観測体制
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蔵王連峰は24時間常時観測対象火山である。2010年(平成22年)以降、気象庁により坊平に地震計、空震計、傾斜計、GNSS観測機器を上山金谷と遠刈田温泉に望遠カメラが設置されている。また、東北大学により、1992年以降、地震観測などが行われている。また、宮城県と山形県により、噴火と御釜からの火山泥流、降灰後の土石流などの発生を想定し防災ハザードマップが作成されている。
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観測体制
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気象庁や防災科学技術研究所等の地震観測施設により地震の観測が行われている。 東北地方太平洋沖地震(2011年3月11日)以降、八甲田山周辺を震源とする地震が増加した。また、2013年2月以降、山頂直下を震源とする地震が散発的に発生した。一方、GPS観測により山体が膨張してるように見えるとして2013年6月18日に気象庁が観測機器を新たに設置し、監視を強化した事が報道された。2013年7月からは、東北大学噴火予知研究観測センターらによる広帯域地震観測が実施されている。また、2013年9月には、東京大学地震研究所と東北大学噴火予知研究観測センターらによる12箇所の観測点による重力臨時観測が実施された。 2016年12月1日より気象庁が24時間体制で火山活動を監視する常時観測火山に追加されることとなった。
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観測体制
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日本における気象庁震度階級は、1997年4月から、それまでの体感や被害状況による判定に代えて、全国に配置された計測震度計(seismic intensity meter)という自動計測機器により測定され、発表されている。 震度計設置を開始した当初の1991年からは、波形を収録する機能がない「90型震度計」が採用されていた。1994年からは、改良されてデジタル波形をメモリーカードに収録する機能が付いた「93型震度計」が展開された。その後、観測可能な加速度上限値を2倍以上としサンプリングレートも2倍とするなどの改良を加えた「95型震度計」に切り替えられた。現在気象庁の震度計はすべて「95型震度計」である。 95型震度計の諸元 観測成分 NS(南北動)、EW(東西動)、UD(上下動)の3成分(震度は3成分合成) 測定範囲 2048gal - -2048gal サンプリング 100Hzレート、24ビット 収録基準 計測震度0.5以上(1分単位で収集) 収録媒体 ICメモリーカード 気象庁の「震度情報」に利用されている計測震度計の設置台数は、2009年末時点で約4,200台、2011年8月時点で4,313台となっており、計測震度に切り替えられた当初の約600台から大きく増加した。これは、日本の震度観測網が世界でも類を見ないほど密になっていることを示している。うち、気象庁が管理しているものが約600台、防災科学技術研究所が管理しているものが約800台、地方公共団体(都道府県・市町村・その他の行政機関)が設置したものが約2,900台となっている。 おおむね平成の大合併前の市区町村ごとに1つの地震計を設置し、島嶼部や過疎地ではさらに多めに設置することを目標に整備され、ほぼ網羅されている。 このほかにも、地方公共団体などが設置している震度計で気象庁の情報に利用されていないものや、公的機関・公共交通機関などがダムや河川、鉄道などの安全確保を目的に独自に設置しているものも多数ある。
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