緑地とレクリエーション
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/28 21:31 UTC 版)
「ビーレフェルト」の記事における「緑地とレクリエーション」の解説
ビーレフェルトの一部は TERRA.vita 自然公園およびトイトブルクの森/エッゲ山地自然公園に含まれる。市域に張り出したこの尾根は、多くのレクリエーションの機会を提供している。 トイトブルクの森の中あるいはこれに面してビーレフェルト植物園がある。ここには、アルピヌム(高山植物の石庭)、竹林、ロックガーデン、シャクナゲとツツジのコレクション、薬用植物園・ハーブ園、荒れ地を模した庭、ブナの森の植生、約200種のレッドリスト登録植物の他に、100種430匹以上の地元の動物を集めた1928年に創設されたオルダーディッセン郷土動物公園がある。 オーバーゼーは市の北部、シルデシェ地区にある堰止め湖である。この湖の周辺には、広さ 80 ha の緑地が設けられている。歴史的な建造物を改築した食堂ゼークルークは人気のハイキング地である。鉄道高架の東側に、レクリエーション施設としてウンターゼーを造成する計画もあった。この計画は、費用の問題や自然保護の理由から実現せずに放棄された。 内市街の大きな公園としては、ルドルフ=エトカー=ハレに隣接するビュルガーパルク(市民公園)、ラーフェンスベルガー公園、ラーフェンスベルガー紡績工場の周辺に位置するイギリスの姉妹都市にちなんだロッチデール公園、古い建築を含むノルトパルク(北公園)を挙げることができる。ノルトパルクは、第二次世界大戦中はジャガイモ畑に利用されていた。幾度もの改造を経て、現在は広大な風景庭園となっている。この公園内には戦後、個人庭園から石造の園亭が移築された。この園亭は1830年にシンケルの弟子によって造られたものである。 2003年からガッダーバウム管区に日本庭園が造られている。 1912年に開園したゼンネ墓地は、広さ約 100 ha のドイツで最も広い墓地公園の一つである。自然のままの土地であるゼンネに近い特殊な場所であることや、異例の広さのため、ゼンネ墓地の様々な箇所に生態学上のニッチが形成されている。ここには、ノルトライン=ヴェストファーレン州のレッドリストに登録されている98種類の蘚苔類のうち20種が自生している。ケーテ・コルヴィッツ、ゲオルク・コルベ、ペーター・アウグスト・ベックシュティーゲル、ハンス・ペラートナーといった芸術家たちが制作した墓碑はこの地の文化的価値を表している。ヨハニス墓地は、1874年にヤーン広場に隣接して拡張された墓地である。ここには、アウグスト・エトカー(ドイツ語版)やカール・ベルテルスマンといったビーレフェルトやその周辺の著名な人物が埋葬されている。 自然文化財の中には、1742年に現在のニーダーヴァルに植樹された周囲 5.5 m のプラタナスや、ヴェルバッハ通りの高さ 4 m、重さ 117 t の迷子石が含まれる。 ビーレフェルト植物園 オーバーゼー ビュルガーパルク ロッチデール公園 ビーレフェルトの日本庭園
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