開発の進展とは? わかりやすく解説

開発の進展

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 08:10 UTC 版)

横浜みなとみらい21」の記事における「開発の進展」の解説

当初2000年頃までに街全体完成目指していたが、経済状態バブル崩壊)の影響などにより計画延長されている。2000年代より中田宏横浜市長松沢成文神奈川県知事積極的な企業誘致とともに横浜市では企業立地促進条例制定され神奈川県インベスト神奈川策定し市税減額助成金など企業負担軽減する措置により優良な企業立地環境整備行っている。2000年代半ばには日産自動車グローバル本社等、多く企業法人立地進んだ2008年末の世界的な景気後退リーマン・ショック)の影響を受けいくつかのオフィスビル建設計画では中止延期等もあったが、後任林文子横浜市長引き続き企業誘致向けたトップセールス行い上場企業本社機能立地着実に進んでおり、さらに2010年代半ば以降研究開発拠点音楽施設集積なども進んでいる。 この他2010年には横浜国際平和会議場パシフィコ横浜)でアジア太平洋経済協力首脳会議 (APEC) が開催されたが、コンベンション機能拡張するため2020年向けて展示場横浜みなとみらい国際コンベンションセンター」(パシフィコ横浜ノース)が整備され国際会議誘致などMICE市場注力している。また、新港地区では新たな客船ターミナル複合施設横浜ハンマーヘッド」(新港ふ頭客船ターミナル)が整備されクルーズ客船誘致にも力を入れている。 当地区は現在も事業中であり2021年6月時点事業進捗率は約96.0%、暫定利用施設を除く本格利用決定している土地建設中・計画中含む)の割合は約90.8%となっている。近年では、これまで一定期間打ち切っていた開発事業者の公募継続して行うようにしたり、横浜市指定地域における環境アセスメント緩和条例改正)などにより開発条件柔軟性と共に経済状況左右されがちだった当地区の開発スピード性を持たせている。街づくりとしては業務集合住宅商業観光など用途集積進み最終段階入りつつある。2021年12月時点就業人口は約125千人前年比約8千人増)と増加傾向にある。さらに首都圏における観光地行楽地としての人気高く2019年年間来街者数は約8,340万人前年比30万人増)と1999年集計開始以降2001年より約20年概ね増加続けている。一方当地区内人口2017年12月時点時点で8,500人に上っており、今後児童数増加見込まれることから2018年度2028年度の10年限定地区内に小学校(名称:横浜市立みなとみらい本町小学校〈同本町小学校から分離新設〉)を開校している。

※この「開発の進展」の解説は、「横浜みなとみらい21」の解説の一部です。
「開発の進展」を含む「横浜みなとみらい21」の記事については、「横浜みなとみらい21」の概要を参照ください。

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