕様オプション(約90万円)が存在したフロアマットについてはオプション段通マット、ペルシャマット(約30万円)が用意された。 1989年10月 - JG50型プレジデント東京モーターショー出展1990年10月 - JG50型にフルモデルチェンジ。この発売初期限り歴代プレジデント唯一のテレビCM制作された。 1992年2月 - グレード追加新たに油圧アクティブサスペンションのV仕様マルチリンクサスペンションのD仕様用意された。さらに、公用社用車ではなく個人購買層意識しインフィニティQ45と同じホイールベースを持つ「プレジデントJS(PG50型)」が登場。 グレードサスペンションシート生地主な装備標準仕様 油圧アクティブサスペンション シルクウール リヤパワーシート・フルフラットシート後席専用テレビ助手席前倒ヘッドレストオプション本革シート・コノリーレザーシート V仕様 油圧アクティブサスペンション シルクウール リヤパワーシート・フルフラットシート(オプション本革シート D仕様 マルチリンクサスペンション ウール リヤパワーシート・フルフラットシート(オプション)後席専用テレビ JSタイプG 油圧アクティブサスペンション シルクウール リヤパワーシート・助手席前倒ヘッドレスト電動パネルサンルーフ (オプション本革・コノリーレザーシート・V-TCS JSタイプX 油圧アクティブサスペンション ウール 電動パネルサンルーフ JSタイプS マルチリンクサスペンション ウール 電動パネルサンルーフ 1993年 - オーテックジャパンの手による「ロイヤルリムジン」が追加グレードはロイヤルセレクションIとセンターパーテーション装着のロイヤルセレクションII生産高田工業受託していた。4月 - 左側後部座席用のエアバッグ装着車設定。これは助手席背面にエアバッグシステムを装着し後部座席搭乗者助けるというもの。そのため、助手席シートスライド量が少なくなり、リクライニング機能もなくなる。同時に助手席エアバッグオプション設定されたが、後席エアバッグとの同時装着はできなかった。標準仕様JSタイプGにのみ設定されていた助手席電動可倒式ヘッドレスト全車標準になった1994年5月 - マイナーチェンジ外観ではフォグライトやメッキモールの採用フロントグリルリヤコンビネーションランプ意匠変更主な変更また、内装では新たに木目調パネル採用され一方コスト削減目的前期型標準装備されたシルクウールシート及び、ウールモケットシートが廃止されて、全車ジャガードモケットシートにグレードダウンされた。250型に設定されていた最高級グレードソブリン」が復活。V仕様廃止され、D仕様タイプDに名称変更された。JSタイプX廃止されタイプL設定された。 1995年11月 - 一部改良プレジデントJSAVシステムオプション設定1996年6月 - オーテックジャパンの手による「リラックスシート」が追加装備仕様は、ベースとなる「プレジデント」「プレジデントJS」と同一であるが、助手席電動前倒ヘッドレストおよび助手席肩部スイッチが非装着となる。また、後席SRSエアバッグシステム(左席)のメーカーオプション設定はない。 1997年10月 - 一部改良シートデザイン変更、グリーンガラス、後席中折れシート、後席シートバイブレーター、リラックスシートの採用JSタイプS廃止された。 1998年12月 - マイナーチェンジ。各メッキパーツの手直し(ラジエターグリルの大型化等)が行われ、キセノンヘッドランプが装備された。 ナビゲーションシステム刷新され、コンパスリンク対応のマルチAVシステムとなった。(オプション設定) マルチAVシステム搭載車には、後席用フリップダウンモニターが装着された。ソブリンには250型に設定されていた後席用カセットデッキ装着されるまた、後席エアバッグ廃止され代わりにY33シーマにも採用されていた後席サイドエアバッグ全車標準装備とした。 2002年8月 - JHG50型、JG50型、PHG50型、PG50型(ちなみにJHG、PHGがアクティブサス、JGPGがバネサス)の全モデル生産終了在庫応分のみの販売となる。 2003年9月 - 在庫応分がすべて完売し販売終了

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