茂相家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/09 03:58 UTC 版)
「電撃ドクターモアイくん」の記事における「茂相家」の解説
茂相 ヒロト(もあい ヒロト) 主人公。小学生。電撃小学校5年5組の生徒。友人や先生からは「モアイ君」と呼ばれている。あだ名はモアイであるが、イースター島のモアイとは関係がなくおにぎりのような三角形の顔形をしており、額帯鏡をつけている。「〜っス」が口癖。この口癖は、母親である葉々代も使っている。同級生から「ウルトラバカ」とまで言われるほどの馬鹿であり変態だが、医学に関しては非常に優秀な知識を持ち、医師の資格試験で満点を取るほどである。しかし、物語が進むにつれて医学の天才である設定はあまり出てこなくなる。なお、モアイは小学生であるため、本来であれば現時点で医師になることはできない(医師国家試験の項目参照)が、日本医師会会長である株木田の独断で試験が行われ、モアイはそれに合格したため医学資格を持つ初の少年ドクターとなった。ただし、義務教育が終わるまでは診察料を取ることはできないことになっている。医学の知識が身についたのは、幼少時に父親である父蔵がエロ本と勘違いして万引きした医学書を読んでいたため。 自他共に認めるホモであり、同級生の海賀大介に惚れていてアプローチを繰り返しているが、海賀からは相手にされていない。父蔵とはささいな事でしょっちゅう喧嘩をしており、家を崩壊させるほどのすさまじい戦いをするが、なんだかんだで親子仲は良い。 ファーストキスの相手は後述の夜叉子。 茂相 父蔵(もあい ちちぞう) モアイの父親。妻は葉々代。日光出身。モアイと同様おにぎりのような三角形の顔形をしており、息子同様かなりの馬鹿で変態であるがホモではない。普段は法被を着ている。かなりのお調子者。発明好きであり巨大ロボット「チチゾー・ロボ」を作ったり家の中に秘密基地があったりとかなりの科学技術を持っているようである。正体は3億年前の暗黒時代を支配していた大魔導王・チチゾ王の魔力の一部が人の形を取った存在。若い頃は拳帝(けんてい)・不死身の父蔵と呼ばれ、日本拳法界の帝王であり、世界最強の男であった。世界支配をたくらむ拳魔王と戦って刺し違えた結果、記憶を失い、現在はただの発明好きのギャンブルおやじである。 葉々代とは旅館「もあい」で働いていたことがきっかけで知り合った。父蔵が宝くじにボーナスをつぎ込んだのが原因で葉々代に逃げられるが、後に和解。必殺技は「父蔵フラッシュ」「チチゾー光線」など。 茂相 葉々代(もあい ははよ) モアイの母親であり父蔵の妻。息子のモアイと同じく口癖は「〜っス」。かつては相当な美少女で、日光にある旅館「もあい」のお嬢様であった。駆け落ちの形で実家を飛び出して結婚したようで、父蔵のことを「父蔵ちゃん」と呼んでいる。女性に抱きつかれるとジンマシンが出るモアイが平気でいられる、数少ない一人。 肉体能力は高く、父蔵との喧嘩で家を出た後はたくましく生き、オーストラリアのダイヤモンド鉱山を掘り当て「ダイヤモンドの女王」と呼ばれるまでに至る。モアイをオーストラリアに連れて行くため迎えに来たが、父蔵との和解後は親子3人で暮らす。
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