諜報軍
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/20 04:21 UTC 版)
諜報長官アルゴス 声 - 大竹宏 身長25m、体重300t。 ミケーネ帝国の諜報軍長官。鳴門海峡に専用の城を構えている。第2話のみゴーゴンと同じ等身大サイズに描かれた。 山羊頭人身の姿で、左腕の杖に本当の顔がある。また体内に高性能な電子頭脳(コンピュータ)を内蔵しており、作戦立案の一助としている。 暗黒大将軍とは、戦法の好みが異なるため対立関係にあり、斬り合いをしたことがあるほど(第17話など)だが、素直に協力を求めてきた場合は快く応じていた。 暗黒大将軍戦死後、主導権を握ろうとリーダー風を吹かせたこともあったが、結果を出せぬ内に地獄大元帥が登場し御破算となる。戦法の好みが重なる地獄大元帥とも、そりが合わず仲が悪かった。 最終決戦目前の第54話でドリルプレッシャーパンチにより身体を破壊されたが、杖の顔は無事だったため辛うじて生き残る。本体は最後まで修復されず(最終回アバンタイトルで一瞬だけ完全復活しているが)、杖の顔は最終回までヤヌス侯爵が大事に抱えていた。最後はデモニカと共に爆死。 ゴーゴン大公 声 - 加藤修 諜報軍所属。『マジンガーZ』より引き続き登場。前作では地下帝国のトップであるDr.ヘルとも対等な立場だったが、本作では七大将軍より格下の中堅幹部扱い。幹部クラスでは唯一の等身大である。横から差し出口をして将軍から叱責されることも多い。 空中を滑るように移動する。下半身の虎の目はビデオカメラのようになっていて、記録した映像を映写することも出来る。 前線基地・火山島の建設を命じられるが、臨時に配下とされたユリシーザー、アンゴラス両将軍に横柄に接したため、彼らの独断専行に巻き込まれる形になった。第22話で戦闘獣ダンダロスをかばってサンダーブレークを受け、虎の胴体部分が吹っ飛ぶ瀕死の重傷を負う。ちぎれた虎の首を抱えて完成したばかりの火山島基地に辿り着き、闇の帝王から「貴様は我が戦闘軍団の鑑だ」と称賛され念願の火山島司令官に任じられる。最後の力を振り絞って歓喜の雄叫びを上げた途端、吐血して司令官席から転げ落ち絶命。 ヤヌス侯爵 声 - 北浜晴子 身長23m、体重270t。 諜報軍所属。ゴーゴン大公の後任として第23話から登場。破壊光線や催眠光線を出す杖を振るい、特殊部隊・キャットルー軍団を率いて暗躍する。 通常は巨体で顔は左胸にある透明スクリーンにある。変身能力もあり、左肩に黒猫を乗せた等身大の妙齢の美女や、本体の姿のまま人間サイズに化けることが出来る。二つの顔を持つローマ神話の神ヤヌスにちなんでおり(ただし神話のヤヌスは男神)、この美女の顔と、首を半回転させて現す魔女の顔を持っている。設定画では右胸からミサイルを発射するとあったが、一度もグレートやビューナスと戦闘することはなかったため作中での使用はない。 グレートや研究所の弱点を探り、そこを攻めることに長けており、ヤヌス侯爵の登場後、グレートが苦戦する話も増える。 嫌っていた暗黒大将軍の心意気に感じ入り、全力を挙げて援護するなど、武人気質も持ち合わせている。 最終決戦で要塞デモニカと共に爆死した。
※この「諜報軍」の解説は、「グレートマジンガー」の解説の一部です。
「諜報軍」を含む「グレートマジンガー」の記事については、「グレートマジンガー」の概要を参照ください。
- 諜報・軍のページへのリンク