声を持つ敵ゲストキャラクター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/20 04:21 UTC 版)
「グレートマジンガー」の記事における「声を持つ敵ゲストキャラクター」の解説
スパイX 声 - 北浜晴子(第3話) 諜報軍所属の女性アンドロイドで妙齢の美女の姿をしている。 下校するシローを科学要塞研究所の迎えの者と偽って車に乗せ、睡眠ガスで眠らせてベルトに発信機を取り付ける。シローを誘拐したと剣造へ連絡しシローを車内に放置、ジェットバイで駆けつけた鉄也によって連れ戻されるのを逆探知して科学要塞研究所のおよその位置を割り出し上司のゴーゴンへ報告した。しかし発信地点へ車で急行するところを発信機に気づき出撃した鉄也のブレーンコンドルに見つかり、怒りのコンドルミサイルを食らって車は爆発炎上。ゴーゴンが燃えさかる炎から何とか助け出そうとするも既に遅く、抱き抱えられた腕の中で爆死した。 戦闘獣クレオ 声 - 増山江威子(第9話) 身長22m、体重280t。 諜報軍所属の女性型戦闘獣だが、劇中のクレジットは「クレオ」のみで全56話中で唯一「戦闘獣」の文言が付いていない。 武器は両目から発射する光線、指先から出す粘着液、胸から発射するミサイルなど。 美少女の姿に変身してオカリナを吹きながらオープンカーで全国を気ままに旅していたが、或る日ダンプに轢かれそうなシローを救ったことでシローやボス、ジュンらと仲良くなる。だが、ゴーゴンに見つかり科学要塞研究所の攻撃を命じられて拒否するも無理やり戦闘獣へと変身させられてしまう。グレートとの戦闘中、その正体に気づいたビューナスやボロットが制止しようとするが、ゴーゴンから「グレートを道連れにしろ」と無情に体内の自爆装置を作動させられ爆死。亡骸はグレートによって厳かに海中へと沈められた。 戦闘獣ケルビニウス 声 - 井上真樹夫(第16話)(※未クレジット) 身長25m、体重330t。 かつて平和なミケーネ王国のプリンスだったが、闇の帝王と暗黒大将軍の侵略により戦闘獣へ改造されてしまう。王子としてのプライドから反抗的な態度を崩さず出撃命令にも従おうとしなかったが、ユリシーザーから「グレートマジンガーを倒せば平和なミケーネをお前に返すと闇の帝王は仰っている」と言われ疑いも持たず張り切って出撃する。グレート以外に用はないと相手にしなかったが「私が呼べばすぐに来てくれる」というジュンの言葉を聞いて気が変わりビューナスやボロットと戦って圧倒する。駆けつけたグレートとも互角の勝負を演じたが、頼みの武器である槍と盾をブレストバーンで溶かされ万事休すとなる。「戦う相手を間違えたな。ミケーネを再興したいなら何で暗黒大将軍と戦わねえんだ!」と鉄也に論破され、己を恥じた彼は接近してきたミケロスへ自爆特攻し果てる。その壮絶な最期にジュンは涙し、鉄也は「惜しい奴だった…」と呟くのだった。 戦闘獣ヘレナ 声 - 吉田理保子(第37話) 身長22m、体重250t(巨大化時)。 諜報軍所属の女性型戦闘獣。等身大でも活動可能。武器は両目から発射する光線、腰のバックルから発するハート型のビームなど。 地獄大元帥の登場に焦るアルゴス長官のためにヤヌスは兜剣造の暗殺を計画、その実行をヘレナに命じる。 ヤヌスを凌ぐ優れた変身能力を備え、炎ジュンのバストアップ写真を見ただけで下半身のミニスカートやロングブーツまでも完璧にコピー。来日したカレンをジュンに成りすまして出迎え、途中でカレンを崖から転落させて今度はカレンに変身。科学要塞研究所へ赴き剣造や鉄也を欺いた。ところが歓迎の晩餐会でナイフとフォークが合わさる際に内部メカに反応したのかスパークしてしまい、これを見逃さなかった鉄也に怪しまれる。更に本物のカレンを発見・保護したボスからの通報やジュンの応戦もあって深夜に決行した兜剣造暗殺は失敗に終わる。それでも逃げ遅れたシローを人質にして巨大化し、手出しできないのをいいことにグレートを一方的に痛めつける。が、余裕を見せた隙を突かれクインスターとグレートの連携でシローを奪回されるや一気に形勢逆転、怒りの鉄也からニーインパルスキック~バックスピンキックのコンボを容赦なく叩き込まれて爆死した。
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