2007年の問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/17 06:46 UTC 版)
「ロシア・ベラルーシエネルギー紛争」の記事における「2007年の問題」の解説
2006年、ロシア側は関税同盟以前の税率を根拠とした関税を課すことをベラルーシ側に通告。ベラルーシ側は、国内を通過する石油パイプラインの石油に通過関税を掛けることで対抗しようとし、相当分をパイプラインから抜き取り始めた。これにロシアは、パイプラインの供給を停止したため2007年1月8日から数日間、ドイツや東欧諸国向けエネルギー輸送が停止したことから国際問題となった。二国間の首脳交渉を経て、ベラルーシは通過関税を断念するとともにロシア側も関税の引き下げで歩み寄りを見せることで、問題はいったん解決した。
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2007年の問題
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「Facebookへの批判」の記事における「2007年の問題」の解説
大手インターネットニュースサイトによると、2007年8月に、訪問者がサイトを閲覧したことで、Facebookのホームページおよび検索ページを生成するために使用されるコードが誤って公開された Facebookサーバの設定に問題があり、生成されるべきウェブページの代わりにPHPコードが表示され、サイトでの個人情報の安全性について懸念が高まった。ある訪問者はそのサイトデータをコピーし公開したが、後でそのコードは彼のウェブ掲示板から削除された。彼はFacebookより呼び出され法的手段を取ると脅迫されたと主張している Facebookの返事は、その記事を掲載したサイトで引用された。。 「 単純なウェブサーバの設定誤りによりフェイスブックウェブページを表示する小さなコードの一部が少数の利用者に露出したが、ただちに修正された。それはセキュリティが破られたわけではなく利用者データを流出するわけではない。このコードはフェイスブック利用者インターフェースにフェイスブックのあまり役に立たない知見を提供するだけである。このコードの再配布は違法行為であり、当社は配布をしないよう要請する。 」 11月にFacebookはビーコンというシステム)を立ち上げ、サードバーティウェブサイトがFacebook作成のスクリプトを自分のサイトに設置し、それを利用してFacebook利用者の自分のサイトでの行動に関する情報をFacebookに送信し、そのことが重大なプライバシー上の懸念を呼び起こした。利用者の購入履歴やゲームのプレイ履歴のような情報が利用者のニュースフィードで公開された。このアクションに関する通知メッセージはサードパーティのサイトにあらわれ、利用者にキャンセルするチャンスを与え、また、利用者はFacebookサイトにおいてもキャンセルできる。元々の仕様は、何のアクションも起こさなかった場合自動的に公開されるものであった。11月29日に、ビーコンにより集められたストーリーが公開される前に、利用者の確認が必要になった。 12月1日、ビーコンプログラムに関するFacebookの信用性にさらなる疑問が投げかけられた。ニューヨーク・タイムズ誌がマーク・ザッカーバーグがウソをつき、コカコーラがプログラムの逆コースを行くことに関してウソをついたような印象を与えたと非難した。CA社のセキュリティエンジニアは2007年11月29日のブログ記事でFacebookは消費者がオプトアウトした場合やさらにはFacebookのサイトにログインしていない場合でも、アフィリエイトサイトからデータを収集していると主張している。2007年11月30日、CAセキュリティブログの記事で、ビーコンプログラムで収集されたデータについてのFacebook の声明 を掲載した。 「 フェイスブック利用者がビーコンを参加サイトで有効化したアクション行うと情報がフェイスブックに送られ、フェイスブックはビーコンを技術的に操作する。フェイスブック利用者が「パートナーサイト通知は行わない」を選択するとフェイスブックはデータを使用せずサーバから削除する。それとは別にフェイスブックは利用者がログイン中かを判断し参加サイトからフェイスブックに送られるデータも存在する。その場合、フェイスブックは情報を個々の利用者アカウントと関連付けず同様にデータを削除する。 」 ビーコン・サービスは、2009年9月にFacebookに対する集団訴訟の和解に伴い終了した。
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