陰流の者達
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 21:45 UTC 版)
「SHADOW SKILL」の記事における「陰流の者達」の解説
シア・カーン 声 - 大友龍三郎 クルダ流交殺法陰流創始者にして、虎の王の異名を持つ。陰流が地上で最強の闘技であることを証明することを目的として掲げているが、真の目的は魔導力を世界から消し去り、人が魔導力に頼らずに人のまま神を超えた人の王のもとで世界をひとつにする事。2000年前に初代クルダ王と共に戦った7人の1人であり、当時の字は「虎王」。不老不死の呪いを受けた後、陰流を創始。さらに同じクルダ建国の仲間であった聖王女リルベルトとの間にヴァジュラ、ヴァイ、ガウを儲ける。ガウを人の王として成長させるためにさまざまな手段を講じ、それを成し遂げるためにはどんな障害も実力で排除しようとする。 リルベルトを手にかけた後、『クルダの傭兵』として立ちはだかるガウと闘う。強靭な肉体と精神力、そしてガウをも上回る速さでガウを追い詰めるが、最後は基本に立ち返ったガウの一撃必殺の蹴り技の前に倒れた。 レン・フウマ 声 - 関智一 シア・カーンの弟子のひとりで陰流の使い手。師であるシア・カーンを父のように慕っているが、自身がガウのテストケースであることを知りガウに激しいライバル心を燃やしている。陰流のクルダ侵攻の際にガウとの最終決戦に臨み、戦闘では優勢だったが援軍に来たキシュラナ軍の矢を受け一度死亡。直後にカイの魔導力によって復活し、カイによって魔法「神羅(カグラ)」を施され、全てのクルダ流交殺法を知る最強の闘士となるが、ガウが繰り出した陰流「空牙(クーガ)」を受け死亡。死の間際、ガウとは敵ではなく兄弟のようになりたかったのだと気づき死んでいった。その後、クルダ地下でエレとの戦闘によりあふれたカイの魔力の影響を受け一時的に復活、ガウと共闘するがカイに魔力を断たれ再び倒れた。 ヴァジュラ シア・カーンの弟子のひとりで陰流の使い手。「刀傷」ヴァイ・ローの双子の兄であり、エレの元許嫁でもある。陰流のクルダ侵攻の際にクルダ王イバ・ストラを討ち取り退却の際エレと戦闘、あと一歩まで追い詰めるが右手と首を切断され敗北した。その後切断された部位を魔導力で結合し、カイ・シンクが封印を解かれ、ヴァイ達と友になり、記憶を取り戻し王に戻った一連の事件は何者かの策略であるとヴァイに伝え、ヴァイと闘うが敗北。闘士として死ねることを感謝し死亡した。 ゼクウ・リンネ シア・カーンの弟子のひとりで、最も陰流の技を受け継いだ天才。サイ・オーとエレとの決闘の際、サイ・オーに深手を負わせた張本人。陰流のクルダ侵攻後、正体を隠してエレ一行に接近し信頼を得るが、強さとは孤独という理論のもとに、ガウから仲間を排除するため正体を明かしエレと戦う。エレには敗れるが最後の力で自分への止めをガウに刺させ、人を殺すということの重さをガウに教えた。 ゴーマ・セルディス シア・カーンの弟子のひとりで呪符魔術士でもある。外見は青年だが、実際はギネビィアの魔力を借りて遥かな時を生きる老人。自身が闘いの最前線に赴くことは稀で、専らソーウルファン王国をはじめとするクルダの敵対勢力の扇動などといった裏工作を行っている。自分が魔導師になり、エレを超える闘士を作るという目的のもと、シャイルにさまざまな強化や呪いを施した。エレとの戦いに敗れたシャイルを自分の元に転移させた際に顔の半分が老人に戻り、その姿のままシャイルに顔から上半身を両断され崖下へと転落した。 シャイル・ラィディン 呪印を封じ込めた魔導指輪(エンチャントリング)と陰流を併用する魔導拳の使い手。母は違うがシア・カーンの娘であり、ガウの実の姉。ゼクウの死体を回収に来た際に、ゼクウを自ら殺したことに精神的ショックを受けていたガウを完膚なきまでに叩きのめした。その闘いは暴力的で無茶苦茶であり、さらに人の命を奪うことに何のためらいも持たない。ゴーマにエレを殺すことだけを目的として育て上げられたため、エレを殺さなければ自身に生きる価値はないと思っていたがエレの説得によりゴーマの呪縛から解き放たれた。初めて自分に生まれた「ガウの姉になる」という思いのもとエレと戦うが、決着がつく前にゴーマにより強制的に転移されてしまった。
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