茂範(しげのり|英:Shigenori)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 00:32 UTC 版)
「Ghost of Tsushima」の記事における「茂範(しげのり|英:Shigenori)」の解説
琵琶法師が語り伝える武士。一幕「迅きこと雷の如し」に登場する、伝説の英雄。 対馬に人が移り住むようになった頃の話、異様な雷(いかづち)と大風(おおかぜ)が島を襲った。やがて雷を受けた土から狼の姿をした邪悪なる3匹の雷の妖怪(英:lightning beasts)が現れ出ると、里にて暴れ回り、破壊の限りを尽くすようになった。その者らはあまりにも素早く、常人には到底防ぐことができなかったため、対馬第一の早業の武者と謳われた剣豪・茂範が人々をして唯一の頼みとなった。茂範が繰り出す奥義「紫電一閃(英:Heavenly Strike )」は、何人も見ることができない早業の剣技であった。ただ一人で妖怪どもに立ち向かう茂範は、小松ヶ浜へおびき寄せ、砂に足を取られて動きを鈍らせた彼らと渡り合う。闘いは砂が灰になるほどに激しいものであったが、勝機を見出した茂範は紫電一閃を繰り出し、妖怪どもを一息に撫で斬りにした。最後の1匹は爆ぜるようにして果てた。妖怪どもが退治されると、雨雲は捌けて青空が戻り、島には何事も無かったかのような穏やかな日々が訪れた。その後の茂範は隠遁して人と会うことも稀となったが、類いの無い武勇と技を示す者にのみ紫電一閃の奥義を伝えたという。大風の再び来る時、刀を茂範の庵に捧げよ。秘伝の奥義は子孫が手掛かりを握っている。
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