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アイ‐ジー‐エー【IGA】


アイジー‐エー【IgA】

読み方:あいじーえー

immunoglobulin A》⇒免疫グロブリンA


免疫グロブリンA

英訳・(英)同義/類義語:immunoglobulin A, Immunoglobulin A (IgA)

免疫グロブリンクラス一つで、分泌液の主要抗体タンパク質

免疫グロブリンA、ガンマAグロブリン(IgA)


Iga

名前 イガ

IGA

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/15 15:12 UTC 版)

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IGA



イガ

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イガIga




「イガ」の続きの解説一覧

免疫グロブリンA

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/31 07:04 UTC 版)

免疫グロブリンA(めんえきグロブリンA、: Immunoglobulin A, IgA)は、哺乳類および鳥類に存在する免疫グロブリンの一種であり、2つの重鎖(α鎖)と2つの軽鎖(κ鎖およびλ鎖)から構成される。IgA分子は2つの抗原結合部位を有しているが、気道や腸管などの外分泌液中ではJ鎖英語版と呼ばれるポリペプチドを介して結合することにより二量体を形成して存在しているため4箇所の抗原結合部位を持つ。二量体IgA(分泌型IgA、SIgA)は粘膜免疫の主役であり、消化管や呼吸器における免疫機構の最前線として機能している。IgAをコードする遺伝子にはIgA1とIgA2の2種類が存在するが、血清中に存在する単量体あるいは二量体IgA(血清型IgA)にはIgA1が約90%と圧倒的に多い。その一方で分泌型IgAではIgA2の割合が30-50%と血清型に比べて多くなっている。全IgA中における血清IgAの占める割合は10-20%程度であり、IgAのほとんどは二量体として存在している。また、分泌型IgAは初乳中に含まれ、新生児の消化管を細菌・ウイルス感染から守る働きを有している(母子免疫)。母子免疫には免疫グロブリンG: Immunoglobulin G、IgG)も関与していることが知られているが、こちらは胎盤を介して胎児に移行する。ヒトにおけるIgAの産生量は各種免疫グロブリンの中でもIgGに次いで2番目に多い。分子量16万(単量体)。


  1. ^ “Location of secretory component on the Fc edge of dimeric IgA1 reveals insight into the role of secretory IgA1 in mucosal immunity”. Mucosal Immunology 2 (1): 74–84. (January 2009). doi:10.1038/mi.2008.68. PMID 19079336. 
  2. ^ “The nonplanar secretory IgA2 and near planar secretory IgA1 solution structures rationalize their different mucosal immune responses”. The Journal of Biological Chemistry 284 (8): 5077–87. (February 2009). doi:10.1074/jbc.M807529200. PMC 2643523. PMID 19109255. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2643523/. 
  3. ^ a b 清野宏、岡田和也 (2011). “粘膜免疫システム―生体防御の最前線”. 日本耳鼻咽喉科学会会報 (日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会). https://www.jstage.jst.go.jp/article/jibiinkoka/114/11/114_11_843/_pdf. 
  4. ^ 腸管関連リンパ組織(gut-associated lymphoid tissue、GALT)”. www.nutri.co.jp. ニュートリー株式会社. 2024年1月30日閲覧。
  5. ^ 佐藤篤彦「BALT(bronchus-associatedlymphoidtissue)の基礎的,臨床的展望」『日本呼吸器学会雑誌』第38巻第1号、日本呼吸器学会、2000年。 
  6. ^ 保井久子 (2009). “技術用語解説 粘膜免疫・粘膜ワクチン”. 日本食品科学工学会誌 56 巻 (3 号): 191-192. https://www.jstage.jst.go.jp/article/nskkk/56/3/56_3_191/_pdf/-char/ja. 
  7. ^ 粘膜免疫循環帰巣経路(common mucosal immune system、CMIS)”. www.nutri.co.jp. ニュートリー株式会社. 2024年1月29日閲覧。
  8. ^ Morton HC,van Egmond M and van de Winkel JG.(1997)"Structure and function of human IgA Fc receptors (Fc alpha R).". Crit.Rev.Immunol.16,423–40. PMID 8954257


「免疫グロブリンA」の続きの解説一覧

IgA

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/15 02:00 UTC 版)

抗体」の記事における「IgA」の解説

免疫グロブリンA(IgA)はヒト免疫グロブリン10-15%を占める。分子量は160,000分泌型IgAは2つのIgAが結合した二量体抗体になっている。IgA1は血清鼻汁唾液母乳中に存在し腸液にはIgA2が多く存在する

※この「IgA」の解説は、「抗体」の解説の一部です。
「IgA」を含む「抗体」の記事については、「抗体」の概要を参照ください。

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