追加装備・ユニット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 00:03 UTC 版)
「ガンダムTR-6」の記事における「追加装備・ユニット」の解説
各形態専用の装備・ユニットは各形態を参照。 サイコブレード 頭部のV字アンテナに替わって装備される、翼の生えた少女(インレの擬人化)の彫像をかたどったサイコミュ送受信用ブレード・アンテナ。「フィギュアヘッド」とも呼ばれる。これを装備する機体はガンダムTR-6[ウーンドウォート]サイコブレードカスタムと呼ばれる指揮官機仕様とされ、レジオンでもグロリア・ザビ機をはじめごくわずかである。また、クインリィのコアMSとなるのはこの仕様である。 高級な火星産の希少金属を使用しており、黄金に輝く。もともとは「OVER THE MIND」計画と連動した、強化人間用のマンマシンインターフェースの一種として開発されており、強力なサイコ・ウェーブにより各サイコミュ兵器との同調率を高めるほか、監視衛星「エレノア」とのサイコミュ・リンクや、EWACキハールとの連携も可能。さらに、通常のV字アンテナより大きく左右に伸びた角が、敵味方双方にガンダムタイプであることを視認させる心理的効果を担う。 『ガンダム・インレ-くろうさぎのみた夢-』では、ニュータイプ能力をもたないジオンマーズのチェスターJr.が直接触れることで、戦死したヌマーシュら味方の強化人間たちの思念体と会話をおこなっている。 ウィンチ・キャノン ヘイズル・アウスラおよびプリムローズに装備されたバレル開放型のウィンチ式試作メガ粒子砲を強化・発展させた武装。バレルの延長によって射撃精度や威力が強化されている。また、ウィンチの有線制御による遠隔攻撃に加えてオールレンジ攻撃にも対応する。強化前から装備されているモノアイ・センサーによる隠密索敵行動や、ワイヤーに電流を流してハンブラビの「海ヘビ」のような運用も可能。裏面には3連装グレネード・ランチャーやハイパー・バズーカなど追加武装の装着も可能。なお、形態によっては強化前の旧型が装備される場合もある。 ハイ・メガ粒子砲 絶大な威力を誇るビーム兵器。第4世代MSに匹敵する攻撃力もち、同クラスの敵を凌駕することができる。面制圧力に加え、拡散式として防御兵装としても運用可能。フライルーIIとアドバンスド・キハールIIのものは外観が異なるものの、機関部は共通である。 クラッカー・ホルダー 「投榴爆弾」とも呼ばれる、円盤状のクラッカーを3基マウントする。TRシリーズの多くが装備するとされるが、TR-6以外で確認できるのはアドバンスド・フライルーのみである。サブ・アームを戦闘時に有効活用するためのもので、指示により自動で投榴される。 ウィング・ブースター 「増加ブースター・ユニット」とも呼ばれる。ギャプランのバインダー後半部を発展させた2連式の推力増加ユニットで、大推力により大気圏内での飛行を可能とし、機体に高度な機動性と運動性をもたらす。プロペラントを内蔵しているため、航続距離および継戦能力も延長される。装着位置は任意に設定可能で、機体の重心と位置の調整により性能を変化できる。 ギャプラン用ブースター / 大型ブースター / 中型ブースター ヘイズル・ラーと同様に、巡航形態で使用される。さらに、のちのフルアーマー・ユニコーンガンダムが装備する大型ブースターに酷似したもの、およびその縮小版(便宜上「中型ブースター」と呼称)を併用することもある。 ウェポン・カーゴ 「ウェポン・コンテナ」とも呼ばれる。規格化された汎用コンテナで、内部に各種兵装を搭載する。ハイ・メガ・キャノンの出力をおぎなうための増加ジェネレーターの搭載など、ほかの強化パーツの装着により引き起こされるデメリットを解消するための重要ユニットでもある。後部にマニピュレーター式の能動的ラッチを装備しており、コンテナを機体各部に自由に装着可能。 ダイダロス・ユニット (DEADALUS UNIT) 球形の大型飛行ユニットで、サイコガンダムがモビルフォートレス形態で飛行する際に使用するミノフスキー・クラフトをTR系強化装備としてユニット化したもの。熱核ジェット / ロケットやホバー推進も併用した複合飛行ユニットでもある。複数のパーツを装着して巨大化した状態でも、機体の重量を支えて重力下を自由に飛行できる。当初はロゼット強化陸戦形態でユニットの小型化が試みられるが、失敗している。
※この「追加装備・ユニット」の解説は、「ガンダムTR-6」の解説の一部です。
「追加装備・ユニット」を含む「ガンダムTR-6」の記事については、「ガンダムTR-6」の概要を参照ください。
- 追加装備・ユニットのページへのリンク