ヒト白血球型抗原とは? わかりやすく解説

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ヒト白血球型抗原

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/22 07:15 UTC 版)

ヒト白血球型抗原(ヒトはっけっきゅうがたこうげん、Human Leukocyte Antigen; HLA)とはヒトの主要組織適合遺伝子複合体のことである。白血球血液型と言えるものであり、一般的に血液型というとA、O、AB、B型といった赤血球の型を指すが、HLA型は白血球の型を示している。ただし、白血球以外にもHLAは存在するため、現在ではヒト白血球型抗原の名称で呼ばれることはほとんどなく、HLAと略して呼ばれる。


  1. ^ 徳永勝士 (1995)「HLA遺伝子群からみた日本人のなりたち」『モンゴロイドの地球(3)日本人のなりたち』東京大学出版会,第4章,遺伝子からみた日本人,p193-210
  2. ^ 徳永勝士 (1996) 「HLA の人類遺伝学」『日本臨床免疫学会会誌』=『Japanese journal of clinical immunology』19(6), 541-543
  3. ^ 徳永勝士 (2003)「HLA と人類の移動」『Science of humanity Bensei 』(42), 4-9, 東京:勉誠出版
  4. ^ 徳永勝士 (2008)「HLA遺伝子:弥生人には別ルートをたどってやってきた四つのグループがあった!」『日本人のルーツがわかる本』逆転の日本史編集部,東京:宝島社,p264-p280


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ヒト白血球型抗原

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/06 04:56 UTC 版)

血液型」の記事における「ヒト白血球型抗原」の解説

詳細は「ヒト白血球型抗原」を参照 白血球抗原分類よるもの。現在では血液限らず組織適合性関わる情報として用いられるようになっているのであるヒトの遺伝子上で白血球抗原関わる部位は、主要なものだけでもA,B,C,DP,DQ,DRの6箇所があり、それらの部位タイプ組み合わせ数万通り以上あると言われており、結果として、特に血縁関係でもない限り人間同士HLA型完全に一致することは極めて稀である(主要組織適合遺伝子複合体参照のこと)。

※この「ヒト白血球型抗原」の解説は、「血液型」の解説の一部です。
「ヒト白血球型抗原」を含む「血液型」の記事については、「血液型」の概要を参照ください。

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