ヒト症状・病理
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/05/17 02:48 UTC 版)
食品を媒介する感染症であるが、細菌性食中毒にある典型的な急性胃腸炎症状は通常示さないことが特徴である。腸から血液に入り全身に拡散する。どの器官でも侵し、特に多いのは脳や脊髄を包む髄膜で、目、心臓弁、妊婦では子宮などへの感染もみられる。健常者が発病することはまれだが、免疫力が低下している人、妊婦は発症リスクが高く感染した場合には、重篤な疾患となることがある。 リステリア症になりやすい人たち。 妊婦、胎児、新生児、幼児、免疫力が低下している(臓器移植を受けた人、白血病、ガン・糖尿病・腎臓病の人たち、エイズ患者、ステロイド治療を受けている人)、老人。
※この「ヒト症状・病理」の解説は、「リステリア症」の解説の一部です。
「ヒト症状・病理」を含む「リステリア症」の記事については、「リステリア症」の概要を参照ください。
- ヒト症状・病理のページへのリンク