闇の王の軍政
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/21 02:25 UTC 版)
「ドラゴンクエスト モンスターパレード」の記事における「闇の王の軍政」の解説
闇の王 魔の世界を治める王で、精霊王と対になる存在。白い肌で幼い少年の姿をしているが、計り知れない実力を持ち、光の大陸に拠点を構える。 先代の闇の王が渡りの時を待たずして聖なる世界に侵攻し、ヴィクタルに敗れて次代の闇の王に転生するはずだったが、闇の王に心酔するリフォトによって不完全な転生をされ、当代の肉体に先代の闇の王の魂が宿り今に至る。 主人公達が海の牢獄を経由して城に乗り込んできた時には、ラドゥガとセフィラとアッシャを取り込んで力を増して封印を解き、世界各地に魔物を送り込む。リフォトの魂=闇の衣を纏っているため攻撃が効かないが、巫女達の祈りで衣を剥がされ、一度敗北すると赤い肌で四本脚を生やした闇の王ヴラートへと変貌する。敗北後はクロナ達巫女の力で転生させられたと思われたが、魂が欠けていたため不可能になっていた。主人公の働きで七つの系統の心を使用することで完全に蘇り、その後は友好関係を保っている。 2019年6月27日からたんけんスカウトの魔王カーニバルのみ「闇の王(人の姿)」、2020年6月12日から6月セレクションの「闇の王ヴラート(覚醒)」をスカウトできる。ただし、「闇の王(人の姿)」は他のSSモンスター及びヒーローキャラの入手する確率より低く設定されている。 セフィラ 闇の世界のはしだての巫女。大人の容姿をしており、礼儀正しい性格で、先代の闇の王にも仕えていた。主人公達が闇の王の城に乗り込んできた時には既に闇の王に殺され、力を奪われたが巫女の魂が眠るいにしえの魂の座で主人公達に自らの過去を明かす。 アッシャ 闇の世界のうつしよの巫女。幼い容姿をしており、ギャルっぽい言動をとる。先代の巫女を務めていた母が闇の王に殺されたため、幼くして巫女になった経歴を持つ。まだ聖なる世界の環境が魔の世界の住人に対応しておらず、城の中でしか活動できないため退屈している。ラドゥガの次に闇の王に殺され、力を奪われた。 リフォト 闇の世界のとこよの巫女。黒い長髪の少女の容姿をしている。先代の闇の王に心酔しており、闇の王がヴィクタルに倒された時に不完全な転生をしてしまい、闇の王が魂は先代、肉体が当代という不完全な状態となってしまった。その後は闇の王に取り込まれてしまうが、闇の衣となって彼が受けるダメージを遮断している。 マスター・ラドゥガ 荒れ地の大陸出身の伝説のキャラバンマスター。アウローラの母で、キンザザ王の妻。アウローラに酷似した容姿をしており、胸元の開いたタイトなドレスを身にまとい胸に×印の傷が付いている。魔物を従わせる力を持っていたが、ある日魔物から娘を差し出すよう脅迫された際、代わりに自分が魔物に従うと契約し闇の王に従い、彼の家庭教師となった。それが原因で光の大陸の人々からは疎まれているが、魔物の扱いは良く、多くの部下から慕われている一方で、ユリヌスなど古参の魔物達からは快く思われていない。 光の大陸に向かおうとする主人公達との対立の末、自らの命が尽きないと解除できない封印を闇の王の城に施し、城で主人公に倒された。3人の聖なる巫女が彼女を蘇生しようとしたが、人間としての寿命が尽き、魔物と融合して生きながらえていたために蘇生することはできず、闇の王に取り込まれた。 その後、キンザザ王に対して夢の中で彼に新たな妻(アウローラの母)となる人物を探すよう告げ、闇の王との最終決戦では夫と共に闇の王に溺れるリフォトを諭し、闇の衣を剥ぎ取るきっかけを作った。 闇の王討伐後にカツェ村へ行くと、娘のアウローラが世界を救うため戦ったと表明したことが分かり、岩戸の教会では、光の大陸の人々がラドゥガは闇の王から自分たちを守ってくれていたことを理解したことが分かる。 2019年10月21日から交換所でヒーローキャラとしてスカウトできる。ただし、たんけんスカウトでは排出されず、限界突破でタマゴロンおよび赤タマゴロンを使用できない。 夢魔ベスノザ 夢見の王に成り代わり、いにしえの巫女を捕らえ殺そうとしている魔物。姿はボストロールそのもの。後に「ベスノザゾンビ」として蘇り、再び主人公に襲い掛かる。 ライーゾ、マッソ 闇の王の部下であるひとつめピエロとバトルレックスの色違いの魔物。炎の大陸での聖なる楽器収集において、主人公やザーラ王子を阻む。闇の王との最終決戦では彼によって「ライーゾゾンビ」「マッソゾンビ」として蘇り、冥士ユリヌスと共に主人公の前に立ちはだかる。 ユリヌス 闇の王の騎士団筆頭で、ラドゥガの部下。冷徹な性格で、聖なる楽器を全て手中に収めるため、主人公や配下の魔物達を利用している。聖なる楽器が全て集まり、ニエバの森で主人公に敗北した時は森の力で霊体として蘇るも、同じ幽霊のヴィクタルにとどめを刺された。闇の王との最終決戦では彼によって「冥士(めいし)ユリヌス」として蘇り、ライーゾゾンビ、マッソゾンビと共に主人公の前に立ちはだかる。 偽主人公、偽クロナ ユリヌスの部下で、主人公とクロナになりすまし彼らから聖なる楽器を奪おうと企む魔物。偽主人公の正体はももんじゃで、モシャスとホイミぐらいしか取り柄が無く、偽クロナは本物と違って上品な口調で喋る。ユリヌスの任務を果たそうとするが、楽器を持っているせいで他の魔物から本物と間違われて命を狙われるためにユリヌスを裏切り、主人公側につく。しかし生き延びる為とはいえ、度重なる裏切りの末に2人ともユリヌスに殺害されてしまう。墓はカルィム城の者によって建てられた。 アシュバ公爵 光の大陸の見張り塔を占拠し、闇の王の城へと繋がる跳ね橋を上げた魔物。 グルクフ 闇の王の城に入ろうとする主人公の前に立ちはだかる魔物。 おおねこまどう 先祖代々闇の王に仕えてきた執事。一人称は「吾輩」。素敵な毛並みをしている。闇の王の不在中に反乱した魔物を鎮めるために邪悪の風を解放し、役目を終えて封印して邪悪の風に憑依されてしまったが、主人公に敗北して元通りになる。 その後は協力をしてくれる。
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