2代目 CE1/CF2型(1994-1997年)
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「ホンダ・アコードツアラー」の記事における「2代目 CE1/CF2型(1994-1997年)」の解説
1994年2月23日に発表され3月に登場。当初、エンジンは初代と同じくF22B型のみだったが、後期型にはプレリュードに搭載されていたH22A型が追加される。このモデルもアメリカで開発・生産された3ナンバー専用ボディであったものの、アメリカ本国ではステーションワゴンからミニバンへと消費者の嗜好が変化し、売り上げは伸びなかった。反面、日本国内ではこのクラスのワゴンにしては比較的安価だった上、社外パーツも各社より豊富にリリースされたため、輸入車としては過去に例がないほどの異例の人気を博した。セダンにはいすゞ自動車からアスカとしてOEM供給されたが、アスカにはワゴンが設定されなかった。 発表当時は「2.2Vi」と「2.2VTL」との2グレード構成。全車に充電式キーレスエントリーが装備されていたが、米国仕様が電波式だったのに対し、日本仕様は電波法に抵触する懸念から赤外線式に改められた。 1995年9月に1回目のマイナーチェンジが行なわれた。フロントグリルのデザイン変更(前期でボンネット中央先端に装着されていたHマークがグリル内へと変更)やリヤサイドマーカーの標準化を実施し(これらの変更が前期型と中期型の判別ポイント)、全モデル運転席SRSエアバッグを標準装備した。前後バンパーの変更により全長が+10mmの4,780mmとなり、フロントバンパー内のターンシグナルレンズも若干大型化された。また、2.2VTLからアルミホイールやクルーズコントロール、助手席SRSエアバッグなどを省いた中間グレードの「2.2ViX」が追加された。以後、この2.2ViXがもっとも販売比率が高かった。 1996年3月、ボディーカラーにフロストホワイトが追加された。 1996年9月に2回目のマイナーチェンジが行なわれた。フロントグリルの格子がメッキからカラードになるとともに、ボディーカラーにソラリスシルバーが追加された。また、全モデル前席SRSエアバッグを標準装備し、2.2ViXにはプライバシーガラスが標準装備となった。同時にDOHC VTECエンジンのH22A(ちなみにこのエンジンは日本で生産された)搭載の「SiR」がそれまでの最上級グレード「2.2VTL」に代わり追加された(それにより、クルーズコントロールの設定車がなくなった)。SiRの専用装備として、フロント大径ブレーキや専用ヘッドライト(ブラックアウトされていて、アコードクーペに標準装備のものと同一)、専用アルミホイール、ブラックカラーの専用シートが設定された。 1997年9月に生産終了。在庫対応分のみの販売となる。 1997年10月に3代目と入れ替わって販売終了。 欧州仕様 北米仕様
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