金剛生駒紀泉國定公園とは? わかりやすく解説

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こんごういこまきせん‐こくていこうえん〔コンガウいこまキセンコクテイコウヱン〕【金剛生駒紀泉国定公園】

読み方:こんごういこまきせんこくていこうえん

大阪奈良府県境連なる生駒金剛山地と、大阪和歌山府県境にある和泉山地からなる国定公園昭和33年(1958)、金剛生駒国定公園として指定され平成8年1996)に和泉(いずみ)葛城山地域追加指定されて現名称となる。信貴山(しぎさん)・二上山(にじょうさん)・大和葛城山(かつらぎさん)・和泉葛城山などがある。


金剛生駒紀泉国定公園

写真:霧氷の金剛山
霧氷金剛山
金剛生駒紀泉国定公園

大阪府・奈良県境を南北に走る生駒金剛山地と、大阪府和歌山県境を東西に走る和泉山脈合わせた公園である。交通の便がよく、京阪神地区からのレクリエーションエリアとしてにぎわっている。

生駒山(642m)はこの公園利用中心で、山上には多く施設がある。金剛山(1,125m)は植物が豊富で、山頂付近にはブナ林もあり、冬には霧氷人気集める。一帯歴史の古い地域であり、特に南部公園区域内やその近辺には、千早(ちはや)城址当麻(たいま)寺、金剛寺など、南北朝時代史跡歴史のある社寺をはじめ、大和時代遺跡が多い。



金剛生駒紀泉国定公園

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/03 07:51 UTC 版)

二上山

金剛生駒紀泉国定公園(こんごういこまきせんこくていこうえん)は、奈良県大阪府の府県境の生駒山地金剛山地一帯と、大阪府・和歌山県の府県境の和泉山脈一帯からなる国定公園のことである。

1958年(昭和33年)4月10日金剛生駒国定公園(こんごういこまこくていこうえん)として指定(当時の面積は15,624 ha)。1996年(平成8年)10月2日に和泉山脈一帯を編入し、名称も金剛生駒紀泉国定公園(こんごういこまきせんこくていこうえん)に変更された。

都心に近く自然が多く残っていることや、自然公園が多くあることなどにより、ハイキングなどで訪れる人も多い。

地理

槙尾山の清水の滝

面積

  • 総面積 - 23,119ha
    • 奈良県域 - 4,880ha
    • 大阪府域 - 15,535ha
    • 和歌山県域 - 2,704ha

おもな山

おもな滝

  • 金剛山 - 妙見滝、高天滝、天ヶ滝
  • 槙尾山 - 清水の滝
  • 滝畑四十八滝

観光スポット

奈良県

大阪府

以下の各園地は、府の条例により大阪府民の森に指定されている。

  • 大阪府民の森くろんど園地
  • 大阪府民の森ほしだ園地
  • 大阪府民の森むろいけ園地(緑の文化園)
  • 大阪府民の森中部園地(くさか園地、ぬかた園地、なるかわ園地、みずのみ園地)
  • 金剛山 - 転法輪寺、葛木神社、もみじ谷
  • 大阪府民の森ちはや園地
  • 大阪府民の森ほりご園地(紀泉わいわい村)

和歌山県

関連市町村

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