高架化に伴う変遷とは? わかりやすく解説

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高架化に伴う変遷

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 09:14 UTC 版)

西宮東口駅」の記事における「高架化に伴う変遷」の解説

阪神本線西宮市内連続立体交差事業のうち、久寿川駅西方から堀切川香櫨園駅西方)までの高架化1991年着工された。 この工事では、従来地上線の北側上り線外側)に上り仮線敷設従来の上り線部分下り仮線敷設、これらの仮線運行続けつつ、まず従来下り線部分線路1本分高架橋建設下り線高架化した後に下り仮線(本来の上り線部分)を撤去して上り線用の高架橋建設し最終的に上下線を高架化する、として進められた。 当駅は開業以来相対式ホーム2面2線構造であり、改札口は各ホーム西端別々に設けられ改札内上下ホーム間を行き来することはできなかった。駅は、東川という小さな川のすぐ東側大阪寄り)にあり、改札口のすぐ横には踏切長時間閉鎖対応し歩行者専用地下自由通路があった。この地下通路高架化に伴い埋められ現存しない。 また、駅と接するような形で住宅迫っており、仮ホーム設置できるだけの用地余裕がなかったため、仮線では駅全体西方へ約150m移動し東川の西(神戸寄り)に置かれた(改札口上下それぞれのホーム東端設置)。なお、上記のように仮線時期ずらして上下線が敷設されたため、一時的だ道路や川を挟んで上下ホーム離れた位置となっていた時期があった。 下り線高架化された際、上り線仮線のままで西宮駅従来位置にあったため駅はまだ廃止できず(廃止条件西宮駅大阪寄りへの移動)、かといって下り線だけ駅を廃止するわけにもいかないため、高架上の南側下り線外側)に下り仮設ホーム設置された。仮設とはいえ高架上であるため十分な強度が必要であり(特に高架化工事中に阪神・淡路大震災起きており、利用者安全については十二分施策が必要であった)、通常の駅とあまり変わらない構造で、エレベーター等のバリアフリー設備備えていた。 なお、この高架上の下り仮設ホームは、工事開始前地上駅ホームとほぼ同じ位置真上東川東側)に設置されていた。 上り線高架化された際、駅自体廃止となったため、下り線仮設ホーム廃止された。仮設駅舎エレベーター等の乗降設備プラットホーム等はすべて撤去されたが、上記通り高架橋自体に駅を支えていた構造があるため、駅の跡は高架橋がそこだけ南側広がった形で残っている(列車内および高架の下から確認可能)。施設撤去後は、保線用の資材置場などに使用されている。 当駅が存在したことを永く伝えるため、駅跡高架橋下(児童公園として整備されている)には、地上駅時代写真焼き付けたプレートがはめ込まれモニュメント設置されている。 5500系9000系設置されていた路線図併用LED式車内案内表示装置では、当駅廃止後今津駅西宮駅の間に当駅を表す表示部分が黒テープ隠された(当駅廃止同時に香枦園駅香櫨園駅へと改称されたため、西宮東口駅から香櫨園駅までの間が一纏め隠された)。なお、近鉄との直通運転開始機にその路線図案内装置撤去された。 高架化前の大阪方面ホーム1990年駅跡2011年高架下児童公園にあるモニュメント2011年仮設下り高架ホーム2000年頃)

※この「高架化に伴う変遷」の解説は、「西宮東口駅」の解説の一部です。
「高架化に伴う変遷」を含む「西宮東口駅」の記事については、「西宮東口駅」の概要を参照ください。

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