2代目 E120N型(2001年 - 2007年)
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「トヨタ・カローラスパシオ」の記事における「2代目 E120N型(2001年 - 2007年)」の解説
先代モデルから打って変わり、重量感のあるデザインの3列シートの7人乗りとなった。エンジンのラインナップも1NZ-FE型1,500ccと1ZZ-FE型1,800ccの2種類がラインナップされた。先代では無理矢理に押し込めた感じのある2列目・3列目シートが中途半端となってしまったため、このモデルでは主に5人乗りとし、3列目シートは床下格納式の緊急用のような装備とした。同年7月23日には4WD車(1,800ccのみ)も登場した。 2001年5月21日 - フルモデルチェンジ。キャッチコピーは「広がるって、ドキドキ。」。CM出演者は森高千里。11月 - 特別仕様車X-Sリミテッドを発売。Xグレードの1.5L FF車と1.8L 4WD車をベースに、上級のSエアロツアラー用のスポーツシート、ダーク木目調パネルのほか、リヤスポイラー、プライバシーガラス、オートエアコンなどを特別装備している。 2002年4月 - 特別仕様車Vリミテッドを発売。Vグレードの1.5L FF車と1.8L 4WD車をベースに、外板色に専用色シルバーメタリックほか3色、内装色はアイボリーとダークグレーを採用。このほか、カラードサイドプロテクションモール、電動格納式リモコンカラードドアミラー(レインクリアリングミラー)、プライバシーガラス、オートエアコン、木目調パネル、運転席アームレストなど上級グレードのX-Gエディション並みの装備を特別装備。5月 - Vリミテッド・ナビスペシャルを追加設定。ワイドマルチAVステーションII (GPSボイスナビゲーション付)&4スピーカー(兄弟車であるカローラセダン、カローラフィールダーは6スピーカー)を採用している。 2003年4月 - マイナーチェンジ。主な変更点は、2列目シートのアームレスト兼用中央席にヘッドレストが追加され、スチールホイール用樹脂カバーのデザインを変更。ステアリングホイールを全て3本スポークに変更。Xを除く全グレードに黒木目調パネル装備したのに伴い、茶木目調パネルを廃止。フロントグリルもバンパー一体のカラードグリルになった。テールランプ枠内の意匠もLEDランプの採用により大きく変更。エンジンも改良された。また、最廉価グレードのVが廃止され全車にサイドプロテクションモールが標準装備となった。CM出演者は豊川悦司、夏帆。 2005年9月8日 - 一部改良。ディスチャージヘッドランプに光軸調整用のオートレベリング機構、ハロゲンヘッドランプにはマニュアルレベリング機構を採用したほか、ボディカラーにホワイトパールクリスタルシャイン(有料色)を追加した。 2007年6月 - 同じカローラ店で3列目シートの居住性がスパシオより優れるシエンタと1年6ヶ月後に発売したパッソセッテになる形で生産・販売終了。スパシオのユーザーは狭い3列目のシートを使うことは少なく、トールワゴンとしての活用が多かったためといわれ、スパシオの販売終了と同時にトールワゴンのルミオンが発売される。
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