真王家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/16 15:49 UTC 版)
リョザ神王国の王家であり、<神々の山脈>の彼方からやってきた、王祖ジェの子孫の一族。一族は皆「〜ミヤ」という名が付けられており、金色の瞳と輝く髪を持つ。
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真王家
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セィミヤ 声:高橋美佳子 リョザ神王国の王女で、ハルミヤの孫娘。エリンより2歳上。両親が馬車の事故で亡くなっていた事もあり、ハルミヤ崩御後、次代真王に即位する。金髪で、瞳は金色。王女時代から崩れゆく国の在り様に苦悩している。大公家の長男であるシュナンと恋仲になり、国を一つにする為という彼の意志に共感し後に結婚するが、真王家と大公家との婚姻を経ても依然残る領民同士の対抗意識、最も清くあらねばならない真王が「穢れ」た大公と婚姻することで穢されてしまったと見做す真王領民への後ろめたさ、そしてそれらに対してハルミヤの様に固い意志を持って振る舞えない自分に歯がゆさを感じている。シュナンとの間に2児を授かり、『探求編』では第3子を懐妊中だった。 決戦後、エリンの言葉を元に新たな王獣規範を作成し、現真王としてリョザ再興の為に本腰を入れて取り組む様になる。臣下を始めとする真王領民にも、国の為に当事者意識を持たせるよう導くようになる。 なお、アニメではハルミヤの崩御後、原作よりも精神的に著しい成長を見せており、シュナンに対しても自分の考えをきちんと述べている。また、エリンには友情に近い感情を持っており、アニメでは彼女が「誰かエリンを助けて!」と叫んだ事が、リランのエリン救出のきっかけとなっている。 ハルミヤ 声:谷育子 『闘蛇編』『王獣編』の時代における真王で、初登場時60歳。王都の王宮で他の一族と共に暮らしている。王都に懐が広い果断な性格だが、物事を深刻に捉えてしまうきらいがある。ダミヤの誘惑に惑わされない、エリンの毅然とした態度を気に入る。 3歳の時に<血と穢れ>の襲撃によって母と祖母を亡くしたため、真王に伝わる知識を継承しないまま5歳で即位している。故に王獣規範の由来や祖先の歴史などを知らず、後にエリンからその話を聞かされ愕然とした。 ダミヤの策略により、カザルムへの行幸からの帰途、闘蛇軍の襲撃に遭い頭部を強打。一時は回復するも、その後王都へ到着すると同時に脳内出血で倒れ、そのまま崩御する。 ダミヤ 声:石田彰 ハルミヤの甥で、セィミヤの従叔父。セィミヤがもっとも気を許している人物。真王は代々女帝であるため自身に王位継承権はなく、大公領をたびたび視察に訪れるなど、自由奔放な生活をしている。 30歳になろうかという年だが妻は娶っていない。貴族の未亡人から平民の娘まで幅広く手を出すほどの女好きで、作中ではエリンにも声をかけハルミヤから「悪い癖」と苦言を呈されている。一見すると単なる優男に見えるが、気働きのある男でもあり、ハルミヤにとっては行政面の良き相談役である。 その本性は権勢欲の強い狡猾な陰謀家であり、シュナンと袂を分かったヌガンを心酔させ、自分の配下に引き込む。また密かに用意した闘蛇の卵を真王領に流し、それらを使って闘蛇部隊を組織、カザルムへの行幸を終え王都に戻る途中のハルミヤを、大公の仕業に見せかけて闘蛇部隊に襲わせ暗殺。次期真王に即位したセィミヤと婚姻を結ぶことで権力を掌握し、さらに大公軍の闘蛇をエリンの<操者ノ技>を使い我が物にし[要出典]ようと画策した。 だが、その迂闊な発言が結果的に裏目に出て、エリンに真実を知らされていたセィミヤが大公家との和睦を決定、これを阻止しようとするも、部下の中に紛れ込んでいたイアルに取り押さえられる。シュナン抹殺の保険として用意していたヌガンの闘蛇部隊もエリンとリランによって撃退され、シュナンを救出されてしまう。これによって彼の計画は完全に瓦解し、最終的にはイアルによってその場で斬殺されるという呆気ない最期を遂げた。 ユイミヤ セィミヤとシュナンとの間に生まれた皇女で、現時点ではセィミヤの後継者。初登場時は5歳。金髪だが瞳は黒い。 シィミヤ ハルミヤの祖母で幼かったハルミヤを守らせるために堅き楯を作った。 ミィミヤ シィミヤの娘でハルミヤの母。〈血と穢れ〉が王宮に火を放った際、火にまかれて命を落とす。 リノミヤ ハルミヤの娘でセィミヤの母。馬車が立ち木に激突するという不慮の事故で夫と共に命を落とす。 オリヤ セィミヤの遠縁の従兄
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