護樹騎士団幼年学校第19987期新入生
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「護樹騎士団物語」の記事における「護樹騎士団幼年学校第19987期新入生」の解説
ビアン・ネメ・ミラボー 西方大陸エメインのミラボー伯爵家公女。護樹騎士団幼年学校初の女子候補生。年齢はリジューの一つ上。 気性が激しく、自分を女として扱われる事を嫌う。最初はリジューをライバル視していたが、事件に巻き込まれ行動を共にしていく内に彼を意識しだす。正しく“ツンデレ”の人物と言える。別に男装の麗人というわけでは無く、ちゃんとスカートを穿いている。 口癖は「蹴り殺すぞ」「うつけ者」等。自らの事を「姫としては落ちこぼれ」と吐露している。 生身では剣や槍による速く鋭い突きと回し蹴りを得意としており、守護騎に乗ってさえ同じ技を宙空で行って戦うなど、守護騎を操る能力に関して誰もが認めるほどの技量の持ち主。女性であるためか、体力面において劣る所もある。 一人娘であるため、騎士ではなく、婿を取るための修行に専念するよう父や家臣から説得されている。 搭乗守護騎は、白銀の守護騎『ブランデアンジュ』。 ジャン・ルイ・ディラック 東エクス・レ・バン出身。ディラック男爵家第一公子。金で男爵位を買った大商人の息子。母は元公爵家令嬢。<会>ではビアンの練習相手を務めていた。商人繋がりなのか、ヌーサ・クロウとも友人である。年齢はリジューの三つ上。 銀髪で長身の少年。女性の扱いがうまく、候補生の誰よりも“大人”のスタンスを取っている。高慢な貴族を嫌っており、貴族らしくない主人公を気に入り、入団競技会では度々助けている。入団後は頼れる兄貴分、もしくは親友といった関係になる。 搭乗守護騎は、『スレイプニール・ヴァイオレット』。 イヴァン・ドゥ・アンヴァンシブル 通称:<侯爵> 北方大陸エトレタット出身。侯爵家第一公子。年齢はリジューの一つ上。 肩まで伸びる金髪の長身の少年。理想主義者で自信家。リーダーシップに優れ、守護騎の腕も優秀で精密射撃が得意。「騎士の規範」にうるさく、周囲には少し煙たがられている。思想の相容れないヴィガンとは犬猿の仲で、事あるごとに火花を散らしている。 リジューを最初「好色」と呼び嫌っていたが、その後の事件での行動や言葉等をきっかけに主人公の実力を認め、戦友の間柄となる。 ステファン・ザカリアス5世 通称:<猿> 南方大陸出身。伯爵家第一公子。身が軽く、機械工学にも詳しい。小柄な少年。領地が岩山ばかりらしく、領地に居た頃は岩登りしてよく遊んだらしい。無駄口や弱音を時折吐くが、その身軽さによって候補生達を度々窮地から救っている。 シャトーネイジ・ギルヴィネット。 北島出身。子爵家第一公子。銀髪で長身の少年。幼年学校入学前は医学を専攻しており、候補生達の中で怪我人や病人が出た時などは、彼がよく面倒を見ている。 カルム・リズヴォーグ 北方大陸南アニスボー出身。短い金髪の少年。<ジェニュインの双子>に想いを寄せており、彼の領地の城の寝室には彼女らの肖像画が10枚もあるという、いわゆる大“ファン”。常に彼女らの肖像画をロケットに入れてペンダントとして持ち歩いている。サーフィンが得意で、リジューやジャン・ルイに波乗りを教えた。 フェイノ・ファッチ・メーノウ 中央大陸パンコール・ラウト出身。父は貴族弁護士。茶髪で鷲鼻の少年。言葉に中央大陸訛りがある。 ギュンシュエ・フューラー 痩身で禿頭、切れ長の目の少年、ある教義に帰依している。他の候補生のグループと積極的に付き合おうとはしないが、常に沈着冷静を保っており、頼れる存在。 アプト・ルールマラン 設計の知識に明るい大柄な少年。 メネルブ・メイル 赤毛の少年。領地が牧場だらけらしく、投げ縄が得意。 ヴィガン・ゴタート・スルメール 胸板の厚い黒髪の少年。普段から「騎士団に入団したのは家の繁栄と出世のため。」と公言して憚らない為、対極的な思想を持つ<侯爵>と成績その他で事あるごとに対立する。父親とも折り合いが悪いようである。ビアンに交際を申し込んだこともあった。
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