2代目 EF2/3/4/5型(1987 - 1996年)
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「ホンダ・シビックシャトル」の記事における「2代目 EF2/3/4/5型(1987 - 1996年)」の解説
1987年、4代目シビックと合わせてモデルチェンジされた。このモデルも3ドアより約1か月遅れた10月20日より販売された。シビックと同じ足回りの4輪ダブルウィッシュボーン式サスペンションが採用される。1気筒4バルブ方式の「ハイパー16バルブエンジン」、電子燃料噴射システム「PGM-FI」などを採用。トップグレードの「56i」と「RTi」にはZC型エンジンを搭載した。 1988年8月3日、小変更をおこなった。AT車にシフトロックシステムを装備、車内用バックブザーが付いた。4WDにLowホールド付き4速ATとINTRAC(4WD+ABS)が設定された。 1989年9月21日、マイナーチェンジを実施し、「53U」を追加し「RTX」系のエンジンを1.5Lから1.6Lに変更した。 1990年9月、小変更をおこない「RTi・リミテッドエディション」を追加し、「55X」および「RTX」を廃止した。 1992年11月、小変更をおこない安全性能の向上を図った。 1993年9月、グレードの整理をおこない「53U」、「56i」および「RTXエクストラ」を廃止した。 1994年7月8日、「RTi」をベースにRV的な装備を追加して価格を引き下げた「ビーグル」が発売される。カンガルーバーとフォグランプが標準装備されており、ホンダ初のクロスオーバーSUVと言えるが、このモデル以外に日本国内で発売されたホンダ車に標準装着された例がない。このモデルはホライゾンやクロスロード同様、RVブームの中、販売ラインナップにRVが無かったホンダにその穴を埋めるかたちで設定された車種で、クリエイティブ・ムーバーシリーズ(特にCR-V)登場までのつなぎ役的な存在であったが、登場から7年を経て低迷していたシビックシャトルの販売台数は一気に増加した。 シャトル以外のシビック(3ドアハッチバック&4ドアセダン)は1991年9月と1995年9月にモデルチェンジを受けたが、シャトルだけモデルチェンジを受けず、そのまま継続生産・販売された。 1996年2月21日、同日発表された6代目“ミラクルシビック”のワゴン/ライトバン版であるオルティア/パートナーに引き継ぐ形でシビックシャトル/シビックプロは販売を終了した。 55X(リア) ビーグル(リア)
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