超弩級飛空戦艦ネオ・カイザーツェッペリン改号(3代目Z・Neo-Z改)
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「天空の覇者Z」の記事における「超弩級飛空戦艦ネオ・カイザーツェッペリン改号(3代目Z・Neo-Z改)」の解説
機体諸元超弩級飛空戦艦ネオ・カイザーツェッペリン改号(3代目Z・Neo-Z改) 再改修・武装強化カラクーム砂漠ラルカナルタにてウェルナー・ブラウンと反ナチス同盟Z技術者陣にて再改修・武装強化 武装艦首Z砲×1 主砲・38センチ轟雷砲(ドネルカノン)×6 ドネルカノンT鉱砲弾装填可能両舷20センチ副砲×12前部ハープーン射出砲×4下部キャノン・アンカー×240ミリ ボフォーズ機関砲座×1220ミリ エリコン機銃座×488ミリ 対空砲座×5 他・左舷可動式Gユニット(GOGMAGOGユニット)G砲×1 同Gユニットモード変更・拡散反重力砲×1Vロケット×3 搭乗者インゲ・ベイルマン(艦長)ハンス・ギュンター(副長)ウェルナー・ブラウン(艦長付補佐官)他Neo-Zに同じ 艦載機天翔馬号4号 タイガー号 レストア天翔馬号3号(キリアン機) オートジャイロ 他 その他他Neo-Zに同じ カラクーム砂漠ラルカナルタでの、超巨人機GOGMAGOGとの激闘と接近戦、続く特攻と乗員同士の白兵戦、そして諸共の墜落によって破損したNEO-Zを、ラルカナルタ中央部に存在するZやGよりも大きな巨大T鉱隕石とGOGMAGOG残骸を利用して修復、再々回収を施した艦である。 今回の改修は、NEO-Zへの改修時のような根本的設計変更を目的とはせず、蓄積したダメージの修理としてスタートした。その「修理」が「改修」となった時も、艦本体に施す改修は修復や微変更の範疇に留め、搭載装備や追加ユニットによるZの総合的武装性能の向上を図ることにした。Z本体の性能はナチスとの戦いで証明されていたが、同時に対GOGMAGOG戦や対ヴィア・サクラ戦での総合火力運用能力の低さも露呈していた。 武装強化の具体的な強化は二つで、一つ目はヴィア・サクラに搭載されていた「T鉱砲弾」の、主砲ドネルカノンへの採用である。これによって、ドネルカノンの射撃力で反重力球を多数かつ高速で射出して弾幕を形成することが可能になった。二つ目は、追加Gユニット(GOGMAGOGユニット)で、これはGOGMAGOGの残骸から片胴を回収・改造し、G砲ごとZの左舷へと取り付け、可動式の武装砲撃ユニット件艦載機運用カタパルトとして利用したものである。 またG砲は拡散反重力砲と反重力砲弾を選択して射撃できるように改造された。球状に超高圧高密度のエーテルガスを収束する事で触れたもの全てを原子のチリに分解する反重力砲弾とは違い、拡散反重力砲はスプレー状に高圧縮エーテルガスをばら撒く事で、兵員は殺さないまま部材単位で相手を分解し、撃墜された敵兵員や残存部材も付近にばらまかれたエーテルガスの浮遊力場で地上へ軟着陸さる。 新規製作の「Vロケット」も搭載されている。これは超音速で飛来する誘導ロケットミサイルで、初出撃時にはZを超える巡航速度を誇る敵YAMATOのエンジンのみを精密誘導で破壊した。 複数のT鉱弾を射撃する6門の主砲と、精密誘導兵器、Gユニット搭載の拡散反重力砲と選択式のG砲に、艦首Z砲二門の反重力砲。その二門の反重力砲を利用した時間差連射。そして巨大なZ砲弾に高速のG砲弾を意図的にぶつける事で、Z砲弾を多数の小型反重力球の散弾に分散分裂させて前方向へとランダムに加速させ、さらに手球のG砲弾で相手に確実にとどめを刺す「反重力球ビリヤード戦法」等々。Zはこの最終改造で、多種多様かつ強力無比の攻撃手段を得た。 内部構造は特に変更されていないが、Gの片胴を搭載したことによってその上部カタパルトが使用可能となり、Zの旧上部甲板使用時よりも着艦や発艦がよりスムーズに出来るようになっている。 艦載機としてオートジャイロが一機追加され、カラクーム砂漠戦で大破した天翔馬号三号機が回収・レストアされて、キリアン機として復帰している。 最終決戦時、大気圏外や深海はおろか、エーテルシールドを張る事で、短時間だが超重力偏在空間内での活動も可能な気密性を実証した。 外装は二代目と変わることなく、白を基調に緑色をワンポイントとして塗装されている。略称は最後まで「Z(ツェット)」が続投。
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