2010年代・死去とは? わかりやすく解説

2010年代・死去

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 20:32 UTC 版)

島倉千代子」の記事における「2010年代・死去」の解説

持病慢性肝炎進行していた中で2010年12月肝臓癌発症したことが判明手術入退院を繰り返していた。肝臓癌発症はごく少数関係者にしか打ち明けていなかった。その間3度肝動脈塞栓術受けたが、2013年前半には肝硬変至っていた。同年3月30日75歳誕生日にはコロムビアレコード100周年記念し復活したイベントコロムビア大行2013」に出演し数千人の聴衆前にトーク交えながら『人生いろいろ』など数曲を歌った同年5月から仕事セーブするようになり、同年6月21日宮崎県延岡市開催したコンサート生涯最後のステージとなった同年6月日本テレビ1番ソングSHOW」の取材受けた(これが生涯最後テレビ取材となった)。同年9月14日ブログ更新した最後更新)。 同年10月中旬一時退院2014年デビュー60周年に向け復帰への意欲衰えず死去3日前の2013年11月5日自宅記念曲『からたちの小径』を録音したレコーディング当初11月15日に行う予定だったが、島倉自身から「その日まで待てない」と関係者連絡入れて11月5日急遽吹き込みが行われた。同曲の作曲担当しレコーディングにも立ち会った南こうせつは「(島倉の具合から)1回位し歌えないかと思ったが、3回歌われた。奇跡の歌声だった」と語った11月6日、「体調が悪いので来てほしい」と自宅からスタッフ電話して中目黒東京共済病院に再入院入院先から倉本人が南こうせつ電話をかけ、感謝の意伝えたという。翌々日2013年11月8日朝に容体急変午後12時30分、東京共済病院病室にて所属事務所女性スタッフ看取られ、眠るように息を引き取った死因肝臓がんだった。満75歳没(享年76)。周囲関係者にはあらかじめ、通夜密葬とし、香典は断るように伝えていた。 島倉の訃報受けて当時内閣官房長官だった菅義偉始め北島三郎五木ひろし細川たかし氷川きよし水前寺清子大月みやこ都はるみ八代亜紀小林幸子森昌子など島倉を敬愛していた後輩演歌歌手達、またコロッケ山田邦子ものまねタレント追悼コメントそれぞれ発表した。 島倉の死去から6日後の2013年11月14日葬儀南青山青山葬儀所営まれた。会場には、『からたちの小径』の録音後に涙声次の言葉を語る、島倉の生涯最後となる肉声テープ流された。 「私の部屋中にスタジオができて、そこで私はできる限りの声で歌いました自分人生最後に二度と見られない風景見せて頂きながら歌を入れられるって、こんな幸せはありませんでした人生最後に素晴らし時間ありがとうございました」 また告別式では、島倉に憧れて演歌歌手となった石川さゆり代表として本当に寂しいですもっともっとお元気で歌ってて欲しかった優しく時に厳しく叱ってくれる人が、居なくなってしまいました…」「これからも、私達後輩を、空高くから見守っていて下さい」と、涙で時折言葉を詰まらせながら弔辞読んだ。『からたちの小径』は四十九日にあたる12月18日シングル発売された。同曲は遺作となったが、「来年発売記念CDボックス入れたい」と関係者語っていた。 同年12月31日第64回NHK紅白歌合戦では石川の『津軽海峡・冬景色』の歌唱前に島倉の追悼コーナー設けられた。当初番組側は石川に島倉の持ち歌である『東京だョおっ母さん』や『人生いろいろ』の歌唱要請していたが、石川が「島倉さんとは親しいですが、都はるみさんや五木ひろしさんなど、自分よりも仲の良かった先輩歌手がいるのに、そんな出しゃばった真似できない」とその打診断ったとされる戒名は寳婕院千代愛大姉。故郷北品川臨済宗東海寺大山墓地生前建てていた墓に眠る。

※この「2010年代・死去」の解説は、「島倉千代子」の解説の一部です。
「2010年代・死去」を含む「島倉千代子」の記事については、「島倉千代子」の概要を参照ください。

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