2代目 DC5型(2001-2007年)
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「ホンダ・インテグラタイプR」の記事における「2代目 DC5型(2001-2007年)」の解説
2001年7月2日にフルモデルチェンジで2代目となる。タイプRの設定を前提に開発され、同時にプレリュードを吸収統合する事になったため、4ドアハードトップの廃止と3ナンバーサイズへの拡大がなされた 専用にハイチューンされたK20A型エンジンを搭載することにより、初代を上回るエンジン性能(220PS)や、ホンダ車初のブレンボ社製ブレーキキャリパーの採用などで装備面を強化したものの、安全装備の標準搭載や衝突安全性を考慮したボディで総重量が100kg以上増となったり、フロントサスペンションのマクファーソンストラット化や、スポーツクーペとしては広めの室内空間・トランクスペースの確保などで全高が高くなったためなどで不満の声もあったが、初代同様世界最速のFFといわれ、高い評価を得た。このようなハイスペックエンジンを搭載しながらも、国土交通省が定めた低排出ガス車認定制度平成12年排出基準の「優-低排出ガス(☆☆)」をクリアし、10・15モード燃費は12.4km/L(実燃費も8km/Lから11km/L前後)とスポーツカーとしては比較的低燃費である。 長年シビックで開催されてきたホンダ主催のワンメイクレースも、2002年より初代シビック・タイプRから当車種に変更され、2007年まで続いた(なお2008年からは3代目シビック・タイプRに変更)。 2004年9月16日のマイナーチェンジで、ヘッドライト形状がシャープなの物に変更された。また、サーキット走行者などから不満の多かったサスペンションなどの見直しを行った。さらに、日本国内のみならず日本国外でも盗難被害に遭うケースが頻発したため、イモビライザーを標準装備し増販を狙ったが、回復にはいたらなかった。またウイング形状がロータイプのものに、サイドステップもタイプSと同様の仕様となる「ローウイング仕様」をメーカーオプション設定した。 2006年4月にクーペ型乗用車のニーズが減り、生産終了を発表した。同年6月に生産終了後、翌年2月をもって販売終了となった。 スーパー耐久レース仕様車 前期型(2001年7月-2004年9月) 前期型リア
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