難読な四股名
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/28 03:52 UTC 版)
魚土村ヶ洞岩右衛門(■がほら いわえもん):最高位は関脇。相撲博物館に所蔵されている明和2年10月場所の番付表に記載が在る四股名。「魚土村」の正式表記は左に魚偏、右上に「土」、右下に「村」と書くが、この漢字は造字であるため、四股名の読みは判明していない。前後数年間の番付表には記載がなく、成績は全休であることが判っているが、所属部屋・出身地など、その他の詳細は一切不明。看板力士と見られる。 鯨波 源太夫(ときのこえ げんだゆう):最高位は前頭筆頭、四股名は「時声」とも表す。 友鵆 寿作(ともちどり じゅさく):最高位は前頭4枚目。 輦 文治郎(てぐるま ぶんじろう):最高位は前頭6枚目。 鱝野上 曑太夫(えのえ あきだゆう):最高位は前頭筆頭、最初の四股名も「猫又虎右衛門」と珍名。 梁 富五郎(うつばり とみごろう):最高位は小結。 階 玉右衛門(きざはし たまえもん):最高位は前頭3枚目。 桟シ 初五郎(かけはし はつごろう):最高位は前頭筆頭。 勢見山 兵右エ門(せいみざん ひょうえもん):最高位は小結。 鑛 石松(あらがね いしまつ):最高位は前頭7枚目。 籬野 雲右エ門(まがきの くもえもん):最高位は前頭2枚目。 𢶉ヱ 熊吉(てごたえ くまきち):最高位は小結。明治初期の大坂相撲の幕内力士で、「黒岩」に改名前の四股名(この四股名は1878年9月(新入幕)~1880年9月まで3場所名乗り、のち黒岩熊吉→黒岩庄太郎と改名)、陣幕部屋所属。 殿り 源吉(しんがり げんきち):最高位は大関。明治初期の幕内力士(主に大坂相撲で活躍)、大坂での別派「広角組」に参加。 京 石松(かなどめ いしまつ):最高位は前頭10枚目。明治中期、大坂相撲の幕内力士。猪名川部屋所属。 可愛嶽 実男(えのだけ さねお):最高位は十両4枚目。昭和初期の十両力士。出羽海部屋所属。 笠洋 正好(りゅうよう まさよし):北の湖部屋所属。 天降川 彰彦(あもりがわ あきひこ):井筒部屋所属。 寒水山 雅直(そうずやま まさなお):井筒部屋所属。本名。 常陸號 達也(ひたちごう たつや):武蔵川部屋から藤島部屋へ移籍。現役。 望櫻 将太(みざくら しょうた):宮城野部屋所属、のち部屋の先輩が名乗った「光法(最高位前頭9枚目)」に四股名を改名。 高麗の国 譲二(こまのくに じょうじ):芝田山部屋所属。現役。 土佐颯 一光(とさはやと かずみつ):錣山部屋所属、2012年9月場所より「とさはやて」に読み方変更。 若樫固 光(わかけんご ひかる):松ヶ根部屋所属、読み方はそのままで「若堅固」より改名。 大小林 央弥(だいしょうりん ひろや):荒汐部屋所属、本名の「小林」は一般的な読みと同様に「こばやし」と読む。 荒馬強 強(あらうまごう つよし):伊勢ノ海部屋所属。 星ヶ嶺 知足(ほしがね ともたり):井筒部屋所属、2012年1月場所「星冑 鐵足(ほしかぶと かねたり)」に改名。 碧の正 謙太(あおのしょう けんた):田子ノ浦部屋から出羽海部屋へ移籍。 久勢 和正(ひさちから かずまさ):田子ノ浦部屋所属。 鳳龍 良光(たかりゅう よしみつ):藤島部屋所属。 颯天 浩明(はやて ひろあき):藤島部屋所属。 東輝 孝二(あずまひかり こうじ):玉ノ井部屋所属。 真裟刃 勝(まさや しょう):千賀ノ浦部屋所属。本名の「真也(まさや)」に由来。 翔猿 正也(とびざる まさや):追手風部屋所属。追手風部屋では「翔」をよく使われるが、「とぶ」と読む力士は唯一。現役。 北勝伊 悠希(ほくとよし ゆうき):八角部屋所属。現役。 碧天 大市(あおぞら だいち):田子ノ浦部屋から春日野部屋へ移籍。現役。 大海 一成(たいよう かずなり):尾上部屋所属。現役。 紫雷 匠(しでん たくみ):木瀬部屋所属。現役。 羽出山 将(はつやま しょう):玉ノ井部屋所属。本名。現役。 阿龍 佑晟(あーろん ゆうせい):二所ノ関部屋所属。現役。
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