難読化の欠点
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 14:12 UTC 版)
「難読化 (ソフトウェア)」の記事における「難読化の欠点」の解説
せいぜい、難読化は単なる時間稼ぎに過ぎず、プログラムのリバースエンジニアリングを不可能とするものではない。実装によってはパフォーマンスの低下を引き起こすほか、依存性の注入(Dependency Injection, DI)などの目的で、参照する対象の名前を文字列で与えるようなリフレクション・自己反映計算APIを利用している場合などでも、原理的に難読化によって動かなくなるため、難読化が可能な部分が制限される。 また、難読化は必然的に第三者による安全性や正当性の検証を阻害するため、Webブラウザの拡張機能などのプラットフォームではセキュリティの観点から禁止されつつある。
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