空母任務群司令官・1943とは? わかりやすく解説

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空母任務群司令官・1943

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/24 17:26 UTC 版)

アルフレッド・E・モントゴメリー」の記事における「空母任務群司令官・1943」の解説

1943年半ば入ってモントゴメリー太平洋戦線出動することとなった新鋭空母エセックス」(USS Essex, CV-9)に将旗掲げ、第12空母任務群司令官として高速空母任務部隊司令官チャールズ・A・パウナル少将アナポリス1910年組)の指揮下で活動開始モントゴメリーの第12空母任務群は他の艦艇加えて14任務部隊称され、第14任務部隊10月5日から10月7日までの間、日本軍の占領にあったウェーク島爆撃した11月入りギルバート諸島攻略ガルヴァニック作戦差し迫ると、第5艦隊司令長官レイモンド・スプルーアンス中将アナポリス1907年組)はパウナル直卒の第15任務部隊モントゴメリー率いていた第14任務部隊を第50任務部隊として再編成し、第50.1任務群をパウナルが直接率い、第50.2任務群をアーサー・W・ラドフォード少将アナポリス1916年組)、モントゴメリーに第50.3任務群を、そして「テッドフレデリック・C・シャーマン少将アナポリス1910年組)が第50.4任務群を率い体制改められた。 その頃ソロモン諸島の戦いブーゲンビル島の戦い目前にしており、南太平洋軍司長官ウィリアム・ハルゼー大将アナポリス1904年組)は空母欲していた。しかし、空母はその多くガルヴァニック作戦充てられ、テッド・シャーマンが率いる「サラトガ」と新鋭の「プリンストン」(USS Princeton, CVL-23)のみが当面差し向けられることとなった。テッド・シャーマンの空母群は第38任務部隊名乗り11月5日日本軍一大拠点ラバウル爆撃して栗田健男中将率い強力な日本艦隊大打撃与えたラバウル空襲)。これを見たハルゼーダメ押しラバウル空襲を行うことを決め太平洋艦隊司令長官チェスター・ニミッツ大将アナポリス1905年組)に新手空母任務部隊派遣要請したニミッツギルバート諸島方面戦況をにらみつつ、新手空母任務部隊派遣することとしモントゴメリーの第50.3任務群をラバウル差し向けることとした。第2回ラバウル空襲11月11日行われ、テッド・シャーマンの第38任務部隊ブーゲンビル島北方から、モントゴメリーの第50.3任務群は同島南方から挟み撃ち格好艦載機発進させた。第2回ラバウル空襲第二水雷戦隊高間少将)に打撃与えて成功した。しかし、第50.3任務群は第三次ブーゲンビル島沖航空戦遭遇し反復攻撃中止してソロモン海域から引き揚げた。第50.3任務群はエスピリトゥサント島経由して第5艦隊復帰しギルバート戦場向かって11月18日から20日にかけてはタラワ攻撃実施したモントゴメリー一連の働きのうち、タラワ攻撃評価され海軍殊勲章英語版)が授与された。 少将率い空母任務群は、1943年11月18日から12月10日わたって中部および南部太平洋海域所在する日本軍部隊打撃与えた。彼はギルバート諸島タラワ対す反復攻撃指導したが、それは味方部隊最終的にタラワ占領するという戦略的勝利大い関わることとなったまた、5時間にわたる敵の夜襲臆することなくクェゼリン環礁中心とするマーシャル諸島各地点在する日本輸送船航空機施設に対して絶え間ない空襲行った。彼は以前にも、ウェーク島ラバウルおよびニューブリテン島対す攻撃実施し、それらは太平洋戦域における味方部隊迎えであろう最終的な勝利大きな貢献となった。 — 

※この「空母任務群司令官・1943」の解説は、「アルフレッド・E・モントゴメリー」の解説の一部です。
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