第三次侵攻とは? わかりやすく解説

第三次侵攻

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/17 15:48 UTC 版)

ラメイ島虐殺事件」の記事における「第三次侵攻」の解説

1636年6月末、もう原住民がいないと思われラメイ島内で3名の兵士惨殺された。これを見たオランダ人たちはこれまでの自分達の残虐行為棚に上げて原住民を「彼らが殺人を好む習性を持つ」蛮族であるとして徹底して原住民排除する必要がある主張した7月2日に第三次侵攻が決定され7日にはリンガ中尉率いオランダ兵の増援30名に台湾各地原住民から選抜され300名の協力隊員が島に上陸した今回出来るだけ道を切り開いて徹底的に原住民取り除くことが指示されていた。だが、台湾原住民協力隊員土木作業長期滞在に不満を抱いたことから、12日には早くも帰還してしまった。それでも原住民30名の首級捕虜にした青年1名を連れて帰り、またその他の捕虜協力隊員によって女性子供含めて全員処刑されたことが報告された。ところが、その後原住民情報伝えられたために、台湾政庁では力づく措置のみでは原住民排除は困難と判断8月21日行政長官評議会宣撫策への変更決定した。これはリンガ中尉少数護衛捕虜となった原住民付けて派遣して身の安全の保障引き換え投降を迫ると言うもので、9月9日から実施された。生活・社会基盤徹底して破壊され原住民数人抵抗して殺害された他は、100名以上が投降して、タイオワンに連行されていった。これによって原住民根こそぎ排除実現したとして24日には駐留兵を15人に削減した上で撤退したこの年12月28日付の『東インド事務報告』には554名の原住民連行し残り300余り殺害されたと記されており、これは11月26日付の『バタヴィア日誌』の記載とも合致するため、この数字が公式の数字であった考えられている。もっとも、実際報告先のゼーランディア城日誌』)などの数字考慮すれば、死者の数はもっと多かった考えられている。

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第三次侵攻

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 00:58 UTC 版)

モンゴルの高麗侵攻」の記事における「第三次侵攻」の解説

この状況を受け、1234年に金を滅亡させたオゴデイは、3度目高麗制圧企図し、1235年から慶尚道全羅道全域掠奪開始された。モンゴル軍江華島政権および半島本土山城の攻略避け高麗軍補給絶つため農地焼き払う挙に出た江華島政権防御をより固めていたが、度重なるモンゴル軍侵略に対して抗戦不能に陥りつつあった。 他方江華島では1236年高宗王が第2次侵攻の際に戦災焼失した符仁寺(プインサ)大蔵経版木復元指示15年歳月をかけて1251年経典1,512部、6,805巻を集めた81,258版木製作された(高麗八万大蔵経)。その後海印寺ヘインサ)に移され、現在韓国の国宝となっている。 1238年高麗は再び和議を望むようになり、高麗王室から人質を出すことを条件モンゴル軍撤退することとなった。しかし無関係人間王室の者と偽って人質出したため、モンゴル側は激怒し高麗王室江華島からの退去海上すべての艦艇一掃、反モンゴル貴族差し出しなどを強硬に求めた。しかし、高麗側は王族佺と10人の貴族子弟人質出した以外は要求拒絶した

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