観測値系列の確率
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/07 09:52 UTC 版)
「隠れマルコフモデル」の記事における「観測値系列の確率」の解説
モデルのパラメータが既知のとき、特定の出力系列が得られる確率を求める。これは、可能な状態系列についての確率の総和によって得られる。 長さ L {\displaystyle L} の観測値系列 Y = y ( 0 ) , y ( 1 ) , … , y ( L − 1 ) {\displaystyle Y=y(0),y(1),\dots ,y(L-1)} の確率は、潜在状態系列 X = x ( 0 ) , x ( 1 ) , … , x ( L − 1 ) {\displaystyle X=x(0),x(1),\dots ,x(L-1)} の確率の総和を用いて次のように与えられる。 P ( Y ) = ∑ X P ( Y ∣ X ) P ( X ) {\displaystyle P(Y)=\sum _{X}P(Y\mid X)P(X)} 動的計画法の原理を適用すると、この問題は前向きアルゴリズムで効率的に扱うことができる。
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